2014年09月19日

「江戸東京野菜・四ツ谷菜園の会」の依頼で、江戸東京の物語を語る。


絵本塾の屋上菜園(尾下千秋社長) で江戸東京野菜を栽培する「江戸東京野菜・四ツ谷菜園の会」の皆さんは、今年5月、6月と小平市の宮寺光政さんを講師に栽培の勉強会を実施してきたが、この事は当ブログで紹介している。

同菜園の会では、宮寺さんの用意した苗物を定植するなどして、夏野菜の栽培を実施してきた。



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上の写真をクリックする
今回は、講演と云うことで初めての方も何人か見えていたので、尾下社長が「同社の絵図鑑「やさい応援団」の「まるごとシリーズ」を監修していて、間もなく「かぼちゃ」が発刊されます。」と紹介してくれた。

パワーポイントは、同菜園の会が栽培している「江戸東京野菜とは・・・」から始まって、江戸東京野菜の代表的野菜・練馬大根の物語と、全国に伝わった食文化の話。

練馬大根も亀戸大根も白首、「粋な江戸っ子は白首大根 !!」

文化年間に出版された成形図説に描かれた「品川カブ」(写真上中央と左) の復活に取り組んだ宮寺さんを紹介。

これにより、皆さんに品川カブを栽培して、品川神社で開催される「品評会」に参加するようお勧めした。

荒川区の伝統野菜「青茎三河島菜」(写真下右) を復活させた宮寺さん。

荒川区の伝統野菜「汐入大根」(写真上右) の栽培に取り組んだ宮寺さんと・・・・、
栽培指導をしている宮寺さん絡みの話など、2時間にわたりをお話した。

皆さん、興味を持っていただいた。
今回は、冬野菜に絞ってお話したが、春から夏の江戸東京野菜については機会があればお話すると、尾下社長にお伝えした。

尚、「江戸東京野菜・四ツ谷菜園の会」には「農」のある暮らしづくりのアドバイザーとして(一財)都市農地活用支援センターから派遣された。

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2014年09月14日

全国農業体験農園協会の園主や利用者から江戸東京野菜栽培に強い意欲を感じた。


1か月前、一般財団法人都市農地活用支援センター(角地徳久理事長) から文書が届いた。
NPO法人 全国農業体験農園協会(加藤義松理事長) の勉強会に、「農」のある暮らしづくりアドバイザーとして派遣すると云うもの。会場は立川駅の南にある「アレアレア2 」の6階ホール。

農業体験農園は、今や全国に広がったが、そもそもは都市農地を都市住民と一緒に守る方法として練馬の加藤義松理事長たちが考案した都市住民参加の農業体験農園。

昨年、練馬の農業祭で練馬区農業体験農園が立毛品評会表彰式典が行われていて、園主の皆さんにお会いしたことは、当ブログで紹介している

江戸川の江戸東京野菜栽培農家の木村重佳さんも昨年、農業体験農園を開設し、利用者に江戸東京野菜の栽培を勧めていることは当ブログで紹介している。




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勉強会は原修吉理事の進行で始まった。

1部は、「地場野菜の底力」をテーマに、同協会の加藤義松理事長が話された。

一般的に市民農園は、区画ごとに利用者が思い思いに肥料を施肥することから、窒素、カルシウム過多の現象が多く見られ、このことは野菜の栄養価にも影響している。
土壌を適正にするのには区画ごとの処方箋が必要になり対策は難しい。

それに対して、体験農園は全区画とも、園主の指導もあり、肥料の量が−律なので肥料過多や不足などの状況でも一律に処方箋を書くことができ、土壌病害が起きても、素早く対処することが出来ます。

 また、体験農園は露地で旬の野菜を作っているが、土壌診断により適正な施肥をすることで健康的な野菜が育っています。
収穫した野菜をその日に食べれば栄養価の損失も最小限です。

さらに品種を吟味して美味しい品種を作れば、家族にも評価され、農園利用者の張りあいにもなります。
野菜の美味しさは食卓での話題も豊富になることでしょう。と利用者に語りかけた。



