2024年03月07日

江戸城濠大根が、緑地帯の草むらで寒さをしのいでいたが、抽苔したのもある。


先日、一般社団法人日本野菜テロワール協会の小堀夏佳代表理事から
電話を頂いた。
前に、日比谷公園内の松本楼で、江戸城濠大根の試食会をしてはと、
小堀理事長にお願いをしていた。
電話では、日比谷松本楼の飲料関連アドバイザー顧問をされている
平出淑恵さんをご存じだそうで、打ちあわせは
何時がいいかと云う事だった。



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早春の大根となると、亀戸大根が美味しい季節になるが、
江戸城濠大根の試食会となると、秋になる。
江戸城濠大根の花の咲く時期は3月末から5月始めだが、江戸城の
お濠端に一面に咲く濠大根の白い花は美しい。

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この季節は、お濠端はきれいに刈られていて、水面を渡ってきた冷たい北風が吹き上げてくる。



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2023年09月14日

日比谷の入江が見えた証しの潮見坂を写真に撮った。


江戸城濠大根と名付けたハマダイコンが、桜田のあたりから
半蔵門に向けて白い花が咲いている事を、日本テロワール協会の
小堀夏佳代表に話し、栽培していることも話したら、食べたいという。

更に話は広がって、日比谷の松本楼で講演を依頼された。





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日程はまだ決まっていないが、講演となると、パワーポイントで映像を見せると説得力があるので、写真を撮りに寄った。
徳川家康が江戸の町づくりを行う以前は、日比谷は入江で海だつた。

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外務省の脇の坂が「潮見坂」で、信号のその先、日比谷公園の方は
海だった証が、潮見坂の柱に記されている。




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2022年11月14日

半蔵門から、外桜田に向かって、緑地帯の江戸城濠大根を探しながら歩いた。


先月、日比谷公園前の、シーボニア・メンズクラブで開催された、
シーボニヤ・スペシャルナイトの、特製ディナーで、
江戸東京野菜を使って頂いた。

稀音家千鶴師匠の演奏に先立って、ディナーの食材について
説明をさせていただく機会を得た。

会場は遠い昔、日比谷の入り江で、海だったことから、
外桜田の浜にハマダイコンが打ち上げられた。
江戸時代は、江戸城の濠は幕府に守られ、今は機動隊が
濠の周りを巡回している。




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半蔵門線の半蔵門駅で下車して、皇居の半蔵門に向かったが、
4月に来たときは大根の花が満開だった。

四谷にある第五機動隊の輸送車が停まっていた。
ここからだと外桜田門まで下り坂だから、だらだらと歩いた。

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前に7月に来たことがあったが、内堀通りに沿った緑地帯は、
9月初めに刈り込まれたのか、綺麗になっていた。


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2022年04月29日

この時期、江戸城 濠大根のサヤが旨いと、和食もフレンチでも使っていただいている。


久々に都立瑞穂農芸高校の横山修一教諭から電話を頂いた。

練馬の井之口喜實夫さんが栽培している、江戸辛味大根の写真をブログで見たようで、辛味大根を栽培したいので、
種の入手が出来ないかという。

江戸辛味大根は、浅草葱善が守ってきたもので、井之口さんに頼んで
毎年採種をしているが、田中庸浩社長は、採種は井之口さんに
決めているようで、瑞穂農芸で採種するには了解が得られないと思う。

辛味大根を栽培するなら、私が普及している江戸城 濠大根では
提供してもいいですヨ!。
ブログを見てみてください。と云って電話を切った。

数日後、学校の帰りに、取りに来られた。







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袋に入っていた2年前の種だけどと云ってお渡しした。
発芽試験をしてもらって、

