2017年07月30日

7月の 〜江戸東京野菜を食べよう! シリーズ12〜 は、江戸時代のジャガイモ「おいねのつる芋」。


江戸時代のジャガイモが東京の奥座敷、檜原村で今日まで地元の伝統野菜として親しまれ栽培されてきた「おいねのつる芋」を、〜江戸東京野菜を食べよう! シリーズ12〜 で食べようと、西洋フードコンパスグループの森川洋一部長から相談があった。

森川部長は、実施するに当たっては、毎回生産現場を視察し、生産者の話を聞いて実施しているので、今回もJAあきがわに相談して、皆さんのスケジュールを抑えた。。


森川部長と、東京都庁第一庁舎32階南側同社食堂の長谷川亜美管理栄養士の2人が産地を訪ねたことは、当ブログで紹介した。





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〜江戸東京野菜を食べよう! シリーズ12〜 は、7月24日(月)〜7月28日(金)まで開催されたが、25日(火)、江戸東京野菜コンシェルジュ協会が主催して、「おいねのつる芋を食べる会」が実施された。

森川部長が作ったチラシには、「おいねのつる芋とは」として、
「江戸後期には甲斐国の代官であった中井清太夫が、ジャガイモ栽培を奨励したとされ、享和元年(1801年)
には小野蘭山が甲斐国黒平村(甲府市)において、ジャガイモの栽培が記録されています。」と「甲駿豆相菜薬記」を紹介している。

おいねのつる芋については、檜原村の歴史に詳しい、三頭山荘の大女将岡部里久子さんに何度もお会いしてお話を聞いている。

一度は、急峻なおいねのつる芋を栽培している畑にもご案内いただいている。


おいねのつる芋が美味しいのは、檜原村が海抜600メートル以上で、霧深く、昼と夜の寒暖差が大きいから、味が濃い芋が育つと言われています。

檜原村の急峻な水はけの良い小石交じりの斜面をうまく利用しながらの栽培で、3月末から4月半ばくらいに植え、7月ころに収穫。普通の男爵に比べると小さいが、たくさんできて病気にも強い。

土地の人の食べ方は、塩茹でして、皮のまま、ネギ味噌をっけて食べる。
昔は種芋の保存は凍らないように屋根裏に保存していた。



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2017年07月01日

6月の 〜江戸東京野菜を食べよう!〜 「寺島ナス」の料理を大勢の皆さんが楽しまれた。


三鷹の星野直治さんの畑で、寺島ナスの収穫が始まった。
計画の段階では、雨が降らなかったりで生育が遅れていると云うことで、心配していたが、その後降雨もあり、ようやく収穫にこぎつけた。

〜江戸東京野菜を食べよう!〜 を、都庁第一庁舎32階の南側食堂で西洋フードコンパスグループが企画しているが、

同グループの森川洋一部長と、同食堂の長谷川亜未管理栄養士は、実施前には、栽培圃場を視察しているが、三鷹の星野さんの畑には当ブログで紹介している。





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上の画像をタツプする。
食堂に掲示された寺島ナスのお料理は、

寺島茄子の浅漬け        380円
揚げ茄子のおろし和え      520円
揚げ茄子と香味野菜の油淋ソース 580円
寺島茄子のオムレツ       520円
寺島茄子の挟み揚げ       600円
寺島茄子のトマトソーススパゲテー 600円

〜江戸東京野菜を食べよう!〜 「寺島ナス」は、
6月26日〜30日




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2017年06月11日

神楽坂の天麩羅「天孝」で、二代目に江戸東京野菜の「川口エンドウ」を揚げていただいた。


今年の4月に、三國清三シェフの勉強会が、ラー・エ・ミクニで行われたとき、久しぶりに「天孝」の二代目新井均さんにお会いしたことは、当ブログで紹介している。

「八王子の川口エンドウが採れる頃、福島さんと伺います」とお伝えしていた。

当然、多摩・八王子江戸東京野菜研究会の福島秀史代表にも伝えたことから、川口エンドウの ”走り” の時期に、試食用に送ったとか。

その後、使っていただいているとの報告があったことから、ランチタイムに食べに行くことで、福島代表に二代目との日程調整をしてもらっていた。

川口エンドウの収穫は1ケ月持たないので、”名残” の時期になってしましたが、念願の「天孝」に伺うことができた。




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ラー・エ・ミクニでお会いした時、二代目から「福島さんにお世話になって今年、八王子しょうがのジェラードを使いましたが、好評でした。」と、報告をいただいていていたが、