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2014年09月10日

内藤トウガラシ、早稲田ミョウガ、鳴子ウリの取り組み事例を、新宿区の栄養士の皆さんに伝えた。


2012年3月6日(2011年度) だったと思うが、新宿区教育委員会の小林明子栄養士が、江戸東京野菜に注目してくれて、食育講演会として江戸東京野菜の話をさせていただいたことがあった。

当時、江戸東京野菜はまだ22品目時代。
新宿区内の取組も、大久保小学校では内藤トウガラシを岡村理絵先生取り組みはじめ、兼元由香利先生が引き継いだ頃だった。

早稲田ミョウガは、これから気仙沼支援をしようと云うような時期で、鳴子ウリの取組はまだ行われていなかった。

そんなことで、前回お世話になった、小林栄養士さんに、新宿での取り組みも、更なる発展を見ているので、報告をする機会を、いつか作っていただきたいとお願いしていたが、8日、その機会を設けていただいた。


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食育講演会は大久保にある新宿コズミックセンター内、新宿区立教育センター5階中研修室。

1時間前に行ってパワーポイントのチェックとセッティングを終えたあと、講師控室に案内された。
講師控室からは、新宿副都心の超高層ビル群が望めた。

上の写真をクリックする
このビル群の一角でも、江戸東京野菜が栽培され、更なる拡大が期待されている。

かつて、内藤家の屋敷(現新宿御苑) からこの辺り、大久保方面一帯では、内藤トウガラシが栽培され、冬には、真っ赤な絨毯を敷き詰めたように見えたという。


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2014年08月31日

「豊島市場 活性化委員会」に招かれ、江戸東京野菜でまち興しに取り組む事例を紹介した。


今年、東京都中央卸売市場豊島市場の場長に就任したと上中章雄氏からメールをもらった。

豊島市場では、市場の活性化のために東京都と東京豊島青果(株)、小売商、買参人業者の代表などで「豊島市場 活性化委員会」を作って、対策を検討しているという。

そんな中で、「江戸東京野菜」が、メデイアでも紹介されるなど、話題なっていることから、実態や、地域でどのような取り組みが行われているかを知り、活性化の参考にしたいと、同委員会主催で研修セミナーを開催するので、来てくれないかと云うもの。



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その後、事務局をされている、東京豊島青果の大塚一さん(管理部情報システムグループ)と、連絡を取り合ったが、

上の写真をクリックする
小売商、買参人業者の方にとっても東京産の青果物は非常に興味のある商品だとして、同社のホームページの8月20日に、豊島市場、もしくは板橋市場に所属する小売商の方に限定して案内を出していた。



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2014年08月20日

隅田川の畔に建つ高齢者向けマンション「聖路加レジデンス」の講演会に招かれた。


5月の初めだったか、高齢者向けマンション「聖路加レジデンス」でイベントの企画を担当している岡田千明さんからメールをいただいた。

同レジデンスは、高齢者向けのケア付きマンションで、聖路加国際病院のバックアップによる手厚い健康・医療サービス、そして幅広い生活支援サービスを提供していて、定期的に講演会やコンサートなど、さまざまな催し物を開催、希望者が参加しているのだという。

そこで、新しい企画として今話題の「江戸東京野菜」について、話を聴きたいという。




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上の写真をクリックする。
聖路加レジデンス」は、中央区明石町、地下鉄築地駅から5分ほどの、隅田川の畔にそびえている。


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2014年08月04日

世田谷区立学校栄養職員会へ、「農」のある暮らしづくりのアドバイザーとして派遣された。


6月だったか、世田谷区立 用賀中学校の栄養士 石黒正子さんから電話をもらった。
世田谷区立学校栄養職員会の栄養士夏季研修として、江戸東京野菜の話を聞きたいという。

世田谷区では、過去にNPO提案型協働事業 「地域に根ざした食と農の講座」や、保健所から依頼されて「世田谷区高校生食育プロジェクト」にも伺っている。

 