江戸辛味大根も、江戸城濠大根も、今が採種の時期で、
9月に蒔いて下さい、芽が出なければ今年採れた分を
差し上げると伝えた。

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実家でも、濠大根が花をつけている。



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2022年04月01日

満開の桜と、"江戸城 濠大根" の白い花が印象的だった。



更科堀井で、四季の会の打ち合わせを行ったが、その帰り道、
先日濠端に行ってみたら、大根の花が咲いていたと
ほしひかる先生が写真を見せてくれた。

麻布十番からは、南北線の国会議事堂駅だと近いので、
せっかく来たので、急に思い立って下車した。





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乗車位置が悪く、9番出口の東京ガーデンテラス紀尾井町の脇に出た。
赤坂見附の高速道路が目に入ったが、満開の桜の下に
弁慶濠りの水面が見えた。

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何気なく連写して、その時は気が付かなかったが、
写真にはボートに乗った釣り人が、小魚を釣ったところが写っていた。




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2020年12月19日

江戸城 濠大根と東京べかなの、試作料理を押上「よしかつ」の佐藤さんに作ってもらった。


先日、練馬区平和台のファーム渡戸で、押上「よしかつ」の店主佐藤勝彦さんに、渡邊和嘉さんが江戸城濠大根と、渡戸さんの東京べかなを調理してもらおうと、お渡ししたことは、「追録」で紹介した。

どんな料理になったのか、気になっていたが、メール添付で写真を送ってくれた。




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江戸城 濠大根

江戸城 濠大根は野生種らしく、肌が粗くて、葉も固めなので合わせてかき揚げにして、一部は紅葉おろしにして、天ぷらうどんにしたと云う。
大根をキンピラのように細長く刻んで、葉と一緒にかき揚げにした。

油で揚げることで、野生大根のほろ苦さが生き、食感も良く味の濃縮感が出ます。

大根を鬼おろしで皮のままおろすと白く仕上がらず、皮をむいてからおろしで七味を加えたという。
皮をむくと、皮の裏の辛み成分イソチオシアネートを削り取る形になるので、七味を加えたようだ。


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2020年12月02日

江戸城濠大根の採種をしている渡邊さんが、試しに抜いて味わったら、辛かったとの電話が入った。


江戸城濠大根の採種をしている渡邊和嘉さんが、
試しに抜いて味わったら、辛かったとの電話が入った。

昨年の9月に、江戸ソバリエ協会のほしひかる理事長に
紹介していただいて、巣鴨の「栃の木や」の内藤厚顧問に、
試食
していただいた時には、辛さが好評だったことから、

更科堀井の秋の会では、メニューにはないものの、
大根おろしで使ってもらって
それを食べた世田谷の青果商・森田哲也さんが漬物を作ってくれた。

このようなことから、今年の2月17日18日に、更科堀井の冬の会で、
江戸城濠大根が正式デビューだったが、食べた方々からは、
大竹が言うほど辛くない、という評価だった。

会場には渡邉さんもいて、確かにあまり辛くなく、
2人でがっかりしたものだった。






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今回、食べてみて、辛かったことを、渡邉さんは分析していた。

これまで、辛かったのは12月までで、2月に入る頃は抽苔で
花芽が出る頃で、この時期は辛さが抜けてしまうようだという。

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2020年10月22日

桜田濠を望む内堀通りの歩道を歩いたが、江戸城濠大根は数本確認できただけだった。


調べ物があって国会図書館に出掛けた。

古い本を探し出して、必要なところだけはコピーを取った。
わざわざここまで来たかいがあった。

地下鉄で帰ろうと、永田町の駅まで来たところで、考えが変わった。
桜田濠が近いのに気か付いて、三宅坂の交差点方向に歩みを変えた。




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小雨が降っていたが、ジョギングのランナーか走っていた。
皇居一周ランニングコースは5`と聞いているが、何周するのやら。

昨年の夏に、来て以来で、拾ってきたハマダイコンのこぼれ種は
その後は渡邉和嘉さんに栽培を依頼していて、
先日、間引き菜を食べたことは紹介した。

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壕の周りの管理は、いつも綺麗に刈り込まれているが、
今年は新型コロナの影響か、ススキなどが歩道にはみ出していた。