日本橋「ゆかり」の三代目野永喜三夫さんに、江戸東京野菜を始め、東京の食材について紹介されて、ジェラードも使ってみたという。

上の画像をタップする
11時半の開店早々に、お店に伺ったが、格子戸を開けると、打ち水がしてあって、ガクアジサイが咲き、そこには粋な神楽坂が残っていた。

この一角に「新天孝」と「あら井」をビルの中に出店している。
この店では伝統的な食材を、新しいお店では、新しいメニューを開発しているという。



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2017年06月04日

伝統野菜の復活を応援してくれている友人を誘って、八王子の「けいの家」に行ってきた。


伝統野菜の復活を応援してくれている大沢正幸さんと坂井睦生さんを誘って、八王子の「けいの家」に行ってきた。

このところ、八王子の伝統野菜「川口エンドウ」を、紹介しているが、都庁32階の職員食堂で開催した〜江戸東京野菜を食べようシリーズ〜、また、新宿御苑の「レストランゆりのき」では試食会が開催された。

旬の江戸東京野菜を、応援してくれている2人に食べていただこうと思い立って急遽けいの家に案内したもの。

2人は、昨年の5月に、由比ガ浜に咲く鎌倉大根の花を見に行ってきたが、その前は巣鴨の種屋街道を案内した。

坂井さんには、押上「よしかつ」に案内したこともあるが、店主の佐藤勝彦さんの思いを聞いて小山田三つ葉の復活にお骨折りいただいている。






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上の画像をタップする。
けいの家では、八王子の伝統野菜「川口エンドウ」を始め、季節には「高倉大根」、「八王子ショウガ」のメニューを用意している。

新たに加わったのが「十勝のどろ豚とエンドウ玉子とじ」「エンドウと小比企カブ揚げだし」「初かつおとエンドウ土佐造り」がメニューに加わっていた。


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2017年05月26日

5月の〜江戸東京野菜を食べよう!〜 「川口エンドウ」がNHK「ひるまえほっと」の取材を受けた。


江戸東京野菜を知ると、「どこで買えるの!」、「どこで食べられるの!」の質問を受ける。

知りたいという方々に毎月、その月の旬の江戸東京野菜を食べていただける場を提供しようと考えていたが、西洋フードコンパスグループの森川洋一部長が、自社の都庁第一庁舎32階南側の職員食堂で、17時半からその機会を作ってくれたもの。





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今回は、八王子の川口地区に伝わる伝統野菜の「川口エンドウ」。
同食堂の長谷川亜未管理栄養士が毎回メニューを考えている。

上の画像をタップする
川口エンドウの酢味噌がけ      380円
川口エンドウの胡麻和え       380円
川口エンドウの玉子炒め       480円
川口エンドウの天ぷら        480円
川口エンドウの肉巻き        580円
川口エンドウのペペロンチーノ    580円

川口エンドウは、流通しているキヌサヤエンドウとは異なり、
シャキシャキした触感が魅力のエンドウで、
その違いを味わっていたただいた。




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2017年04月27日

名残りの早稲田ミョウガタケLaunch会を小料理石井でやるからと、お誘いを受けた。


早稲田ミョウガ栽培の第一人者井之口喜實夫さんご夫妻を招いて、今年最後、いわゆる名残りのミョウガタケLaunch会をやるからと、お誘いを受けた。

会場は、大泉学園駅近くの、「小料理石井」
実は、3月上旬の昼過ぎに、井之口さんのミョウガタケ栽培を見たいという方々と、大泉学園駅で待ち合わせ、小料理石井で昼食を摂ってから、隣の駅近くにある井之口さんのお宅に伺った。