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石黒さんの話では、同区学校栄養職員の皆さんも江戸東京野菜に注目していただいているようなので、喜んでお引き受けした。

同区立小中学校の栄養職員 11名が、先日、用賀中学校に集まった。 
依頼されたテーマは、「 江戸東京野菜、その普及について」を1時間ほどでと云うことだった。

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2014年05月28日

初めての「中川そらまめ祭り」、次代に繋げる活動は盛会だった。


「中川そらまめ祭り」が開催されることは、当ブログでも紹介した。

東京新聞の加藤行平氏から取材を受けたが、「江戸 ”中川そらまめ” 復活を」「塩ゆでを食べて歴史再発見」と6段抜きでイベントの内容が掲載されたこともあって、大勢の人が集まった。

初日の24日(土)には、先約があって行けなかったが、講演を依頼された25日(日)は、2時間前に会場に着いた。

江東区は、明治末期から大正期には広い土地と水運を利用して首都東京に隣接した工場地帯として発展した。
現在は、高層の住宅化が進み、新住民が増加の中で新たな歴史が生まれつつある。



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25日、14時から始まった記念講演は、中川船番所資料館・久染健夫次長のご挨拶で始まった。

上の画像をクリックする
「江戸の野菜と近郊農業」について・・・、
小名木川と中川の舟運による農産物流通、江戸の先進的農業地帯・砂村の農業、促成栽培は、小名木川のおかげで日本橋の魚河岸から排出される魚のあらが、促成栽培に使われた・・・。

練馬大根を例に地方に持っていかれた伝統の野菜、そして生まれた地域の食文化。中川そら豆がどのようにして房総の地に伝わったのかは、今後、皆さんの研究に期待したい。

江東区亀戸の亀戸大根と福分け祭り
同区砂町の砂村一本ネギ、そして第五砂町小学校の種を引きつぐ儀式を紹介。
中川上流の本田うりの発見と、隅田川流域の荒川区で栽培された三河島菜など、
江東区と周辺地域の伝統野菜について1時間半にわたってお話しさせてもらった。

会場には、たまたま品川神社で「品川ネギとカブ」の農業説明板を読んだ方が、そのことを披露してくれた。

会場には、第五砂町小学校の銭元先生が自転車で聞きに来てくれていた。

講演終了後の帰りには、皆さんに江戸東京野菜の鳴子うり、寺島なす、三河島枝豆など、西東京市の矢ヶ崎宏行さんの苗が配布された。


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2014年05月01日

第60回伝統食品に関する講演会が盛況の中で開催された。


日本伝統食品研究会主催で東京家政大学共催、東和食品研究振興会後援による「第60回伝統食品に関する講演会」は、4月26日(土) 13時から東京家政大学板橋キャンパスで開催された。
今回のテーマは「江戸に始まり現代に至る食品産業の流れ」と云うことで講演の依頼を受けたことは、当ブログで紹介している。



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講演会は、同研究会の宮尾茂雄教授の司会進行で始まり、藤井建夫会長の開会のご挨拶についで、「江戸東京野菜」についてお話をさせていただいた。

今回は、食品産業の皆さんや、それを目指す学生さん、研究者等、同研究会の会員の方々で、江戸東京野菜をご存じない方も多いだろうと、「伝統野菜とは!」から入って「江戸東京野菜」に取り組む各界の方々の活躍ぶりを紹介。

そして、6次産業化の動向についても紹介した。
最近のことでは、内藤とうがらし弁当の話題から、これまで商品化され当ブログで紹介した「七福神漬」等を紹介した。


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2014年04月03日

東京瑞穂町では 特産物として江戸東京野菜を検討 !