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2020年10月17日

渡邉さんが採種している、「江戸城 濠大根」が間引きを始めた。


10月になって練馬大根の間引き菜(モミ菜)が、市場に出回っていたが、
”江戸城 濠大根”も、渡邉和嘉さんが採種したタネを播種したという、
そこで大泉の村田農園に行ってみた。

先日、井之口喜實夫さんに練馬大根の間引き菜をいただいたが、
9月14日に播種したとお聞きした。

さすが練馬大根、しっかりしたものだったが、4日遅れとは云え、
9月18日に播種した濠大根との違いは歴然としたものだ。





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おひたしにして食べたが、苦みが感じられた。

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昨年と同じところで栽培を始めたことから、今年の6月に
種がこぼれたものが、芽を出していた。



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2020年09月23日

練馬大根に続き、江戸城濠大根の播種を行ったと、渡邉和嘉さんから写真添付のメールをいただいた。


練馬大根の播種については、昔から8月末と決まっていたが、
近年の地球温暖化から、9月に入ってからに、変わっているが、
これまで、渡戸章さんや、井口良男さんの様子も紹介してきた。

先日も、渡戸秀行さん、渡戸章さんと紹介してきたが、
播種日の違いで、若干の生育の差はあるものの、
気候が安定してきたことで順調な生育を見せていた。






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渡邉さんが、本葉の出た、練馬大根の写真を送ってくれた。




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2020年06月11日

江戸城 濠大根の草木染を増田純代さんが取り組み、鮮やかな色合いが出現した。


川口エンドウ女子隊として、収穫作業の支援をしていた増田純代さん達は、10日で終わったようで、生産者の皆さんも喜んでおられた。

川口エンドウ女子隊の報告と共に、江戸城 濠大根の草木染の
写真が送られてきた。

鎌倉大根の草木染を体験をされた増田さんに、
地元東京の大根で、草木染をされてはと生産者を紹介していた。

江戸城 濠大根の種を、宮寺光政さんと、渡邉和嘉さんに渡して
栽培をしてもらっていた。

ダイコン葉と莢は冷凍保存しておき、
注文していた媒染液が届いたのでさっそく両方試してみました

と、一連の写真を送ってもらった。





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渡邉さんは、練馬区大泉の村田農園で栽培しているが、
種になる莢の段階でも使ってもらうように、
増田さんに取りに来てもらった。

更科堀井の2月「冬の会」に出荷して皆さんに食べてもらったが、
写真の村田芳子さんとは、増田さんも「四季の会」での顔なじみ。

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宮寺さんにも、お願いしていたが、増田さんは生産者を回っていた。



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2020年05月06日

江戸城 濠大根の花が咲き、ミツバチのおかげでたくさんの莢が実った。


江戸城 濠大根の花が、
練馬区大泉の畑で満開だと、4月初めに紹介したが
あれから1ヵ月、花は咲き続けこんもりとした小山になっていて、

生産者の渡邉和嘉さん(江戸東京野菜コンシェルジュ)が飼育している、
ミツバチがせっせと蜜を集め受粉を手伝っているから、
莢が美味しいと、前回は紹介したか、莢の中の種も固まりつつある。





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この江戸城 濠大根は、昨年の9月に播種したものだが、

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2020年04月09日

ミツバチが受粉してできた 江戸城 濠大根の「莢」を試食した。


大泉で渡邉和嘉さん(江戸東京野菜コンシェルジュ)が栽培している "江戸城 濠大根" の花にミツバチが受粉を手伝っていた。

1月5日に数輪の花が咲き始め、以後、圃場での生育状況を、渡邉さんに連絡して見に行っていたが、3月中旬にはたくさんの花をつけて、ミツバチを呼び寄せていた。




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"江戸城 濠大根" は、野生種だけに、
一本の大根から抽苔した花芽が、幾つもの枝になって伸びた事から、
白い花の花房は横に広がっていた。

