2025年01月31日

江東区立水神小学校の3年生に、亀戸の歴史や名の起こりなどを紹介する出前授業に伺った。


亀戸香取神社での福分け祭りを控えで、亀戸地区の小学校に
亀戸大根の出前授業に伺った。
前日に、第一亀戸小学校3年生の出前授業に伺っていた。

水神小学校は2クラスで、2校時から1組、3校時は2組で実施した。

少し早く着いたので、授業前に校長室に通され、古田豊校長と
お話をする機会を持てたが、そのことは、当ブログで紹介した。



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授業は、亀戸の名の起こりとして、香取神社が発行する
絵本「亀戸物語」の一説からお話をした。
西暦650年の昔、亀島という島だったと云われていたという話、

この本は、同校の図書室にも贈呈されているが、
生徒達は知らなかった。
島の周りは海、島に住む人は井戸を掘って水を飲んでいた。
亀島の井戸から、亀井戸となり、現在は亀戸
書いて「かめいど」と読んでいる。

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2025年01月28日

水神小学校の出前授業で古田校長の亀戸大根栽培への思いを伺った。


江東区立水神小学校3年生の出前授業に伺った。
前日は第一亀島小学校で1時間目からだったので、6時起きだったが、
この日は2時間目からだったので少し楽だった。
同校には少し早く着いたので校長室に案内頂き
古田豊校長に迎えて頂いた。

同校には2021年度から伺っているが、2022年度に古田校長から
伺ったことは追録に掲載していて、出前授業を聞いて興味を持ち、
香取神社の亀戸大根収穫祭でいただいた亀戸大根を家で食べてから、
すっかり亀戸大根のファンになったと伺った。
その後、自宅ベランダで栽培をして、花を咲かせて種を採ったと云う。



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陽だまりの菜園の前ではビニール袋に入った生徒達の
亀戸大根が置いてあった。

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菜園では採種用の亀戸大根が、大きく葉を広げていた。



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2025年01月26日

江東区立第一亀戸小学校の3年生に亀戸大根の出前授業に行ってきた。


江東区立第一亀戸小学校の3年生に亀戸の話を通して同校で
栽培している、亀戸大根についてお話をした。

同校の3年生は4クラスで、担任の濱野信生教諭からの依頼で、
クラスごとに4時間の授業を依頼されていた。
各クラス共に、モニターの見やすい位置に席を移させて・・・、




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亀戸大根の復活普及運動は、平成9年に亀戸香取神社に江戸東京の
農業の説明板を建立したことから、地元商店の後継者たちが、
かめの会を作って、亀戸の町興しが始まった。

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2025年01月25日

JR亀戸駅のホーム下や、東武亀戸駅の改札口近くで、そして駅ビルアトレの屋上でも亀戸大根が栽培されている。


江戸の頃は、春一番に出荷される野菜として亀戸大根を、
江戸っ子は競って買い求め食べたと云う。
葉を刻んで塩もみ、炊き立てのご飯に混ぜて菜飯にして食べたり。
大根と合わせて浅漬けにしたり、味噌汁にいれたりして食べられた。

25年前の2000年に第一回の亀戸大根の収穫祭「福分けまつり」が、
開催され、今年は3月9日(日)に予定されている。



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JR亀戸駅の1番線ホーム下に、駅員さん達によって、
福分けまつり用の、亀戸ダイコンが栽培されていて、

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葉が大きく成長している。
亀戸大根の白い首が伸びているのが左端に見える。




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2024年12月05日

コンシェルジュの若林牧子さんと増田純代さんが世田谷の大塚信美さんの畑に行ってきたと云う。


コンシェルジュ協会理事の若林牧子さんから、江戸東京野菜の
伝統大蔵大根を収穫したと写真が届いた。
増田純代さん(コンシェルジュ4期)と一緒に、伝統大蔵大根を
栽培している大塚信美さんの畑に行ったようだ。

お二人は、世田谷区の農業祭にも行かれていたが、出品されていた
ダイコンの多くはF1の大蔵ダイコンだった。



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増田さんが抜いた大根は少し短めだったが、
大塚さんの写真と比べても、いい形の伝統大蔵大根だ。

