2018年03月13日

井之口さんからハマダイコンの花が咲いたと連絡をいただいた。


この時期、早稲田ミョウガタケの栽培をされている井之口喜實夫さんから、ハマダイコンの花が咲いたと云うので、ハウスに案内いただいた。

ハマダイコンと云うと、鎌倉由比ガ浜に生育しているものに、商品名として鎌倉大根の名を付けて、まち興しが始まっていることは、当ブログで紹介している。




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井之口さんは、昨年5月、ご夫妻で東北6県を車で踏破、1.700キロだそうだが、山形の鶴岡でたまたま野良大根の花が咲いていたので、農家の方に頼んでもらってきたと聞いていた。

上の画像をタップすると山形大学の江頭宏昌教授に頂いた鶴岡の写真。

山形では野良大根というそうだが、これがハマダイコンだ。

ハウスの中に植えられていたが、このところの温かさで、抽苔してきた。



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2018年01月12日

鎌倉だいこん未来研究クラブの運営委員会が、10日、鎌倉市佐助の福来鳥で開催された。


昨年の11月に開催された第3回鎌倉大根収穫祭以後、鎌倉だいこん未来研究クラブの会員が集まる機会がなかったが、新年早々都合のついた方々が15時から集まると云うので、アドバイザーとして参加した。

未来研究クラブは現在花村勝男さんが代表をされていて、当日参加されたのは、看護師をされていて収穫祭では庶務を担当された名和幸子さん、NPO鎌倉広町の森 市民の会理事の渡邉公子先生、女将の愛犬とが散歩友達だと云う平山眞さん、博子さんご夫妻。舞踊家で坂東流家元の阪東遥先生、そして女将の佐藤えださん。




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皆さん、鎌倉大根への思いを語り、未来研究クラブの取り組みについてお話をされたが、そんな中から2018年の取り組みについても、まとまっていった。

花村会長は、「鎌倉市民に鎌倉大根を知らせるには、年1度の収穫祭だけではだめで、四季毎にイベントをやるぐらいでないと・・・・。」との考え方を持っておられた。

女将のえださんは、「渡辺先生が鎌倉大根で染めた衣装で、阪東先生に踊ってもらう」また、「染色を子どもたちに教える」を考えていた。

上の画像をタップする

福来鳥の菜園には、鎌倉大根が寒さに耐えていた。




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2017年12月28日

鎌倉大根の葉を練り込んだ “うどん” は大根をおろしていただいた。旨い!!


鎌倉で、ギャラリーそしてだいこん料理の店を商う福来鳥に勤める名和清香さんが、鎌倉大根の写真を送ってくれた。
今年は、播種した9月初めに長雨日照不足が、さすがの鎌倉大根の生育に影響を与えた。 

鎌倉野菜を栽培している山森金雄さんにお願いしていた鎌倉大根が、鎌倉野菜を販売している「連売」の鎌倉市農協連即売所に1本150円で並んだ、

昨年、山森さんが販売したのが11月だったから、1カ月遅れた感じた。




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上の画像をタップする。

朝方の込み合った連売とは違って、昼頃行くとひっそりとしている。


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2017年12月01日

鎌倉だいこんの栽培記録を「北鎌倉湧水ネットワーク」から紹介する。


鎌倉大根の栽培については、北鎌倉湧水ネットワークに野口稔代表がアップしているが、鎌倉大根について何枚もの写真をアップしているのは貴重で、参考になる。

野口さんのネットについては、昨年の2月に紹介しているが、その後、について紹介する。





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上の画像をタップする
長石美紀さんに鎌倉市長賞:第3回鎌倉だいこん収穫祭11・26


