2011年05月15日

小金井桜を使った小金井ラーメンづくりに中国宮廷麺「翡翠麺打師」が立ち上がった。



小金井市のまち興しに取り組む学生グル―プ「いがねこ」が、小金井にこだわったラーメンを作りたいと、当ブログで紹介した小平市・一ツ橋学園の中国宮廷麺の「翡翠麵打師」松村幹男さんのお店「なにや」の門を叩いたのは昨年だったが、4月の下旬、松村さんは小金井産の桜の花びらに挑戦してくれた。


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連休中に松村さんから電話をいただいた。

何でも12日の夜、「いがねこ」や「小金井・江戸まち連」の皆さんを招いて、櫻麵の作り方などアドバイスをするから、食べに来ないかと云うもの。

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2011年04月30日

中国宮廷麺の技術で、桜の花びらが入った小金井桜の櫻麵を試作。


江戸東京野菜を使って小金井の町興しに取り組む学生グループ「いがねこ」が、江戸東京野菜を使った小金井ラーメンを作りたいと、小金井ラーメン試食会を開催した事は、当ブログでも紹介している。

取り組みにあたって、小平市・一ツ橋学園の中国宮廷麺「なにや」の店主で「翡翠麺打師」の松村幹男さんに指導を仰いでいたが、小金井は桜が有名だから、麺に桜を練り込んではとのアドバイスを受けていたことから、25日に試作を試みたもの。

この場合、江戸東京野菜は「かて」として、使われるという。


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参加した酒井さんからのメールによると、
25日、いがねこの山中君、ミュゼダグリ阿部さん、そして酒井さんが、摘んだ桜の花( 個人所有の桜の木から・写真をクリックする )を「なにや」に持ち込み、松村さんの技術を学んだ模様。

櫻麺の試作を以下の手順で実演して頂きました。



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2011年04月08日

仙台の「ときわ亭グループ」が元気を出そうと中目黒に焼き肉店を8日オープン



「仙台 牛タン」を食べさせる「ときわ亭グループ」の東京1号店(三木達哉マネージャ)が、3月に開店を予定していた。
この度の、東北地方太平洋沖地震の影響をまともに受けて、メインの牛タンが仙台から入荷しないということで、開店が遅れていたが、8日、ようやく開店にこぎつけた。


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チラシをクリックして「OPEN!!」チラシ記載のサービス券もプリントアウトして利用できます。



昨年暮れに、東京本部統括の望月俊彦氏からは、野菜は東京産にこだわりたいとの相談を受けていたので、6日、食の最新情報を報道するフードボイスの皆さんと、開店の準備に忙しい同店に伺った。



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2011年01月15日

江戸東京野菜の料理とお酒を押上「よしかつ」で楽しんだ。


昨日、紹介したが、すみだリバーサイドホールで行われた講演に、主催者が地元で東京の食材にこだわった飲食店「よしかつ」の主人(佐藤勝彦さん)を呼んでいると云うので、一軒だけではと、お隣、江東区亀戸で伝統野菜の亀戸大根を食べさせる割烹「升本」も呼びましょうと提案して、お二人にステージでお話をしてもらった。

 そんなことで佐藤さんから、「店が近いので終わったら来ませんか!」とお誘いをいただいていた。

「水曜日は休みなので、ゆっくり話をしたいから・・・」と云う口実だったが、小金井の市民グループ「ミュゼダグリ」の納所理事長をはじめ行ったことがないというメンバーに声をかけた。


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 焼酎にも江戸東京野菜から醸造したものがあった。
練馬大根、中野甘藍(キャベツ)、千住ネギ、明日葉、小松菜とこんなにあった。
小松菜には吉宗命名の一説がラベルにある。

そしてクリックすると、サントリーモルツ、それも調布工場で東京の水を使ったものが出てきた。ここまでこだわっているとは。



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2010年12月30日

中国宮廷麺の小平「なにや」で一年に一日の五色麺に行列。


このブログでも紹介している小平・一ツ橋学園の中国宮廷麺の「なにや」では毎年12月30日に一年に一日だけ、おめでたい五色麺を打って出す。

店主の松村幹男さんにとって特別な日だとかで、ご招待をいただいた。

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この日に着ているコスチュームは15年も前からイベントやこの日のために着るお洒落なもの。

写真をクリックする
「徹夜して先ほど打ち終わった」と云う麺を見せてくれた。



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小金井の「ヴァン・ド・リュ」永瀬義祐シェフが公開するリンゴケーキ


PO法人ミュゼダグリの定例会が先日行われた。

今年は、新会員が増えたこともあり、初めての定例会で、納所理事長から、今年の事業報告があった。

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その後、会場を変えて、都合のつく方々で、小金井駅の北口にある「ヴァン・ド・リュ」(新西洋料理)に席を移した。

納所理事長の発声で赤ワインで乾杯 !