大塚さんは、江戸東京野菜を普及している、二人を快く迎えてくれた。

大塚さんに、電話をすると、今年の栽培は難しかったと云う。
猛暑の影響で苦労されたようだが、長期に安定的に出荷できるように、
何度かに分けて播種していると云う。

江戸東京野菜を扱う果菜里屋や、市場からの要請もあり、
豊洲や新宿にも出荷している。
先日紹介した 板橋の無印良品には(株)corotが納品している等、
伝統大蔵大根の味を知る方々の需要が伸びているようだ。


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2024年11月11日

練馬大根の様子を見に、渡戸章さんを訪ねた。


練馬大根が収穫期になるとテレビ、新聞から練馬区平和台の
渡戸章さんの取材が多くメデアから追われることになるが、
先日、渡邉和嘉さんの車で渡戸さんを訪ねた。

今年も猛暑が続いていたが、8月25日に播種をしたと云う。
章さんに伺うと播種した時に散水し、その後、9月5日の夕方に
再びたっぷり散水したと云う。
9月になって播種する生産者が多い中で、昔からの播種期を
守っている章さん。



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12月上旬の収穫期に向けて、1800本の練馬大根は順調な
生育を見せていた。

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2024年10月24日

江東区立第二亀戸小学校(飯川浩二校長)の4年生を対象にした、出前授業に行ってきた。


平成9年(1997)、亀戸香取神社に亀戸大根の説明板を、JA東京グループ
で建立してから、地元の商店街の亀の会が、亀戸大根で街興しを
しようと、地元の亀戸地区の小学校で亀戸大根の栽培が
始まっている。

亀戸大根の説明板が建立された後、亀戸大根碑が建立されたが、
大根碑にも物語があり、それはこのブログに記している。

江東区立第二亀戸小学校(飯川浩二校長)の4年生を対象に
出前授業に行ってきた。
通称二亀小には,2016年に何代か前の安田照雄校長が着任した
時に、出前授業を依頼されてから、毎年伺っている。




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校門を入った左に、校章と二宮金次郎の石像が残っていた。
明治時代に開校した当時の教育を垣間見る。

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4年生は3クラスで、体育館に集まった。



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2024年03月04日

亀戸大根が収穫期を迎え、食べても美味しいし、亀戸では福分け祭りが行われる。



亀戸大根は、春一番に市場に出てくる大根だから、江戸っ子は
競って買って食べたことを、親しい仲間に自慢をしたと云うしろもの。



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地元亀戸は、海に近いことから、亀戸大根は短い白首大根だが、
茎まで真っ白で、日本中を探しても他にはない綺麗な大根だ。

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地元の第一亀戸小学、第二亀戸小学校、香取小学校、水神小学校には、亀戸大根の出前授業をおこなった。
亀戸駅ビルのアトレや、JR亀戸駅、東武亀戸駅でも栽培している。

3月10日には、栽培している学校などが参加して、亀戸香取神社で
収穫を祝う福分け祭りが執り行われる。


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2024年01月29日

亀戸の各所で栽培されている状況を、水神小学校の授業の帰りに寄ってきた。


江東区立水神小学校で、亀戸の起こりや、亀戸大根の話をしたことは
報告したが、帰り際に、同校の亀戸大根の栽培状況を紹介している。




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歩いて亀戸駅に行くのも遠くはないが、小学校の名のついた、
亀戸水神宮に立ち寄ってから、亀戸水神駅からひと駅、乗車した。



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2023年12月09日

第17回 練馬大根引っこ抜き競技大会は大根が良くできていると制限時間は1分。


練馬大根引っこ抜き競技大会は、今年で17回を迎えた。
第1回大会は、練馬区独立60周年記念イベントとして開催したが、
特に、伝統野菜の練馬大根の栽培が、減少する中で復活を果たし、
子どもたちに学校給食で食べさせようとの狙いがあった。