不思議!小さい順に開花:鎌倉だいこん栽培記録J3・7

出雲おろち大根の先例に学ぶK:鎌倉だいこん栽培記録3・19

ピンチ! 寒害、それとも軟腐病:鎌倉だいこん栽培記録L4・20

変調の理由は軟腐病か:鎌倉だいこん栽培記録M4・24

鞘が茶色になり、一部落下:鎌倉だいこん栽培記録N6・3

大根より2〜3日遅れて発芽@2017鎌倉だいこん栽培記録9・3

子葉完全に開き、本葉出る"17鎌倉だいこん栽培記録A9・13

葉の長さ、ペットボトル超え"17鎌倉だいこん栽培記録B10・20


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2017年11月30日

第3回 鎌倉大根収穫祭が鎌倉市佐助自治会館と佐助稲荷神社で開催された。


2015年から始まった鎌倉時代に栽培された鎌倉の大根探しは、鎌倉市民によって発見され、以後活動は広がりを見せている。

これまでは、大根料理の店「福来鳥」の佐藤エダ女将の熱い思いから始まったことだが、参加者が「福来鳥」のためにやっているような誤解を招いていた。

純粋な鎌倉の市民活動としていくために、収穫祭の持ち方、活動のグループ化などで、佐助稲荷神社に伝わる大根を広めようと、会場を佐助自治会館で開催された。




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第1回から、ゲストティーチャーとして、指導されている神奈川県農業技術センターの原康明研究課長〈三浦半島地区事務所〉と、

ハマダイコンの商品化を積極的に進めている島根大学植物育種学研究室の小林伸雄教授もご夫妻でお越しになった。

また、神奈川県種苗協同組合の成松次郎技術顧問も時間を割いてご参加いただき、情報の共有化が出来た。


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2017年09月08日

鎌倉大根を栽培する、鎌倉市立御成中学校の生徒たちが、新たな研究テーマを模索!!


鎌倉大根の普及活動は、鎌倉皆さんを中心に鎌倉大根未来研究クラブが活動を展開しているが、このほど鎌倉市立御成中学校の生徒たちへのプレゼンテーションに出かけた。

同校では、昨年から科学部栽培班によって栽培を始めているが、今年は、顧問の先生が変わられたことや新入生か多く入ったことから、プレゼンテーションを実施したもの。




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そこで、パワーポイントでは、鎌倉大根の発見から普及までのお話をした。

鎌倉市長にも要請したのを始め、
鎌倉の農家山森さんが栽培し、鎌倉市農協連即売所で販売したことから鎌倉野菜に加わった。

全国紙の農業共済新聞が一面トップで扱ってくれたことで、全国的に知られるようになった。

最近では、渡邉公子先生が染色に取り組んでくれ、鎌倉大根の活用が新たに開けたが・・・・・。

上の画像をタツプする
同校では女生徒を中心に、鎌倉大根による染色工芸に注目し、取り組みたいとの、希望が寄せられてた。



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2017年05月12日

鎌倉大根を使った染色工芸で渡邉公子先生が いにしえの爽やかな色を再現した。


鎌倉の大根料理店「福来鳥」のオーナーさとうえださんから電話をいただいた。

何でも、鎌倉市稲村が崎にお住いで、「NPO鎌倉広町の森 市民の会」の渡邉公子理事が、鎌倉大根を使って草木染をしたら素晴らしい色が出たと、興奮された声で電話をかけてきたもの。

渡邉先生は、鎌倉市の市民活動のリーダーとして長年活躍されてきた方で、鎌倉大根の復活普及に取り組んでいる「鎌倉だいこん未来研究クラブ」のイベントには第一回から出席されていて、必ず前向きなお話をされている。

渡邉先生は教育者で、定年後も高校の非常勤講師を務めるほか、三軌会工芸部会員としても活躍されてきた。

特に、草木染は、大学・短大の助手時代、日展評議員であった大坪重周氏に師事したことから、染色工芸をライフワークとされているという。






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福来鳥の菜園で切ってきた、鎌倉大根の茎や葉、花や莢などをはさみで細かく切って、煮込みました。

上の画像をタップする
渡邉先生は、第一回の収穫祭でもお話をされたが、昨年の夏開催した勉強会でも、「昔から由比ガ浜に生育している鎌倉だいこんの若葉や柔らかい莢などを摘んできて、山菜感覚で食べてきた。それが健康法です。」と皆さんに紹介されたが、その時は、まだ草木染の話はされなかった。

昨年の収穫祭にもお見えになり、二列目の端に写っている。。



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2017年05月06日

「鎌倉だいこん未来研究クラブ」の菜園で、採種の勉強会が専門家の指導で行われた。


「鎌倉だいこん未来研究クラブ」から、何度か報告をいただいていた。
大根料理の店「福来鳥」の畑には鎌倉大根の花が咲き競い、4月14日、畑のわきのソメイヨシノも満開だった。