その時、今度早稲田ミョウガタケを食べに来ますからと、皆さん和食の料理人・石井公平さんと約束をしていた。





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井之口さんのお宅は、石神井公園駅近くということもあり、ご夫妻は自転車で来られた。

東京ウドの農家見学に参加した諏訪間千晶さん(左奥)と、植木美江さん(右奥)、ミョウガタケの農家見学に参加された碧野圭さん(中央奥)と、増田純代さん(前右)、そして左が八幡名子さん(多摩・八王子江戸東京野菜研究会)

上の画像をタップする。
協会の役員以外では、御倉多公子さん(園芸研究家)と、若林牧子さんも参加された。
若林さんからは野菜ソムリエのアワード本選に、コミュニティTOKYOから東京ウドで出場し銀賞を受賞したとの報告を受けた。

会食は、上原恭子理事の司会で始まり、石井さんが歓迎の挨拶と、お料理について説明。

まず、井之口さんがお持ちいただいた名残りの早稲田ミョウガタケをかじるところから始まったが、サクサクとしたあの香りを楽しませていただいた。

出汁にこだわる同店は、まず鰹節を削ったものを戴くところから始まるが、今回も削っていただいて試食。

お隣が、小金井市の「チェリオ」オーナーシェフ滑川一美さんで、石井さんとは初対面のようなので、プロフーイルを紹介した。

石井さんは、大手企業の接待用施設で和食の料理人をされていたが、2014年に江戸東京野菜に興味を持って入門編に参加されたのが始まり。

江戸東京野菜を使った和食の店を出したいという夢をかなえるべく努力され、2015年に縁あって地元に「小料理石井」を開店した。

石井さんは、老舗「つきぢ田村」で修業、三代目田村隆氏を師匠と仰ぎ、技を引き引き継いで出汁にこだわり、地元産の野菜を使って、地産地消の店として固定客が増えている。



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2017年04月21日

4月の 〜江戸東京野菜を食べよう !〜 シリーズは「のらぼう菜」


毎回、都庁第一庁舎32階南側の職員食堂を運営する、西洋フードコンパスグループが実施する 〜江戸東京野菜を食べよう !〜 シリーズ、4月は「のらぼう菜」となった。

ノラボウ菜のシーズンは、ハウス物で2月、本場五日市では3月から露地物が出荷されるようになり、3月末には、のらぼう祭りが開催されて、4月の中下旬まで出荷される。

今回は、産地のラボウ菜を入手するためにJAあきがわの市川辰雄専務に依頼して、生産地を案内していただいた。





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〜江戸東京野菜を食べよう !〜 シリーズ「ノラボウ菜」のメニューは、

のらぼう菜のごま和え       480円
のらぼう菜のガーリック炒め    580円
のらぼう菜の肉巻き        580円
のらぼう菜の春巻き        580円
のらぼう菜のかき揚げ       550円
のらぼう菜の焼うどん       580円




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2017年04月03日

-両国- 江戸 NOREN にて『粋な江戸東京野菜フェア』を開催! 今話題の両国に旬な江戸東京野菜が大集結!


先日も紹介したが、かねてから両国の「江戸NOREN」は、江戸東京野菜のステージだと思っていた。

この程、江戸NORENで行われる「粋な江戸東京野菜フェア」、のポスターができたと、(株)ロケーションリサーチの瀬川雄貴社長から連絡をもらった。

錦糸町のテルミナで実績のある瀬川社長ならやってくれるだろうと、頼んでいたものだが、さすがで、株式会社ジェイアール東日本都市開発と折衝、4日から29日までのフェアが実現した。





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■初日がおトク!新鮮な江戸東京野菜がもらえるチャンス!

当日館内で 1,500 円以上お買上げしたレシートをご持参いただいたお客さまに、新鮮な江戸東京
野菜「あした葉」を先着 60 名様にプレゼントいたします。なくなり次第終了ですのでお早めに。
【実施日】 4 月 4 日(火) 12 時〜

■小学生が育てた江戸東京野菜の作品が勢ぞろい!