ランチをいただきながら、和やかな懇談の場になった。



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2010年11月20日

作家・森沢明夫先生の取材を受けた江戸東京野菜。全国農協観光協会「ふれあい」誌に掲載予定。


(社団)全国農協観光協会・地域振興推進部の横山昇次長は、お仕事の関係からか当ブログをパソコンの「お気に入り」に入れてくれているらしく、江戸東京野菜についても詳しい方だが、夏にお会いした時にはそのうち、うちでも取り上げたいなどと云っていた。

先月末に、忘れていたが同会の広報誌「ふれあい」の制作会社・家の光から電話をもらった。
電話では、私が、江戸東京野菜の栽培現場を案内し、その野菜を料理店に持ち込んで、江戸東京野菜の料理を食べながら取材に答えるというような、ザックリとした話であった。

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クリックすると伝統小松もある。


この時期、出荷が始まっているのは、亀戸ダイコンと伝統小松菜だ。
栽培している木村重佳さんは、亀戸の亀戸大根料理の割烹「升本」にシーズンには月1万本を出荷している。

昨年、バスツアーでお願してから、彼を応援しているのだが、今年は新たに伝統小松菜も栽培してくれている。



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2010年11月12日

伝統小松菜のごせき晩生を麺に練り込んだ小平「なにや」の"めん菜"が美味い。

西武多摩湖線の一ツ橋学園駅下車して、住宅街の一角にある中国宮廷麺の「なにや」(小平市学園西町・tel 042-342-2929)の店主・松村幹男氏が翡翠麺打師の技術を生かして、江戸東京野菜の伝統小松菜・ごせき晩生を練り込んだ自信の「めん菜・ポテトサラタ付850円」をいただいてきた。


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クリックすると松村氏の自信作



「なにや」の取り組みは、「江戸東京野菜とブルーベリーで新たな冷やし中華が小平「なにや」で生まれる」と、8月には「宮寺さんの銀マクワで創作意欲がわいた小平の料理人たち」でご紹介したが、今度は、塩味の「めん菜」をメニューに加えたらしく、「自信作です」と恭しく持ってきてくれた。

さわやかな色、味、うまい!・・・







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2010年11月02日

江戸野菜居酒屋 目黒「江ど間」がオープンした。


江戸東京野菜を料理する宮城幸司さんはキッコーマンからも注目されて、料理教室などで活躍している。


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7月17日以来、待ちに待った江戸野菜居酒屋 目黒「江ど間」が2日、目黒にオープンした。

JR目黒駅下車、雅叙園脇の急な行人坂を目黒川に架かる太鼓橋に向かって下って行ったところ、セブンイレブンを右に折れて2-3軒目が「江ど間」だ。
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2010年09月30日

ベーカリー「銀座ジョアン」限定オリジナル商品「江戸東京野菜」使用のフランスパンがうまい ! 

パリ郊外の名店「ローラン・ジョアン」の名を継ぐ本格ベーカリー「ジョアン」では 9月11日(土)、銀座三越の地下2階のベーカリーブランド「銀座ジョアン店」をリニューアルオープンしたが、希少な「江戸東京野菜」など地場の素材を取り入れたフランスパンを発売、人気を呼んでいる。

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三越銀座店とともにリニューアルオープンした銀座ジョアン店では、新たな試みとして、定番のフランスパンに、「江戸東京野菜」を使用した新商品を、銀座店のみの限定商品を発売している。

同社によると、伝統の「江戸東京野菜」を育てている都内農家より特別に野菜を取り寄せ実現したものとしている。

伝統野菜独特の繊細な味わいと、フランスの伝統的なパンとの美味しい組み合わせを、パン職人が開発し、

「東京とパリに伝わる伝統食材同士の粋なマリアージュをお楽しみください。」と・・



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2010年09月21日

銀座「壮石」で、時を忘れて江戸東京野菜談議

江戸東京野菜のこれからの普及推進について懇談がしたいからと、この道のお歴々からお誘いを受けて銀座「壮石」に伺った。

銀座「壮石」は、フード・マイレージ ディレクター仲間の小笠原広さんが経営に加わっているお店で開店祝いに伺って以来だ。

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こんなのができましたと出てきたのが「滝野川ごぼう」のエールビル―。