由比ガ浜の浜ダイコンも観光客の目を引いているが、桜の花が咲き始めた頃から5月の連休明けまで十分に楽しめる。





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鎌倉大根は、2015年に初めてタネをまき、2016年に同菜園で初めて採種し、その種で鎌倉市の農家・山森金雄さんに昨年栽培してもらっている。



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2017年03月25日

おろち大根おろしを鎌倉の伝統食"シラス丼"にのせると絶品!!と、鎌倉在住の山田雅子さんが教えてくれた。


先日、「出雲おろち大根」を育成した島根大学の小林伸雄教授が、鎌倉大根の復活普及に取り組んでいる「鎌倉だいこん未来研究クラブ」の拠点、大根料理の店「福来鳥」に立ち寄られたことは、当ブログで紹介した。

その席に、鎌倉にお住いの山田雅子さんがお越しになった。
初めてお会いしたが、鎌倉の文化については、造詣が深く、鎌倉市章は、源頼朝の家紋で笹竜胆(ささりんどう) だとか、
自生している株から採種しながら20年も前から栽培されていて、スマホに保存された写真を何枚も見せていただいた。

2009年に山田さんはブログに「鎌倉の大根話」を書いていた。
レンバイ所(鎌倉農協連販売所)で購入した鎌倉で栽培されている大根について・・・。






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帰り掛けに残っていた者に、
小林先生から”おろち大根”が配られたが、
山田さんから頂いた、写真添付のメールによると、

上の画像をタップすると
「頂戴した”おろち大根”を家族で味わいました。
大絶賛でした。

 鎌倉や江ノ島で若者に人気の “しらす丼” にのせました。
大根の辛さ、風味、あと味、量感・・・・、
生わさびを上回る程だと感じました。

しらすは鎌倉の前浜で獲れ、数少ない漁業の観光資源です。
しらすと大根おろし(普通の)は元々相性が良いものですが
”おろち大根”との出会いは格段上でした。

 鎌倉大根も此のような味になるのかと楽しみです。」
とあった。

鎌倉大根もそうだが、水分が少ないことから、
おろしても、びちゃびちゃにならないから、風味、あと味特に良い。




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2017年03月23日

出雲おろち大根を育成した、島根大学の小林教授ご夫妻が、連休の合間、鎌倉「福来鳥」にお見えになった。


鎌倉大根の話題が広がっている。
今年の2月、神奈川県園芸種苗対策協議会が発行した、「かながわゆかりの野菜」が、鎌倉大根にページを割いていて、

鎌倉大根 〜狐の恩返し〜、を掲載し、「復活のきざし」として復活プロジェクトを始めたと、成松次郎先生が紹介してくれたことは、当ブログで紹介した。

また、神奈川県農業技術センター三浦半島地区事務所の原康明研究課長は、先日、島根大学が取り組む「出雲おろち大根」の調査に、同大植物育種学研究室の小林伸雄教授を訪ねていて、

お帰りになって原課長から電話を戴いたが、今後、県農業技術センターでも、栽培をしてみたいと話されていた。
神奈川県の農業技術センターが取り上げてくれることは素晴らしいことだ。

しかも、小林教授ご夫妻が、この連休中に「福来鳥」のさとうえだオーナーに会いに、鎌倉に立ち寄るとの情報を寄せてくれた。

そんなことで、私もこれまでの経過を報告したいので、お会いしたいと、えだオーナーに伝えていて
「鎌倉だいこん未来研究クラブ」のメンバーの内、都合のつく方に集まってもらった。





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当日は、小林教授ご夫妻が「福来鳥」を訪ねられるというので、
「北鎌倉湧水ネット」の野口稔代表、鎌倉大根を栽培してくれている鎌倉の農家リーダー・山森金雄さん

山森さんの畑に連れて行ってくれた井出朋子さん(アグリビジネスコーディネーター)、そして最近井出さんと共にリーダーシップを発揮されて、頼りにされている花村勝男さんが集まった。

鎌倉にお住まいの山田雅子さんもお見えになった。
山田さんは鎌倉の歴史文化に造詣が深く、鎌倉大根の情報を知り、私が来るからと訪ねてくれたようだ。

上の画像をクリックする
小林教授には、鎌倉大根の発見の経過についてご報告したが、佐助稲荷神社に伝わる伝説の大根として評判になっていることも・・・

伝説の大根として、今後どのようなタイプにしていくかについて問われたので、
最終的には、鎌倉の皆さんが決めることだがとして、アドバイザーとしては、タイプは「出雲おろち大根」のタイプが望ましいところで、疫病を治したという伝説から、辛い大根が望ましいと、鎌倉大根への思いを伝えた。