先月中旬、瑞穂町都市整備部産業課の石塚幸雄係長から、電話がかかってきた。
同役場としては、新たな町の特産物を模索しているようで、江戸東京野菜も候補のひとつで現状を聞きたいという。そこで、昭島まで来てもらった。



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上の写真をクリックする
戴いたパンフレットを見ると、瑞穂町では「東京みずほブランド」として、25の名産品を取り揃えているが、農産物では、生産直売の「シクラメン」と、「東京狭山茶」は有名だ。

その他、御菓子類だが、失礼ながら地元農畜産物を使って、地産地消を前面に出した商品は散見されるが、品川区の取り組みや、小金井市の取り組みが、商工会と連携すれば、参考になるだろう。

江戸東京野菜の現状を話すと、意欲的な生産者を集めるから町役場に来て話をしてくれと云う。
そんなことで、石塚係長の思いを受けて、伺うことになった。


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2014年03月20日

「第9回たねとりくらぶの集い」で、「江戸東京・伝統野菜を広めつなげる」を伝える。


日本有機農業研究会の機関誌「土と健康」が届いたということは当ブログで紹介したが、
「第9回たねとりくらぶの集い」〜第9回日本有機農業研究会種苗研修会〜に、講師として招かれたもので、15日(土)、国学院大学渋谷キャンパス、学術メディアセンター1Fの常磐松ホールで開催された。



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主催する日本有機農業研究会は、大先輩の一楽照夫先生が昭和46年に設立し、有機農業の普及に努めたものと伺っている。
私は若い頃に、先生にもお会いしているが、協同組合経営研究所理事長時代の昭和43年、近郊農村の村づくり〜「協同組合による農住都市建設」として「農住都市構想」を発表されたのが印象に残っている。

上の写真をクリックする。
今回は、林重孝副理事長からの依頼だが、「種から種へつなぐ」西川芳昭編に、江戸東京野菜の復活運動を書いたことから、同書に「種苗交換会や種子の冷凍保存、種苗ネットワーク化による自家採種運動」を書いている林副理事長の目に留まって、講師依頼が来たようだ。



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2014年03月19日

「知的財産の保護・活用セミナー」最後は、中・四国ブロツクで、広島市が会場だった。


「伝統野菜について学び、その魅力に迫る!」という、成功事例の紹介と知的財産の保護・活用セミナーの最後は、中・四国を対象として広島市のぐるなび大学を会場に開催された



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開催時期と県や市町村議会が重なったなどで参加者は少なかったが、東京農大の同級生石川清彦さんが高知から参加してくれた。

セミナーでは、東京の事例を話しているが、中・四国の事例として、昨年宇都宮大学で開催された「だいこんサミット」で島根大学植物育種学研究室 小林伸雄教授の事例を紹介した。

出雲おろち大根」がそれで、在来作物のハマ大根を固定化して地域新食材とするなども、伝統野菜に位置付けられる。

「知らないと大変! 知的財産の基礎知識」は、大阪会場を担当された特許庁産業財産権専門官の川崎洋右氏。

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2014年03月18日

杉並区教育委員会が第3回食育リーダー研修を開催した。


昨年の暮れ、杉並区教育委員会学務課保健給食係の石野哲夫主査から連絡を戴いた。

杉並区教育委員会では、平成20年度に東京都教育委員会より「食育推進モデル地区」の指定を受け、栄養教諭が配置された。
各学校においても、食育の一層の推進に向けて「食育リーダー」「食育推進チーム」を配置し、校内指導体制を整備し、25年度も引き続き、栄養教諭を中心に区立学校の食育の充実のための事業を展開をしているという。

そこで、新学習指導要領についての理解を深め、食育リーダーを中心に食育推進チームとして、各学校の食育を一層充実させるために、食育リーダー研修を計画したという。

杉並区立学校各食育リーダーは、主幹教諭、主任教諭、教諭、主任養護教諭、養護教諭、栄養教諭、学校栄養士などを対象に実施するという。



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テーマは、「次世代に伝えたい江戸東京野菜」でお話させていただいた。

「江戸東京の伝統野菜とは!」とか、「タネを通して命が繋がってきた」こと「一つひとつに物語がある」などについてお話したが、特に杉並区とのご縁の中では、井草八幡の「井荻ウド」、下高井戸の八幡神社「高井戸キュウリ」と、上荻の八幡神社「クリの豊多摩早生」の説明板がある。