"江戸城 濠大根" には、白い花がよく似合う



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2020年03月24日

満開の江戸城 濠大根、次代に引き継ぐ採種が練馬区大泉の圃場で行われている。


江戸城 濠大根の花が咲き始めたことは、当ブログで紹介したが。

練馬区大泉町の村田家の圃場で、渡邉和嘉さんが栽培している江戸城濠大根は1月5日には、花が咲き始めていた。

この江戸城 濠大根は、2月に更科堀井の冬の会で、皆さんに食べていただきましたが、大きくなりすぎたのを残して使っていただきました。





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江戸城 濠大根は、花をびっしりと付けていた。
渡邉さんは、9月1日に播種をしたようで

9月中旬に、間引き菜を、巣鴨の栃の木やで試食してもらった。
イソチアシアネートの辛み成分が、根も葉からも感じられた。




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2019年11月06日

「江戸城 濠大根」の漬物最高!! お客様も好評で、食味のポイントもアップした。


先日、更科堀井の秋の会で、メニューにはなかったが、”江戸城 濠大根” を栽培している渡邉和嘉さんが持参してくれたことから、大根おろしで、更科蕎麦を食べていただいたことは、紹介している。

世田谷の青果商「八百森」の森田哲也さん(江戸東京野菜コンシェルジュ)も、辛さがいいと言ってくれたので、漬物にしてほしいとお願いして、河合孝義料理長に残っているのをいただいて手渡した。





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森田さんから写真添付のメールをいただいた。

火曜日は貴重な「江戸城 濠ダイコン」ありがとうございました。

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水曜日に早速漬けてみました。葉の部分は3cmほどの長さに
大根の部分は太さにより輪切りといちょう切りにしてみました。

塩をして一晩おいたものを早速家族で試食、
葉の部分ははじめは何ともないのですが食べ進むうちに
独特の辛みが鼻に抜ける感じです、
一方のダイコンの部分は切り方に関係なく
生長点を含めすぐに辛みが押し寄せる感じです。




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2019年10月24日

江戸城 濠大根は順調に生育し、収穫できるまでになった。


そもそも濠大根の栽培を思い立ったのは、そば通の方達が新年を迎えるにあたり、辛み成分のイソチオシアネートが利いた濠大根をおろして年越蕎麦を食べたいということから始まったものだ。

今年6月末に濠大根のこぼれ種を、国立劇場前の歩道脇の緑地で採取したが、このことは当ブログで紹介している。

種は渡邉和嘉さんに渡してあった。9月1日に播種してくれたが、栽培している渡邉さんが間引きをするというので、9月24日に間引いた濠大根を、巣鴨の蕎麦屋「栃の木や」の内藤顧問と江戸ソバリエ協会のほしひかる先生に味わっていただいたことは、紹介した。




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さらに太くなったというので、いただいてきて食べたが、
辛み成分の強さが存在感を示していた。

上の画像をタップする
今度皆さんに味わっていただくのは、
27日(日)の高円寺フェス2019のうおこう寄席で試食をしてもらう。

また、「更科堀井秋の会」の28日(月)、29日(火)には、
メニューには無いが味わっていただくつもりだ。

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2019年09月29日

江戸城濠大根の試食会を巣鴨のお蕎麦屋さん「栃の木や」で開催した。


江戸東京・伝統野菜研究会の渡邉和嘉副代表が栽培している江戸城濠大根は本葉が伸び始めているが、間引きをする時期だと云うので、この大根に期待を寄せてくれている江戸ゾバリエ協会のほしひかる先生に試食をする会場をお願いした。

先日、「そばdeイタリアン!! 〜味覚でつなぐ麺文化〜」でお会いした巣鴨「栃の木や」の内藤厚顧問にお願いしたと云うので、24日に、間引きをした江戸城濠大根を渡邉さんが袋いっぱい用意して伺った。