小林教授は、辛みにこだわると、太らないと・・・・。

小林教授が事前に、福来鳥に送ってくれた「出雲おろち大根」を手にして説明された。
出雲では、砂地での栽培で出雲タイプが栽培されているという。




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2017年03月19日

鎌倉野菜を栽培する山森さんの畑で、採種用の鎌倉大根に花が咲いた。


啓蟄に、鎌倉市関谷の長田克巳先生から、写真が貼付されたメールをいただいた。
昨年の、10月に山森さんの畑でお会いしているが

メールには「関谷七色畑の「瞑想の小径」を毎朝散歩しております。
昨年、山森ファームに蒔いたハマダイコンの花が咲いておりました。」とあった。

山森ファームの山森金雄さんは、鎌倉野菜を販売している鎌倉市農協連即売所(一名レンバイ) の組合長をされた方で、昨年種をお渡しして栽培していただいたことから、鎌倉大根は、鎌倉野菜として位置づけられた。

昨年は、レンバイで販売されたが、完売だったことから、今年は種採りもお願いしている。






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永田先生には、莢が出来たら写真を撮って送っていただきたいと、お願いしたところだ。

上の画像をクリックする。



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2017年02月25日

「北鎌倉湧水ネット」野口稔代表のブログに、鎌倉大根の成長記録が掲載された。


「鎌倉だいこん未来研究クラブ」の集まりで、何度かお会いしている「北鎌倉湧水ネット」の野口稔代表は、鎌倉六国見山の木材で作った炭を、畑にまいて土壌改良を行っていて、ご自分の菜園はもちろんの事、佐助にある「福来鳥」の畑にも蒔いてくれている。

野口代表は「北鎌倉湧水ネット」に、鎌倉大根の成長記録を掲載しているので紹介する。





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上の画像をクリックする
見るからに、しっかりした葉が茂っているが、
つぼみが顔を見せて、抽苔が始まった。
これから花が咲くまで、
いや、花が咲いて、莢ができる経過が楽しみだ。

野口菜園における鎌倉大根
みんなで作ろう鎌倉大根〜土と学ぶ歴史と伝統の時 8・2
このことは、当ブログでも紹介している。

発芽に必要な日数は6〜7日@鎌倉だいこん栽培記録8・30

想定外!キスジノミハムシが襲撃A鎌倉だいこん栽培記録9・3

本葉が6枚に成長B鎌倉だいこん栽培記録9・18

本葉が12枚以上に成長C鎌倉だいこん栽培記録10・4

本葉の長さペットボトル超D鎌倉だいこん栽培記録10・14

種蒔きから2ヶ月半、ペットボトル超えE鎌倉だいこん栽培記録11・7

葉がラーメンの麺に…F鎌倉だいこん栽培記録11・9

種蒔きから3ヶ月超G鎌倉だいこん栽培記録11・28

トップに続く



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2017年02月11日

鎌倉観光協会主催の賀詞交歓会で、鎌倉だいこん未来研究クラブの皆さんが普及に努めた。


先日鶴岡八幡宮で行われた鎌倉観光協会主催の賀詞交歓会に、鎌倉市佐助の大根料理の「福来鳥」のさとうえだ女将と湯本小百合さん、鎌倉だいこん未来研究クラブのメンバー、府川七郎さん、井出朋子さんが参加、各々が、鎌倉大根の普及に取り組んだ。

井出さんは、写真を撮って情報を伝えてくれた。





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右から清水美里さん・林梨花さん・野口実穂さんと、ミス鎌倉も鎌倉大根の普及に尽力。

上の画像をクリックする
鎌倉市観光協会 井手太一会長のご挨拶で会が始まった。

ブースを訪れた、井手会長は「鎌倉大根のストーリーが面白い」と何度もおっしゃり、興味を示していただきました。
観光協会が東京オリンピックに向けて企画する40のツアーの1つに、佐助稲荷を含めた鎌倉大根企画ができるのではないかと、その後、事務局長を紹介していただきました。

また、同協会の 嶋村豊一事務局長は、 鎌倉だいこん未来研究クラブをご存知で、外国人向けに名刺サイズ(カード型)の英文で紹介文を作り、英語が出来る人がいれば等、アドバイスをいただきました。