調べてみると、北区の街興しとして、2003年10月に三益酒店(北区桐ヶ丘1-9-17) が発売したもので、醸造は新潟麦酒梶B

原材料には、ごぼうの他に、麦芽、ホップ、大麦、イチョウ、ビワ葉、ハトムギ、イカリソウが入っているが、
ゴボウの味はしっかりとする。


販売続きを読む

2010年09月14日

「EDO−ECOエコ・クッキング プロジェク」トプロデュースの 江戸エコツアーができました!!

EDO−ECOエコ・クッキングプロジェクトが実施する「江戸エコ行楽重」試食会が、13日の11時から、皇居外苑の楠公レストハウスで行われた。

試食に先立って、東京家政学院大学名誉教授の江原絢子先生の講演「循環型社会江戸時代の食材と料理の工夫」があり、
「食の循環例」「江戸時代の食生活の特徴」「隠居大名の日常食」「江戸中・後期の料理書の特徴「幕末の江戸の食品と価格例」と、久々に興味深いお話で、勉強させていただいた。


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写真をクリックする


プログラムでは、江原先生と共に「江戸エコ行楽重」の開発に携わった三神彩子氏(東京ガス鰹報センター主幹)の話は、江戸時代の生活の知恵を現代に生かすことがエコだと、分かりやすい。

 また、楠公レストハウス料理長の安部憲昭氏は、「江戸エコ行楽重」を前に、一品一品について解説された。

途中で安部氏から「どうぞ召し上がりながら」と促されたが、皆さん箸を付けるのを躊躇するぐらいの見事な行楽重だった。

尚、「江戸エコ行楽重」については当ブログでも紹介したが、江原先生の講演が聴きたかったので、遠慮なく参加させていただいた。


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2010年09月06日

AJリアルイベント 「東京スカイツリー散策と江戸東京野菜と東京の酒 !」

昨日紹介した、晦dventure JAPANが発行する AJ vol.7に連動した企画の、東京スカイツリーにわく「墨田」で伝統体験が開催された。

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GREENSTYLEの中村正明氏(代表取締役) から、押上の「よしかつ」で「ミニトークショー&もんじゃ交流会」をやりたいので協力してくれと云うお話をいただいていたのは1か月前のことだった。



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2010年09月04日

月刊「ソトコト」にオテル・ドゥ・ミクニ AXU会員限定ランチ&セミナーが掲載される。

9月5日に発行される月刊「ソトコト」9月号には、7月31日にCedyna Card AXU のゴールドカードが新提案として開催された「オテル・ドゥ・ミクニ AXU会員限定ランチ&セミナー」が掲載される。

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写真をクリックするとリンクします。

この掲載に先駆けて、WEBマガジンに、楽しいお食事の様子がアップされている。

穴子のグリエと江戸東京野菜の寺島ナス。赤ワインリゾットに香草サラダ添え。
メインディシュ並みの評価であった寺島ナスの味わいは、まさに三國マジックだ。


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2010年09月01日

皇居外苑のレストハウスで江戸料理の復活「江戸エコ行楽重」

7月3日の東京新聞にイラスト入りの連載「界隈ルポ」で皇居外苑から日比谷、丸の内辺りが紹介されていた。

すみの方に楠公(なんこう)レストハウスが紹介され、「省エネの調理法で江戸時代の味を再現した『江戸エコ行楽重』  8/1予約制で提供開始」と、イラストレーターのしんじ・えりこさんが、スペースいっぱいに楠公の銅像と重箱の中身まで細かく書いていた。

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「江戸時代の味を再現」に興味をそそられ、イラストの下に書いてあった、楠公レストハウスの電話番号(3231−0878)を書きとめておいた。