フェア実施に先駆け、都内で江戸東京野菜を育てる小学校の児童から「あなたたちが育てる江戸東京野菜の『粋な』物語を教えてください」をテーマに作品を募集しました。
【展示期間】 4 月 14 日(金)〜5 月 12 日(金) ※展示作品の入れ替えあり


■土俵前で開催!-両国- 江戸NOREN流表彰式!

応募のあった江戸東京野菜の受賞作品に選ばれた児童の表彰式を、-両国- 江戸 NOREN の土俵の前で開催いたします。児童たちの晴れ舞台、ぜひみなさまお越しくださいませ。
【実施日】 4 月 15 日(土) 14 時〜

■お母さま方必見!江戸東京野菜講座に、食育講座も!すべて無料!

表彰式の後は江戸東京野菜コンシェルジュ協会の大竹道茂と、上原恭子さんによる江戸東京野菜講座の実施、さらにはメディアでも活躍中の学校栄養士松丸奨さんによる食育講座を開講いたします。
【実施日】 4 月 15 日(土) 14 時 30 分〜

■江戸東京野菜をご家庭でも!おすすめ調理法もお伝えします!

講座当日を含む全 6 日間、江戸東京野菜のマルシェ販売を館内にて実施いたします。
普段食べている野菜と、見た目も違えば味も違うのが江戸東京野菜について、知識豊富な専門スタッフによる対面販売で、調理法などどうぞお気軽にご相談ください。試食も行います。
【実施日】 4 月 4 日(火)〜6 日(木)、14 日(金)〜16 日(日) 各日とも 12 時〜17 時


参加店は10店舗で、計24品のフェアメニューが提供されます。



2017年03月20日

3月の、〜江戸東京野菜を食べよう〜!シリーズ〜は「早稲田ミョウガタケ」


2010年に、早稲田ミョウガの捜索隊に参加して、早稲田ミョウガを発見してくれたのが井之口喜實夫さん。
その後、栽培に取り組んでくれている。

2011年からは、ミョウガタケの試作をしていただいている。
秋のミョウガの子、そして早春のミョウガタケと、何れも「刺身のツマ」としての高級食材で、

「鎌倉の 波に早稲田の 付け合わせ」と云う川柳にあるように、

「鎌倉の波」は外洋に泳ぐ初鰹であったり戻り鰹であったり、
「早稲田の付け合わせ」は早稲田ミョウガを意味している。


これも、江戸東京の食文化を伝える詩だが、近年では、産地は東北へと移り、宮城県名取市下余田が産地となっている。





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東京都庁第一庁舎32階南側の職員食堂を運営する、西洋フードコンパスグループの森川洋一部長と、同食堂の長谷川亜未管理栄養士

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当日は、森川さんと同社斎藤和彦マーケティング部長が、井之口さんと、後継者の勇喜夫さんを招いてくれた。



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2017年03月12日

伊藤秀雄総料理長が天皇の料理番、秋山徳蔵が料理した「午餐会」のメニューの再現が行われた。


江戸東京野菜コンシェルジュ協会主催のスタディ&カフェは、午前の本荘暁子さんの新宿御苑の成り立ちから、福羽逸人についてのスタディに続いて、新宿御苑レストランゆりのきで、伊藤秀雄総料理長が天皇の料理番、秋山徳蔵が料理した「午餐会」のメニューの再現が行われた。

新宿御苑の発展に尽くした福羽逸人が、宮内庁の大膳頭となった時の部下が、初代司廚長となった秋山徳蔵で、伊藤総料理長は、福羽逸人と秋山徳蔵の縁から、日本を代表する料理人のメニューの再現は、伊藤総料理長も思いを込めて、同レストランのシェフの皆さんとで料理してくれた。





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伊藤総料理長は2014年から、江戸東京野菜を使ってメニューの再現をすると云う、この企画を始めてから、ご案内するとぜひ参加したいという方々で、満杯になる。
これまでのお料理を紹介すると、


今回は、大正4年11月の午餐会メニューと、大正9年5月の午餐会メニューから選んで、江戸東京野菜を使って再現された。


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2017年03月07日

小料理石井の壁に飾られた江戸東京野菜の刺繍は恩師平田先生の作品。


昨年の10月以来、久しぶりに、大泉にある小料理石井の石井公平さんから電話をもらった。

友人が、小料理石井に行ったらしく、大竹は友人だと云ったようで、それから江戸東京野菜の話しで盛り上がったと、翌日石井さんからお客を紹介してくれてと、お礼の電話がかかってきた。