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2017年02月08日

神奈川県園芸種苗対策協議会が「かながわゆかりの野菜」を出版し、ネットからも検索できる。


横浜市永田の長老から、神奈川県園芸種苗対策協議会発行の「かながわの地方野菜」をいただいたのは10年ほど前だったか、
私が「江戸東京ゆかりの野菜と花」の編集に携わっていたことを知っていて、個人的に送っていただいたもの。

2015年の夏に、鎌倉市佐助のさとうえださんからの依頼で、佐助稲荷神社に伝わる伝説のダイコンを探すプロジェクトの皆さんに、伝統野菜のお話しをしたときに、神奈川の伝統野菜として、紹介したのが、

「三浦大根」「寺尾二年子大根」「横浜中部の中太り大根」「波多野大根」で、これらは「かながわの地方野菜」に掲載されていたので紹介したが、
探しているのは鎌倉時代の大根だから、三浦半島の海岸に生えているハマダイコンも追加で紹介した。

先日、鎌倉だいこん未来研究クラブの井出朋子さん(アグリビジネスコーディネーター) が、神奈川県園芸種苗対策協議会から「かながわゆかりの野菜」が出版されましたと、この本のデザインを担当した井出さんの友人 丸橋智帆さんが撮った写真と一緒にメールで送ってくれた。

「かながわの地方野菜」が出版されてから10年ぶり。神奈川県園芸種苗対策協議会が発足して50年の節目のようだ。




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神奈川県園芸種苗対策協議会は、JA全農神奈川県本部、JA神奈川県中央会、神奈川県農業振興課、神奈川県農業技術センター、神奈川県農業技術センター各地区事務所、神奈川県種苗協同組合によって組織されていて、

鎌倉市農協連即売所へご案内をいただいた中央会の由良竜一室長(農政地域対策部)は同協議会の監事を務めている。

また、神奈川県種苗協同組合の会員の皆さんには、一昨年箱根湯本で行われた日本種苗協会関東ブロック神奈川大会で講演したときに、「潟Tカタのタネ」の坂田宏社長、(有)山本種苗店の山本洋之社長、横浜植木鰍フ渡邊充常務と山田茂部長にお会いしている。

同協議会では、広く神奈川ゆかりの野菜を、
多くの方々に知っていただくために、
ネット上でも公表しているので紹介する、
上の画像をクリック。


特に、「4.幻の伝説野菜」として、野菜ソムリエの成松次郎先生(神奈川県野菜専門技術員を歴任)が執筆。
波多野大根、半原(ワサビ)と共に、鎌倉大根 〜狐の恩返し〜を掲載し、江戸時代の鼠大根を紹介している。
「復活のきざし」では鎌倉時代以前から自生していたハマダイコンで復活プロジェクトが始まったことを紹介してくれた。

これまで、神奈川県における伝統野菜の復活・保存運動は知られていませんでしたが、成松先生によると
「かながわゆかりの野菜」として、三浦ダイコンなど根菜類12 品種、キュウリの相模半白など果菜類13 品種、大山菜など葉菜類12 品種、ダイズの津久井在来など豆類5品種、サツマイモのクリマサリなどいも類6 品種など、郷土野菜として育てられていることが分かったようで、この本をきっかけに市民レベルの保存継承運動が活発になることでしょう。

   
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2017年02月02日

「投稿した写真が Googleマップで新記録を達成しました 」とのタイトルのメールをいただいた。


鎌倉の佐助稲荷神社に伝わる伝説の大根を探し当てたことは、当ブログで紹介してきた。
佐助稲荷神社をGoogleマップで検索すると、境内や赤い幟旗の階段の写真がたくさん掲載されていたが、

同稲荷に伝わる「源十郎弥十郎」(佐助稲荷霊験譚)が、添付されていなかったことと、発見した鎌倉大根の額を、皆さんに見てもらいたくて、昨年の4月19日にブログにアップした後、Googleマップに投稿した。



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上の画像をクリックする
「投稿した写真が Googleマップで新記録を達成しました 」と云うタイトルで
「おめでとうございます! 何百万人ものユーザーが、場所を検索する際にあなたの投稿した写真を参考にしています。写真を共有していただきありがとうございます。」のメールが Google マップから届いた。