したがって単なるイベントと違うから、2019年の第13回大会
2020年の第14回大会、2021年の第15回大会、2022年の第16回大会
とコロナの最中も休むことなく開催されたから、学校給食で
練馬区立の小中学生は練馬大根を食べることができた。





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上の画像をタップするとプログラム

また、大会は、第2回まで大泉の村田農園にお願いしていたが、
第3回から石神井地区、第4回は練馬地区と、第5回は大泉と
巡回で実施していたが、第15回の石神井の榎本農園を最後に、
その後は、練馬区が管理する高松の農園で実施している。



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2023年12月08日

亀戸香取神社の福分け祭りに向けて亀戸の話と亀戸大根の物語を伝えてきた。


先週、亀戸地区の第一亀戸小学校(関 哲也校長)の3年生が実施している、
亀戸大根の栽培に伴って、亀戸の話から、亀戸の産物としての
大根の歴史文化をお話しした。

同校の3年生は3クラスあることから、パワーポイントの映像が
分かるように各クラスにある、モニターを使って、
クラスごとに実施した。






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モニターが良く見える位置に机を移動してから、は初めて聞くことは、必ずメモするるように伝えた。

亀戸の歴史は、亀戸香取神社が発行し、同校の図書館にも
納められている「亀戸物語1」を資料として活用した。
香取神社が紀元665年に、亀の形をした亀島と云う島に、
祀られました。
その島は940年頃となると、台風など上流から流れ込む
土砂によって、周りの島と陸続きになっていきました。

亀島には奇麗な水の湧く井戸があったことから亀井戸と
呼ばれていました。


亀戸大根のタネ袋も、昔の名前を使っている。

授業とは関係ないが、「白茎」と書きながらこの
亀井戸大根の絵は、青茎になっている。
亀井戸大根は茎まで白く、このような大根は、
日本中を探してもこの大根しかない。特徴だ。



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2023年01月18日

亀戸大根の収穫祭は、亀戸香取神社で3月上旬の予定で、栽培が行われている。


亀戸大根の収穫祭を3月上旬に控えて、亀戸地区での栽培は
どうなのか、気になっていた。
江戸東京・伝統野菜研究会の亀島由美子さんが、
写真を送ってくれた。

亀戸には、昨年の中旬に伺っているが、長年栽培していた
JR亀戸駅の畑は、雑草がぼうぼうだった。
江戸東京野菜の栽培で同じような事は、教育の現場でもそうだが、
校長が変わると実施されなくなるケースはよくある。

JR内部のことは分らないが、
管理監督をする部署長が変わったのであろう。
先日、テレビの企画会社から、亀戸大根の収穫祭を取材したいと、
JR亀戸駅の様子も聞いてきたが、今年は栽培されていないと、
伝えたら残念がっていた。




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前任の落合駅長には、一昨年お会いしていたが、昨年大西英夫駅長に
変わられて、亀戸ダイコンに対する栽培にも理解を示していた。

JRに代わって東武亀戸駅のホーム脇で栽培が行われていて、
利用者の認知も広がっている。

上の画像をタップする



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2022年12月18日

都内栄養士さんによる大根収穫体験か、練馬区大泉の村田農園で開催された、


練馬区大泉の村田農園で、江戸東京野菜の栽培を手伝っている、
渡邉和嘉さん(江戸東京野菜コンシェルジュ協会理事)が、
村田農園で行われた、都内栄養士さんによる大根収穫体験の写真を
メール添付で送ってくれた。

村田農園(練馬区大泉町)は、練馬大根引っこ抜き競技大会の
第一回第二回大会が開催された記念圃場。

日頃より東京都産農産物を学校給食で使用している都心部の
小中学校栄養士を対象に東京野菜ネットワーク(株)が主催となって、
12月11日(日)10:00から村田農園(練馬区大泉町)にて
練馬大根収穫体験を開催した。
東京野菜ネットワーク(株)の、下高湧太さんが企画。

この会には、江東エリアを中心に都内約10区の小中学校に給食用食材を
納める(有)丸幸水産(江東区)が学校への参集や流通などに
協力いただいた。
この丸幸水産は、江戸東京野菜の千住ネギを栽培している
足立の内田宏之さんの圃場でも収穫していた。