杉並の農家としては、学校給食に供給している鈴木宗孝さん、杉並の伝統野菜「源内つまり」の復活に取り組む、井口幹英さんが頑張っている。、

西東京市にある東大農場では、高井戸キュウリの復活に取り組んでいる。

また、、西荻のレストラン「リゲンドウ」は、江戸東京野菜を初め東京の食材、地産地消にこだわる店として紹介した。

杉並区立大宮小学校の遠藤悠子先生が江戸東京野菜の栽培にも取り組み、ゲストティーチャーの投入も行っていて、当ブログでも紹介している。

区立三谷小学校の栄養教諭で管理栄養士の江口敏幸先生からは、栽培するのに何が向いているか質問をされたが、長期にわたって栽培できる「寺島ナス」と「雑司ヶ谷ナス」を推薦しておいた。

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2014年03月03日

仙台会場から始まった地域別の「生産物のブランド化と知的財産権活用セミナー」


「生産物のブランド化と知的財産権活用セミナー」については、先に当ブログで紹介したが、第1回が先日仙台青葉区の仙台パークビル4Fぐるなび仙台営業所を会場に開催された。

この事業を受けている(株)ぐるなび食材プモーション部門の京極政宏グループ長が挨拶に立った。

「この事業、農林水産省の「日本の食を広げるプロジェクト」の各事業と連携しながら、
全国にある埋もれた産品を幅広く周知し、模倣対策としての知的財産権の取得についての普及啓発を図りつつ、その利用拡大を推進し、

伝統野菜の消費を拡大すべく、全国各地域の伝統野菜や関連する産品等についての状況の把握を行うとともに、展示商談会や仮設販売による試験販売体験、レストランでの販促実証試験を実施する。

また、生産者や自治体向けに伝統野菜の歴史や地域としての取組状況、ブランディング等について、広く知見を共有するため、セミナーを実施することといたしました。」



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伝統野菜について全国規模で農林水産省が取り上げたのは初めてのことで、伝統野菜についての定義すらない県も多いのが現状だ。

「江戸東京の伝統野菜に見る事例」と云うことでお話をさせていただいた。
東京では、固定種を基本としている。
昭和40年代から、大量生産、大量流通に対応した交配種が普及し、固定種にとってかわった。
例えば、小松菜などは、チンゲン菜と交配して病気に強く周年栽培ができる新しい野菜になった。
しかし交配種でも昔からの名前「小松菜」で販売しているのが現状だ。

東京では固定種と交配種を明確にして、昔からの固定種を「伝統小松菜」として、それには後関晩生小松菜と城南小松菜を指定している。

「昔の名前で出ています。」という交配種が、全国には結構多いのが現状だから、今後、各県での定義を明確にしていかないと、偽称にも受け取られ、一流飲食店やホテル、デパートなどでは扱いを控えるような動きともなっていく。



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2014年02月01日

講演は「その後の江戸東京野菜」として、2010年6月以降に絞って話した。


一般社団法人東京都農住都市支援センターの森戸伸行専務から、昨年講演依頼があった。
同センターは、毎年江戸東京野菜のバスツアーを実施していて、昨年の12月にもガイドとして、江戸東京野菜ゆかりの地を案内させていただいた。

今回は、東京都JA資産管理部会連絡協議会(篠崎誠一会長) との共催で、税理士さんの税制改正や確定申告の話に先立って、話して欲しいという。



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会場は、京王線府中駅前の府中グリーンプラザけやきホール。

実は、同組織からは、2010年6月に招かれていて、江戸東京野菜についてお話をしていた。

森戸専務からは、前回の講演以降の話に絞って話してほしいということで、、「その後の江戸東京野菜」という題材で、お願いしたいと云うことだった。


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2014年01月30日

緑志会の皆さんと江戸東京野菜のバスツアーで、我が国農業のルーツを学ぶ。

 
Nツアーの工藤篤志さんからだいぶ前に、JAグループの全国組織で活躍する若手が、勉強会(緑志会) をしているから、そこで江戸東京野菜の話をしてくれないかと依頼されていた。