Google マップ」から検索する

佐助稲荷神社に伝わる伝説「佐助稲荷霊験譚」と、鎌倉大根について理解が深まっている。
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2017年01月25日

1月25日の農業共済新聞一面トップに、「鎌倉大根 地域ブランドの新顔に」が掲載された。


農業共済新聞の田澤宏志編集長とお会いした時に、現在取り組んでいる江戸東京野菜や鎌倉大根についてお話をしたら、後日、高橋英樹記者が取材に来てくれ、鎌倉の農家・山森金雄さんの畑や、鎌倉市立中学校などの取材をしていただいたことは当ブログで紹介した。

その後、収穫祭当日も再度来ていただき取材をしてくれたが、あらゆる角度から鎌倉大根の取材をしていただいた。

同紙は、全国農業共済協会が発行する、全国紙で週刊紙、全国の農業行政に携わる方々が読者層だから、影響力は大きい。。




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しばらく、掲載するタイミングを見ていたようだが、1月25日号に掲載された。

上の画像をクリックする
今後、同紙を普及活動に活用させていただく予定だ。

因みに、農業共済新聞に鎌倉の事では{ズバリ直言}に書いている。



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2017年01月22日

鎌倉市立第二中学校が地元の小学生を招いて大根の収穫祭、鎌倉大根も食べた。


鎌倉大根の栽培をお願いしている、鎌倉市立第二中学校(相田良一校長)では、昨年の9月末に種まきを行っていて、
そのことは当ブログで紹介している。

先日恒例の大根の収穫祭が、地元小学校の1年生を招いて行われた。
鎌倉だいこん未来プロジェクトでは、栽培担当の府川七郎さんと、鷲崎あづささん(江戸東京野菜コンシェルジュ)が、収穫祭に参加してきた。





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同校では、これまで交配種の青首大根を毎年栽培し、収穫祭を行ってきた。
昨年から、鎌倉大根も栽培してもらったもの。

上の画像をクリックする
鎌倉大根の播種はひと月遅かったが、寒い中その特徴ある葉を茂らせ、また、引き抜いた大根はひげ根をたくさん伸ばしていた。

交配種の青首大根との、あまりの違いに生徒たちは驚いていた。


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2017年01月03日

JIIPAが、発行する「Japan Wave」に、鎌倉大根プロジェクトの取り組みが掲載された。


 在日インド商工協会の、ディワリ・イン・ヨコハマは、2013年から毎年開催されていて、
昨年は10月15日(土)、16日(日) に山下公園で開催された。

この実行委員会で副実行委員長を務めた大場多美子さんは、鎌倉だいこん未来研究クラブのメンバーでもあり、鎌倉大根の圃場視察や、収穫祭、そして、そごう横浜店での販売などでも積極的に活躍されている。

その大場さんから、NPO法人 日本インド国際産業振興協会(JIIPA)が、発行する「Japan Wave」に、鎌倉大根プロジェクトの取り組みを掲載するという話を伺っていた。




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Japan India Industry Promotion Association(JIIPA)、日本インド国際産業振興協会が発行する「Japan Wave」vol7は、”これまで以上に日本をインドに近づける”

上の画像をクリックする
最近の日印情報としては
安倍晋三首相が,モディ首相と会談し、新幹線導入のトツプセールスを行ったことは知っている。

日本はインフラの輸出をして、景気の活性化を図り、
インドは、テクノロジーと インフラを近代化するために投資をしようと考えている。




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2017年01月01日

今年も江戸東京野菜を宜しくお願いいたします。



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上の画像をクリックすると
蘇る伝説の大根「鎌倉大根」

カテゴリ鎌倉大根はここから
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2016年12月30日

タウン誌 月刊「かまくら春秋」に、「第一回 鎌倉大根コンテスト開催」が掲載された。


「かまくら春秋社」の山本太平企画編集室長から、1月号(No561)を送っていただいた。

同誌は1970年創刊の月刊誌で、鎌倉にご縁のある方々の対談や、エツセイ、連載の他、鎌倉の四季、会員の鎌倉、湘南地域の名店を紹介していて、文芸色豊かなタウン誌。



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鎌倉だいこんの収穫祭が、鎌倉の佐助稲荷神社で開催された折、山本企画編集室長と一緒に見えた、玄真琴さんが記事を書いてくれた。

上の画像をクリックする
山本企画編集室長の了解を得て掲載する。



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