同店は、漫画家たちが良く来るそうで、売れっ子の漫画家たちの色紙が貼られていたが、最近は江戸東京野菜の刺繡を飾っていて、料理を待つ間の話題になっているという。





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地元大泉の小学校を卒業した石川さんの店に、小学校時代の恩師平田文江先生が訪ねてくれるようになった。
先生は、退職したあと趣味で刺繍をされているそうだ。

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平田先生も、江戸東京野菜の形の面白さや、野菜本来の味がすることから、趣味の刺繍で江戸東京野菜を表現しようと思ったようだ。


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2017年02月18日

〜江戸東京野菜を食べよう!〜シリーズ、2月は、立川の清水丈雄さんが栽培した亀戸大根に舌鼓。


西洋フードコンパスグループの都庁32階南側の食堂で実施している、〜江戸東京野菜を食べよう〜! シリーズ〜、2月13日から17日まで「亀戸大根」で、

同社都庁食堂の管理栄養士・長谷川亜未さんを案内して、亀戸大根の生産者、清水丈雄さんのハウスに伺ったこととは、当ブログで紹介した。

これまでは、実施期間中に生産者を招いていたことから、その日に合わせて希望者が集まり、生産者の話を聞いたり、料理を食べながら、意見交換を実施していた。

9月には女子会なども行われていて、当ブログで紹介した。






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今回は、江戸東京野菜コンシェルジュ協会の新年会として、協会のブログ等で紹介した。

新年会は毎年1月に押上「よしかつ」で開催していたが、店のキャパからして24−5名と云うことでお断りが出ていたことから、

今回は2月の、〜江戸東京野菜を食べよう〜! シリーズ〜期間中に実施することになり、お集まりいただいたもの。

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今回のメニューは
亀戸大根のふろふき大根      430円
亀戸大根の柚子大根        380円

亀戸大根とセロリの塩昆布サラダ  580円
亀戸大根と豚肉の生春巻き     580円

亀戸大根のかき揚げ        550円
亀戸大根のにぎり寿司(2貫)    320円



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2017年01月29日

水月ホテル鴎外荘では、3月から江戸東京野菜を活用した現代の名工懐石を計画、メディア向け試食会を開催した。


水月ホテル鴎外荘の総料理長大河原実さんが、厚生労働省が定める平成28年度 卓越した技能者、通称「現代の名工」として表彰された。

ひとつのきっかけとして、3月から、江戸東京野菜を活用した、「現代の名工 懐石」を提供していく計画があるという話を、総合広告商社(株)エイエイピー首都圏営業本部の小泉竜夫副部長から伺ったのは、暮れの話だった。

同ホテルの中村菊吉社長には、2010年から江戸東京野菜の取り組みについて何かと激励をいただいている。

大河原総料理長のお料理は、一昨年の暮れに、中村社長からお招きをいただいた時に、いただいていて、

その時、(株)エイエイピーの小泉副部長と、同ホテルの副支配人・中村友美さんに初めてお会いしている。





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今年になって、同ホテルに伺い企画内容についての考え方について、中村みさ子女将、大河原総料理長、そしてエイエイピーの小泉副部長に伺ったが、

現代の名工・大河原総料理長の技を江戸東京野菜を使って新懐石コースとして一年間提供していこうというもの。

1月26日(水)には、プレス発表を、同ホテル鴎外荘の舞姫の間で実施する。
司会と開会の挨拶は、みさ子女将、大河原総料理長の挨拶の後、「江戸東京野菜とは」について話してくれと云うことも依頼された。

上の画像をクリックする
その後、ランチとディナーのコースメニューが決まり、
写真撮影も終わったと、写真を送ってくれた。

写真左、4,000円(サービス料・消費税別)のコースは
お昼のみですが、
写真右15,000円(サービス料・消費税別)のコースは
予約が必要で昼・夜用意できます。