全国連の皆さんが、東京担当にならない限り東京の農業について勉強する機会もないだろから、これは、ありがたいことで、喜んでお受けした。

工藤さんは、グリーンツーリズム事業課だから、過去にも、全国各県から見えた方々に江戸東京野菜の話を聞いていただく機会を何度か作っていただいた。



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当日は、同課の前場大樹さんが担当してくれた。
講演会場は、秋葉原のNツアー本社。
9時半から1時間、『江戸東京野菜に学ぶ』と題して話した後はバスツアー。

初めは江戸川区鹿骨の木村重佳さんの畑に直接向かう予定だったが、江戸への野菜を運搬する舟運の地、万年橋を渡って隅田川テラスに立ち寄った。

上の写真をクリックする
徳川家康が江戸のまちづくりで取り組んだ一つが、兵糧としての塩を確保するため、行徳(千葉)の塩田から江戸に運ぶ運河を小名木四郎兵衛に命じて開削させた。

その後、幕府は、江戸を水害から守り、流域の湖沼を新田にするため、利根川を付け替える東遷事業により、銚子に流すようにした。
東北の物資はそれまで房総沖を回って江戸湊に運んでいたが、銚子から穏やかな内陸に入り、千葉県北西の関宿まで遡り、そこから江戸川を下って、塩の道・小名木川を通って物資は江戸に入るようになった。
小名木川は、中川や江戸川を介して、周辺農村の農産物を江戸の市場に運び込む流通の大動脈としても発展していく。

その小名木川が隅田川にそそぐ所に、浮世絵にも描か晴れた万年橋が架かり、かつてはそこから富士山が望めたようだ。

万年橋の北岸には、川の関所「深川口人改之御番所」が設けられ、江戸市中に入る武器などや、江戸から出ていく大名家の婦女をチェックしていた。

また、芭蕉がこのあたりに住み、ここから隅田川を千住まで舟で遡り奥の細道に旅立っていったと云われ、芭蕉庵史跡展望庭園からはダイナミックな隅田川の流れが見渡せ、ドイツ・ライン川に架かるケルンの吊り橋をイメージした清洲橋が視界に入ってくる。


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2014年01月24日

地産地消シンポジウムで、南青山HATAKEの神保シェフが東京産農産物にエール。


公益財団法人・東京都農林水産振興財団(松本義憲理事長)では、平成25年度 都民交流事業として、生産者と都民との交流を図る、「地産地消シンポジウム」を、このほど立川グランドホテルで開催したが、当ブログでも案内していた。

新鮮で安心・安全な農畜産物を供給し、都市環境の保全や防災、安らぎ、食育としても注目される「東京農業」。
「地産地消」への関心が高まる昨今、東京産の旬の野菜が食べられる飲食店が増えている。

東京で収穫されたものを東京で消費することで、鮮度や味に加え生産者と消費者の距離を縮め、食に対する安心や地場農業に対する理解が得られることにもつながっている。
 


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そこで、都内で東京産を味わえる飲食店とそこに旬の都内産食材を提供する生産者、そしてそれを味わう消費者に「地産地消」の魅力について語りあってもらい、これからの東京農業の新しい可能性を探ると云う。

上の写真をクリクする
同財団・松本義憲理事長は、あいさつの中で予定を上回る150余の参加者を得て開催できることにお礼を述べた。

また、来賓として、東京都農林水産部の武田直克安全安心・地産地消推進担当部長が、「和食のユネスコ無形文化遺産登録や、東京オリンピックの決定など、東京農業への追い風が吹いている。」として同シンポジウムが地産地消への取り組みをさらに推進することになるよう期待した。

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2013年12月21日

都立農芸高校「農芸フォーラム」で江戸東京野菜10品目を展示し語る


10月に、第64回日本学校農業クラブ全国大会が東京など首都圏で開催され、特にクラブ員代表者会議は、都立農芸高等学校(岡本利隆校長) で開催され、江戸東京野菜の話をさせていただいたが、このことは当ブログで紹介した。