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上の画像をタップする
当日は品川区、江東区、台東区、荒川区の栄養士などの学校給食関係者
11名と納入業者をあわせて30名近くの参加者が集まった。

朝10時から始まった体験会は冒頭に当日の流れを説明し、
今日のメインである練馬大根について渡邉さんが説明された。

10:20頃からいよいよ始まった収穫体験では…
なんとか目標である午前中での収穫完了を達成し、
みんなで昼食休憩へ…


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2022年12月11日

山形大学農学部の江頭教授が練馬大根の調査にお見えになった。


山形大学農学部の江頭宏昌教授は農水省の受託研究で、
「我が国の在来品種データベースの構築」の調査を行っていて、
すでに各県の伝統野菜については、調査が進んでいるようだが、
東京では初めて練馬大根の調査にお見えになった。

調査には直接関係ないが、
練馬大根引っこ抜き競技大会が開催される時期が、収穫シーズンなので
11月初めにメールをいただいていた。

当日は、江戸東京野菜コンシェルジュ協会の渡邉和嘉理事に先生を
西武池袋線の駅に迎えに行ってもらって、会場でお会いした。

先生にお会いしたのは、「2020全国伝統野菜サミットin 秋田湯沢」で、
パネラーとして呼んでいただいて以来だ。





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事前に渡戸章さんには午後から伺うと云っていたので、
待っていてくれた。

渡戸さんは、練馬大根の伝来種の採種をしていて、
採種用の個体を選ぶノウハウを、お聞きしたことがある。

上の画像をタップする
江頭先生は、渡戸さんに質問をしていた。



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2022年11月16日

「練馬大根引っこ抜き競技大会」は、開催まで1ケ月を切った。しかし募集は終わっている。


練馬大根を練馬の子ども達に食べさせようと始まった
「練馬大根引っこ抜き競技大会」は、開催まで1ケ月を切った。
すでに募集は終わっていて、今年もリベンジの人たちが、募集と共に
申し込んだから、選手権の部は数日でいっぱいになった。

先日、会場の大根畑を見てきたが、練馬大根が順調に育っていた。

この大会、2007年に練馬区大泉の村田農園で始まったが、その後
第3回からは石神井、練馬、大泉の順に練馬区内の農地を回って
今年は16回で練馬地区が会場となる。




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追伸
先日、山形大学の江頭宏昌教授からメールをいただいた。
全国の在来品種データベースを作っており、東京を代表する伝統野菜
として練馬大根を取りあげるので、
栽培現場の「練馬大根引っこ抜き競技大会」もご覧になりたいとも、

当日は、練馬区から依頼されて採種を行っている練馬大根栽培の
代表的な農家を紹介する予定だ。

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2022年11月13日

亀戸大根の栽培が始まった亀戸地区を歩いてみた。


10月3日に、江東区立香取小学校の3年生が栽培している亀戸大根の写真を担任の堂前大貴教諭から送ってもらったことは報告している。

11日、亀戸に行くことになったので、香取小学校の亀戸大根は収穫してしまったのか、まだ収穫してないのであれば見せて欲しいと、
深井副校長に電話でお願いすると、まだ収穫していないのでどうぞと、
云っていただいた。

同校は、今年開校100周年になる。
12月10日に記念式典があるが、10月14日から開校記念集会やら、
PTA助成による記念行事、交流活動などの
企画が目白押しになっている。






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同校に着いたので深井副校長に電話をして案内頂いたが、
これまでの写真では校庭の一角だったので、校庭に行こうとすると、
屋上ですと案内された。

上の画像をタップする。
南側の柵沿いにペットボトルが並んでいた。
数本のペットボトル以外、亀戸大根の葉はぐったりしていた。
この所、雨が降らずに、潅水もしていなかった結果だ。