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2017年01月28日

押上「よしかつ」の新年会に、江戸東京野菜を食べようと皆さんが集まった。


先日、押上の「よしかつ」に、江戸東京野菜を食べようと皆さんが集まった。
例年、この頃に皆さんが集まっているが、今年は、顧問の向笠千恵子先生と講師をお願いしている、フードマイレージの中田哲也先生もご参加いただいて、賑やかな会となった。

会場が押上だけに、遠い多摩地区の方々にもご参加いただけるように、早めの15時に店を開けた。




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押上「よしかつ」は、お料理はもちろんだか、店主の佐藤勝彦さんは、コンシェルジュ協会の講師をお願いしているから、お料理や飲み物のお話を聞くだけでも勉強になり、ある意味同店は「江戸東京野菜の聖地」でもある。

多摩・八王子江戸東京野菜研究会のメンバーなど、初めての方々も来られた。



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2016年11月30日

〜江戸東京野菜を食べよう〜! シリーズ〜、「内藤カボチャ」料理を美味しくいただいた


〜江戸東京野菜を食べよう〜! シリーズ〜、11月は、「内藤カボチャ」でお料理が作られるということは、当ブログで紹介した。

毎回、メニューは、同食堂の管理栄養士・長谷川亜未さんが考えていただいているが、今回のお料理も期待を持って伺った。

暗くなった新宿はLEDのイルミネーションライトがあちこちで輝いていた。
17時30分に、西洋フードコンパスグループ、マーケティング部・斎藤和彦部長と、都庁32階南側の食堂内「職員クラブ」で、待ち合わせをしていた。




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上の画像をクリックする
内藤かぼちゃのサラダ      600円
内藤かぼちゃのベーコン巻    580円
内藤かぼちゃの明太マヨネーズ焼 520円
内藤かぼちゃの甘辛チーズ焼   520円
内藤かぼちゃの天ぷら      480円
内藤かぼちゃのコロツケ     520円
内藤かぼちゃのピザ       700円






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2016年11月26日

〜江戸東京野菜を食べよう〜! シリーズ〜 11月は、内藤カボチャを28日(月)から


東京の農業は、収穫の秋を迎え各地で農業祭が行われている。

〜江戸東京野菜を食べよう〜! シリーズ〜、今回は、内藤カボチャで、毎回、同社グループ営業開発部門特命事項担当の森川部長(写真左端)と、マーケティング部斎藤和彦部長(写真右端)、管理栄養士の長谷川亜未さんが畑の視察を行っているが、

9月に滝野川ゴボウを実施したときに、かぼちゃの生育状況を確認していたことから、今回、完熟の内藤カボチャを取り寄せたもの。



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内藤カボチャは
11月28日から12月2日まで
都庁舎32階南側の食堂内「職員クラブ」で開催。
17時00分から
1階で32階食堂と書いてお越しください。


2016年10月14日

「東北キッチン at早稲田」と「江戸東京伝統野菜」で、早稲田ミョウガをいただいた。


東京都庁32階西洋フード食堂限定コラボとして、5月から実施している、「江戸東京野菜を食べよう!、シリーズ」10月は早稲田ミョウガと、当ブログでご案内したが、

早稲田大学のユニバーシティ・スタディーズ科目:「JA共済寄附講座 東北復興のまちづくり 〜農から地域創生〜」の授業の一環として、復興イベント「東北キッチン」を早稲田界隈の協力店舗で開催している。

今回の食材が、早稲田ミョウガということで、これまで早稲田ミョウガ普及に尽力をいただいた、早稲田大学社会科学総合学術院の早田宰教授に相談、早稲田大学が実施している「東北復興のまちづくり」として実践していた「東北キッチン at早稲田」と「江戸東京野菜の早稲田ミョウガ」のコラボ。

このことは「東北キッチン」のプレキャンペーンとして、学生が、岩手・宮城・福島の沿岸部のまちへフィールドワークによって発掘した地域特産食材と旬の江戸東京伝統野菜の「早稲田ミョウガ」をアレンジしたメニューを提供し、復興イベントを盛り上げるというもの。