大会当日、農芸高校の生徒諸君は、大会を成功に導くために、会場設営から、会議進行などスタッフとして忙しく対応していたことから、江戸東京野菜の話を聞く状況になかったようだ。

そこで、同校では、全校生徒(419名) にも聞かせようと云うことで高橋元幸先生から電話を戴いた。




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同校は、東京の農業系高校としては最も古い伝統校で、地元杉並を初め、練馬、西東京、武蔵野、三鷹などに優秀な農業後継者を輩出してきた。

今日、地域の文化創造を目指して、地域の方々と一体となった「杉並の農・食・環境協議会」を設置している。
一昨年、依頼されて伺ったことは当ブログで紹介している。今回の「農芸フォーラム」は、全校生徒、及び父兄、地域の方々が参加して開催されたもの。

講演の中では、都立の農業系各校の取り組みを紹介したが、都立農産高校が地域と一体となった取り組みとして荒川区の要請を受けて、江戸東京野菜の青茎三河島菜を栽培し、「日暮里マルシェ」で生徒たちも販売するなどの取り組みを紹介し、来年3年生になってからの課題研究を選択する一つになればと、語りかけた。


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2013年12月18日

板橋グリーンカレッジOB会の講演会・忘年懇親会でお土産にされた亀戸ダイコンと滝野川カブ。


会場のテーブルにうず高く積まれた、江戸東京野菜の亀戸ダイコンと滝野川カブ。

この野菜、板橋区の区民農園で、板橋グリーンカレッジOB会の第3支部長 今井登さんと、運営委員の舩木久二さん、本部の小池さんが苦労して栽培したものだ。
それにしても、固定種の特徴で大きさが不揃いだか、苦労されて、前日、一日がかりで収穫、寒い中洗って会場に運んだようだ。

この野菜、集まった会員の皆さんのお土産になるんだとか。



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この集まり板橋グリーンカレッジOB会第3支部(会員数340余名)の講演会・忘年懇親会。

板橋区グリーンカレッジは、いわゆる同区が実施する高齢者大学校で、受講者同士のネットワークは卒業した後もOB会を結成し活発な活動をされている。


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2013年10月26日

第64回 日本学校農業クラブ全国大会、クラブ員代表者会議で江戸東京野菜を語る


第64回 日本学校農業クラブ全国大会は、平成25年度 首都圏大会として22日から24日まで首都圏各県を会場に行われた。
中でも、各県から参加されたクラブ員の代表者会議は、東京都立農芸高等学校で開催され、同校と分科会運営の関東ブロック9校が、充実した会議となるようと準備してきたもの。

首都圏大会の大会スローガンは
 「心は一つ 農クの絆 首都圏大会」
 「関東平野から広がる 新しい農クの息吹」
だ。




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23日は、10時から分科会が行われたようだが、13時30分からの審査の時間を利用して企画された講演会の講師を依頼されたことは当ブログで紹介した。


次代を担う高校生達に伝えたいと、テーマは「次世代に伝えたい江戸東京野菜」として受け持たせていただいた。



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2013年10月16日

平成25年度 第64回日本学校農業クラブ全国大会が、来週東京で開催され、名誉ある講演を依頼されている。


このほど、全国9万人の農業クラブ員の情報誌「リーダーシップ」2013 秋号が送られてきた。
表紙に、「特集2 首都圏大会ガイド」としてあった。

平成25年度 第64回日本学校農業クラブ全国大会は、関東地区学校農業クラブ連盟が主催し、23日(水)から東京都で大会式典・代議員会・クラブ員代表者会議が開催される。



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中でも、全国から代表の皆さんが集まる、クラブ員代表者会議は、東京都立農芸高等学校が準備を進めているが

クラブ員代表者会議の中で行われる講演会の講師として、大会事務局長の都立園芸高校・徳田安伸校長から依頼文書をいただいている。


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posted by 大竹道茂 at 00:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 食育・食農・講演会等