3日に写真を撮った後、亀戸大根を屋上に移転した様だ。
雨も降らず、屋上は解放されていなかったようで、
生徒が自由に屋上にあがることはなかったようだ。



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2022年09月25日

練馬区立のふるさと文化館で、阿部希望さんが、練馬大根とタネの物語を語る。


著書 “伝統野菜をつくった人々〜「種子屋」の近代史〜”の
阿部希望さんが、24日江戸東京野菜コンシェルジュ育成講座で、
講演された。
阿部さんは、卒業研究のテーマに「江戸東京野菜」を取り上げ、2012年には農学博士号を取得。2013年から江戸東京野菜コンシェルジュ
育成講座の講師を務めている。

講演の中で、11月に練馬区立石神井公園 ふるさと文化館において、
「先人たちのタネづくりの足跡をたどる〜練馬大根とタネの物語〜」が開催されると案内頂いた。




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阿部希望さんの講演
11月5日14:00〜15:30

10月14日までに講演申し込み必修でここから

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2022年08月16日

キヤノングローバル戦略研究所の先生方に、練馬大根の渡戸さんを紹介した。


8月初めに、キヤノングローバル戦略研究所(CIGS)の主任研究員
の堅田元喜先生から、メールを頂いた。
堅田先生とは、昨年の12月に、CIGS研究主幹の杉山大志先生に
ご紹介を頂いたもので、

メールには、「温暖化影響評価の研究を通じて、江戸東京野菜の普及にも貢献できれば」とあった。
温暖化の研究の視点から、江戸東京野菜が活用できるのなら
是非お願いしたい。

話では、1900年ごろから現在に至るまで 、栽培が途絶えなかった
15種の野菜のいずれかについて、生産者に過去のお話を
聞かせていただきたいと云う。

伝統野菜は長老に聞け!」、ということで、コンシェルジュ協会の
講座でもお話を頂いている、渡戸章さん(89歳)にお願いして伺った。






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お二人とは16時に有楽町線平和台駅で待ち合わせをした。
昨年12月にお会いして以来だ。

上の画像をタップする。
渡戸さんにお会いするのは、今年の2月、車で来たのが最後で、
干し大根を分けてもらった。

平和台の駅から渡戸農園は近い。
渡戸さんは、秋まきのキュウリを蒔くハウスを耕していた。


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2022年03月19日

希少な東京の伝統野菜「亀戸だいこん」の姿漬けをご賞味ください。


おつけもの「銀座若菜」から亀戸大根の入ったお漬物が送られてきた。

JA東京中央会では、江戸東京野菜を新規に栽培する生産者に対して、
奨励金を出す施策を取っていて、江戸東京野菜の品種ごとの生産量も
掌握できるようになっている。




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銀座若菜では、これまで馬込半白きゅうりの漬物に、江戸東京野菜
ということで「馬込半次郎胡瓜」のネーミングで販売してきた。

しかし、産地だった国分寺の生産量が減少したことから、
江戸東京野菜でお漬物にする素材はないのかと、相談を受けてきた。

上の画像をタップする
中央会の奨励事業から、亀戸大根の生産量が増えてきたので、
昨年の暮れから仕入れて・・・・。



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2022年03月16日

13日、香取神社の亀戸大根収穫祭に寄せて「江戸東京の野菜図説」福井功著、「亀戸大根」


13日、亀戸香取神社で、収穫祭が開催されたことは紹介したが、

「江戸東京の野菜図説」福井功著にも「亀戸大根」が
掲載されていたので紹介する。

今年は「福分けまつり」が開催されなかったので、寂しかった。

福分けまつりについては、昨年、「江戸東京ゆかりの野菜と花」の
編集委員の大城芳彦さんから資料を頂いたことで「福分けまつり」
のことが色々と分かった。






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そんなことで、大城さんと同期の福井功さんの
「江戸東京の野菜図説」を読んでいたら
「亀戸大根」を紹介したページがあったので紹介する。

上の画像をタップする。
 

「近くの割烹店では、提供農家にこの亀戸大根を作って貰い」とある
割烹店は「割烹升本」で、提供農家は高砂の鈴木藤一さん

最近は、江戸川の木村重佳さんと、中代正啓さんが納品している。



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