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今回は生産者の井之口喜實夫さんとご子息の勇喜夫さんが、西洋フードから招かれた。
西洋フードコンパスグループの斎藤和彦マーケティング部長に接待いただいた。



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2016年10月04日

都庁食堂の「江戸東京伝統野菜フェア」、9月は滝野川ゴボウだった。


都庁食堂で、毎月1週間にわたって実施している、江戸東京伝統野菜を食べよう! シリーズ4弾は、滝野川ゴボウだった。

この企画、西洋フードコンパスグループの森川洋一部長が、江戸東京野菜に注目してくれて、5月から始まったが、このシリーズ、早稲田ミョウガタケ、6月は東京ウド、7月が寺島ナス、先月は八王子ショウガ、と続いてきたもので、

9月に滝野川ゴボウで開催することは、当ブログで紹介している。





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今回のメニューは、
滝野川ゴボウの柚子味噌和え   480円
滝野川ゴボウの梅おかか和え   480円
滝野川ゴボウのから揚げ     520円
滝野川ゴボウの天ぷら      520円


滝野川ゴボウと牛肉の辛味噌炒め 600円の当日分は、売り切れだった。

上の画像をクリックする。
今回のゲストは、滝野川ゴボウを生産している、岸野昌さんと、
もうひと方のゲストは、江戸東京野菜コンシェルジュ協会の顧問をお願いしている向笠千恵子先生。


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2016年10月02日

物語を聞いて「早稲田茗荷尽くし」の料理を堪能。


練馬区大泉で江戸東京野菜をはじめ地元の野菜を使ったお店「小料理石井」を開店した石井公平さんは、開店1周年を記念して、旬を食べ尽そう!! 「早稲田茗荷尽くし」を開催した。

早稲田茗荷の食べ尽し会は昨年実施して、好評を得ていたが、今年はさらに、研究されていて参加者の期待が高まって、新たなお客様が、お見えになっていた。





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同会は、店主の石井さんから、1周年を迎えた感謝のあいさつの後、講座に移った。

上の画像をクリックする
「江戸東京野菜と早稲田ミョウガの発見」についてお話をさせていただいた。
当日は、生産者の井之口喜實夫さんも参加されていた。

物語

2009年の夏、足立区興野で伝統野菜の 本田(ほんでん)ウリが発見された。

このことは、伝統野菜を復活しようとの思いを、いっそう強めた出来事だった。
農家にこっそりと栽培されている野菜が、他にもあるのではないかと・・・・。
そして、江戸の特産として有名だった「早稲田ミョウガ」が早稲田の地に生えているかもしれないと・・・。



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2016年09月25日

都庁第1本庁舎32階の食堂。〜江戸東京野菜を食べよう!、シリーズ〜、9月は「滝野川ゴボウ」


食べよう! シリーズで「寺島ナス」の料理を食べながら、森川洋一部長から次の野菜としてどんなものがありますかと相談をされた。
このシリーズ、西洋フード・コンパスグループ(株)が、毎月1週間、東京都庁舎32階南側の食堂内「職員クラブ」で、日時を決めて17時30分から提供している企画で、

これまで、安全安心な東京産食材を提供する意味からも、同社グループ営業開発部門特命事項担当の森川部長(写真左端)と、マーケティング部斎藤和彦部長(写真右端)、管理栄養士の長谷川亜未さん(写真右から2人目) が生産現場を視察していた。

7月20日に、滝野川ゴボウの生産農家・岸野昌さんの都合がついたので、小平駅で待ち合わせをして伺った。




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岸野さんの畑はまとまって5000平米、行ったときは夏野菜のキュウリ、トウモロコシ、学校農園としてサツマイモも栽培していた。

滝野川ゴボウの他に、内藤トウガラシ、内藤カボチャ、青茎三河島菜、品川カブ、土垂(サトイモ)、

滝野川ゴボウは8月中旬から出荷が始まっていたが、11月で終わったあたりから、長ニンジンの滝野川ニンジンが出荷される。

上の画像をクリックする
伺ったときは、まだ出荷には細かったが、深堀用のトレンチャーでゴボウの抜き方を実演してくれた。


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