当日は、江戸東京・伝統野菜研究会のメンバーで前から食べたいと云っていた、亀島由美子さんと大浦美鈴さんに連絡を取った。





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快く受けていただいた栃の木やの左から内藤和利社長と内藤厚顧問、そして渡邉副代表。

内藤顧問には、ほし先生を通して、江戸城濠大根のタネはお渡ししていたので、渡邉副代表が莢のままでも構わないが、一斉に発芽させるには、莢を割った方が発芽しやすいと、莢の割り方を説明した。

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生のままで、葉と根の部分を食べていただいた。
葉をかじったが、イソチアシアネートの辛さが強く、根の部分は繊維を感じるから、卸すことによって使えるとの感触を得た。


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2019年09月21日

栽培用の江戸城 濠大根がマルチから揃って元気に双葉を出した。


江戸城 濠大根の双葉が出たと、渡邉和嘉さんから9月6日、ラインで写真が送られてきた。

これまで、鳴子ウリを栽培していたところにマルチを張って播種していた。

そろった双葉を出しているので、聞いてみると、タネは莢から一つひとつ取り出して、3〜5粒蒔いたという。
それも9月1日に蒔いたと云うから、1週間たたずに発芽したわけだ。
やはり、栽培となると、莢から取り出した方が一番いい。





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14日に行ったときに一週間もしたら間引きをしたいが、蕎麦屋で試食ができないかと
渡邉さんから、提案された。

早速、江戸ソバリエ協会のほしひかる理事長にその場で電話をした。
渡邉さんの提案をそのまま伝えた。

「おろぬいた江戸城濠大根を、理事長のお知り合いのお蕎麦屋さんでお浸しにして味わっていただきたい。

イソチオシアネートの辛み成分が強い濠大根は、蕎麦の薬味として使う以外にも使えないかだ。

ほし理事長は、巣鴨の「栃の木や」主人内藤さんに聞いてみると電話は切れたが、後に24日(火)17時からで了解が取れたという。


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2019年08月16日

8月に入っての「江戸城 濠大根」、この厳しい暑さの中で元気に伸びている。


「江戸城 濠大根」を播種してしばらくしたら発芽したことは、報告したが
蒔いた後も長雨が続いていて、日照不足で温度が上がらなかったのが良かったのか、29日に梅雨が明けたとたんに芽生えたものだ。




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8月13日
梅雨が明けてから、12日までは雨が降らずに高温が続いていた。
5日、南方洋上で台風10号が発生した。
海水温が高いこともありゆっくりゆっくり、勢力を強めて、
14日(水)に西日本にかなり接近した。
 
大型の台風ということで関東地方にすこしづつ影響が出て、
午前中は小雨が降っていた。

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2019年08月04日

江戸城・濠大根が猛暑の中で本葉を出した。


2011年にハマダイコンが半蔵門の堀端や土塁に生えていることを紹介してきたが、その後2016年にその存在を紹介している。

このハマダイコンが生えている土塁は、江戸時代には幕府が守り、皇居になってからは政府が守り、現在では環境省が管理しているから、入手の了解を取るにしても自然保護の観点からすれば無理な話とあきらめていた。

今年7月に、こぼれ種から生えたハマダイコンがあることが分かり、そのハマダイコンに実った種を拾ってきた。

梅雨の最中の7月14日、雨が上がったところで莢に入ったままのハマダイコンを1センチ以内に土に埋め込んでいる。




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小平の宮寺光政さんと渡邉和嘉さんにも、栽培をお願いしたが、練馬大根は早くても8月下旬だからと、封筒に入れて引き出しにしまわれてしまった。

海岸線の浜などに生えるハマダイコンは、7月に莢が飛ばされ、砂地や砂と土が混ざったところに莢が落ちで芽生えることもあるだろうし

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見本を見せる意味からも、7月14日に播種したもので、
7月31日の状況は、双葉から本葉が出てきた。


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