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2010年08月20日

宮寺さんの銀マクワで創作意欲がわいた小平の料理人たち。

小平市学園西町の中国宮廷麺の「なにや」の店主・松村幹男氏が馬込半白キュウリに魅せられて創作意欲がわいた話を7月10日に紹介した。

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8月10日だったか、小平の宮寺光政氏から帰宅途中の車内に電話がかかってきた話も紹介したが、
その翌日、宮寺氏は野菜をJAの直売所に出荷した帰りに、松村氏を訪ねて、銀マクワ(本田ウリの総称)を贈呈したところ、銀マクワを見た松村氏は、またまた、創作意欲が湧いたようで、
お店から電話をいただき、16日19時に「なにや」で待ち合わせることになった。

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2010年08月08日

江戸ッ子のお歴々と月刊日本橋の座談会、日本橋ゆかりにて

月刊日本橋の創刊30周年を記念して実施されている「にほんばし江戸東京野菜プロジェクト」は日本橋の老舗の皆さんが参加して賑やかに展開されている。
この度、月刊日本橋が座談会をやるというので、東京駅八重洲口から程近い、「日本橋ゆかり」に伺った。

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「花の雲 鐘は上野か浅草か ゆかりの色の鉢巻も 江戸紫や伊達姿・・・・」

芝居の花形、浅草花川戸の助六の粋姿を彷彿とさせる名台詞だが、
初代野永喜三郎夫妻が浅草の出身だということもあり、ごひいきの先代・十一代市川團十郎のお家芸「助六由縁(ゆかり)江戸桜」が、店名の「ゆかり」となったという。

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2010年07月25日

江戸料理「池波正太郎の世界」 水月ホテル鴎外荘で始まる。

池波正太郎没後20年記念企画として、水月ホテル鴎外荘(中村菊吉社長)では、江戸料理「池波正太郎の世界」を7月23日、から8月27日までの毎週金曜日、計6回開催される。

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(写真提供 鴎外荘)

「池波正太郎の世界」は、女流講談師の神田蘭さんの登場で始まる。

ドラマ鬼平犯科帳のテーマ曲に乗って登場の蘭さん、男装の美人剣士・佐々木三冬の若衆姿で日本舞踊を舞った後、会場から笑いを取ってから、やおら講釈台に向かう。

「・・・池波正太郎原作「剣客商売・陽炎(かげろう)の男、読み聞かせの一席、最後までお付き合いの程・・・・」

「小さい檜造りの湯船に、陽炎が揺れていた・・・・。」


美人講談師の誉れ高い神田蘭さん

時々三枚目を演じて笑いを取っていたが
陽炎の男では、メリハリの利いた語り口で、聴衆を池波正太郎の世界に引き込んでいき、佐々木三冬を演じきる。




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2010年07月10日

江戸東京野菜とブルーベリーで新たな冷し中華が小平「なにや」で生まれる。

小平の江戸東京野菜の生産農家・宮寺光政さんから、小平特産のブルーベリーと宮寺さんが栽培した馬込半白キュウリを使っている、中華料理の店があると知らせてくれた。

それでは、新たな商品開発の参考にしようと、関係者が集まることになった。

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写真 冷やし中華 1,300円、餃子は一皿3個で600円


小平は、日本で最初にブルーベリーが導入された市として知られている。

小平市学園西町の中国宮廷麺の「なにや」の店主・松村幹男氏は、翡翠麺打師の技術を生かして、ブルーベリー(地元島村速雄氏生産)の果実を麺に練り込み、紫の清涼感一杯のそばを作り上げた。

また、同氏は、餃子の皮にも注目して、ニンジン、ホウレンソウ、を練り込み、生地の白を含めて、三色大餃子「唐三彩餃子」を販売してきたが、

新たに、ブルーベリーも練りこんだ四色の大餃子を開発、この店の人気商品となっている。


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2010年07月09日

「池波正太郎の世界」鴎外荘の江戸東京野菜と講談のコラボ・プランはいかが。

池波正太郎没後20周年記念企画として、水月ホテル鴎外荘(中村菊吉社長)が新たなプランを打ち出した。

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チラシを左クリックしてください。


鴎外荘は「江戸東京野菜、地産地消のこだわりの宿」として4月15日の当ブログでも紹介したが、夏の企画として、江戸料理「池波正太郎の世界」を発売する。

江戸東京野菜と女流講談師の神田蘭・演目「剣客商売」のコラボは、池波正太郎ファンならずとも、「聞いて 食べたい!」というもの。

メニューも決まったと云うので、中村社長からお誘いを受け上野に出掛けた。上野駅不忍口から鴎外荘の送迎バスで向かったが、中村社長は出迎えてくれていた。





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