2016年02月09日

井之口農園の早稲田ミョウガのミョウガタケ、亀戸大根、伝統小松菜等が順調な生育を見せていた。


新宿区教育委員会では、新宿区の伝統野菜・早稲田ミョウガの「ミョウガタケ」を学校給食に使えないかと、昨年の11月から生産者の井之口喜實夫さんと協議をしてきた。

今年、1月に実施していた、ミョウガの根茎伏せ込み作業は、当ブログで紹介したが、このほど学校給食の詳細がわかってきたことから、その後の生育についてムロを見せてもらいに行ってきた。




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今月23日から4回(日)に分けて、早稲田ミョウガタケの新宿区立小学校の給食日程が決まった。

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ムロは、ハウスの中に掘ってあるが、カーペットを剥いでみるとモワッとした湿気が上がってきた。
今年の根茎は例年より、太っていて昨年の栽培に於いて十分に養分を蓄えていたようだ。

14日の高円寺演芸まつり「江戸落語をきいて、江戸東京野菜をたべよう」で、今年も皆さんに食べて頂けそうだ。


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2016年01月06日

早稲田ミョウガタケの伏せ込み作業が練馬の井之口農園で始まった


早稲田ミョウガの栽培農家、練馬の井之口喜實夫さんのお宅で、ミョウガタケの伏せ込み作業が始まった。

早稲田ミョウガの地元・新宿区では学校給食に使いたいとの要請もあり、室(ムロ)は倍に増やしている。




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お孫さんの智喜君が、室のあるハウスへ案内してくれた。

井之口さんが室の上にかぶせられた、遮光用のカーペットを剥いで見せてくれたが、
室の底には、落ち葉を敷き込み、その上に畑から掘り起こした休眠中の根茎を植え込んであった。

敷き込んだ落ち葉の発酵熱で、芽が動き始めて、順調であれは2月の中下旬には収穫される予定のようだ。

その間、時々光線を当てて、色付けをしていく。


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2015年11月23日

早稲田大学の早田教授に「東北キッチン at 早稲田」のご案内を頂いた。


早稲田ミョウガの普及推進にご尽力をいただいている早稲田大学の早田宰教授からメールを頂いた。

JA共済の寄附講座では、早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンターと共同で、東北地方の震災復興として、早稲田大学の学生によるまちづくりを24年から実施している。

今年も、井之口喜實夫さんのお宅でワークショップが行われ、後日、ワークショップレポートを頂いたことは、当ブログで紹介している。


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東北キッチンは、JA共済の寄附講座の受講生をはじめ、生産者、生産団体、早稲田大学周辺商店などとの協働イベントとして開催されたもの。

井之口さんのお宅で実施した時に行けなかったことから参加を申し込んだ。

東北支援と云うと三國清三シェフの、「子どもたちに笑顔を!プロジェクト」のお手伝いをしていて、宮城県の気仙沼の唐桑小学校、岩手県の陸前高田市立小友小学校、福島県の南相馬市立高平小学校にも伺っていて、東北の食材を使ったお料理を頂けると云うので楽しみに伺った。

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2015年11月06日

早稲田ミョウガの自家製ドレッシングとピクルスを、生産者の井之口さんから戴いた。


更科蕎麦と江戸野菜を味わう「更科堀井 秋の会」が開催されたことは、当ブログで紹介したが、
早稲田ミョウガを食べた方も少ないだろうと、前から井之口さんに出来たら皆さんに食べてもらいたいからと、お願いしていたが、今年気候の関係で、出盛りが早かった関係で、10月末まで持つか約束できないと云われていた。

しかし、井之口さんは畑を掘って探してくれて、「名残り」の早稲田ミョウガを皆さんにたべて戴いたので、そのお礼に伺った。




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井之口さんは、研究熱心で、料理研究家の林幸子先生に教えていただいた早稲田ミョウガのドレッシングを、家族の好みに合わせた味付けにしたものと、新宿御苑のレストラン・ゆりの木の伊藤秀雄総料理長に教えてもらったピクルスを作ったからと頂いた。

早稲田ミョウガは、規格外のものだが、茎に近い白い肌の部分などを切り落として、赤身の美しいところだけを利用して作ったとかで、色鮮やかに仕上がっていた。

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2015年10月19日

漫画家・本庄敬先生が、早稲田ミョウガを通して、江戸東京野菜に興味を持ってくれた。


先日、練馬の大泉学園駅近くに店を出した和食の料理人石井公平さんが「早稲田ミョウガを食べつくす会」を開いた。

お隣の方が早稲田ミョウガの歴史について興味を持たれていたので、名刺交換をさせていただいた。
肩書に「漫画描き」とあり、漫画家の本庄敬先生だった。
挨拶の中で、最近、出版されたばかりの「隠密包丁 〜本日も憂いなし〜」を頂いた。
ここまでは、先日、ブログで紹介した。





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折角、ご本人から贈呈いただいたので、サインをお願いしようと、持っていたサインペンを出したら、先生は、飲んでいた猪口を脇にやってから、おもむろに愛用の墨と朱の筆を出してサインをされ、止めは落款まで押していただいた。 本庄先生、ありがとうございます。

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2015年10月16日

「旬を食べつくそう」〜早稲田茗荷つぐくし〜で、早稲田ミョウガを学ぶ会。


和食の料理人・石井公平さんが、今が旬の早稲田ミョウガを食べつくす会を企画した。

そもそもは、早稲田ミョウガを栽培している、井之口喜實夫さんご夫妻に食べて戴こうと早稲田ミョウガのフルコースを頼んだが。このことは、先日ご報告している。

以後、石井さんは、早稲田ミョウガについて更に研究して、お好きな方々にたべて戴きたいと、「旬を食べつくそう」を企画された。

その後、石井さんから、お料理を食べていただく上で、早稲田ミョウガの歴史や、発見、普及の現状などついて学んでいただければ、食材に対する興味や、地産地消に取り組む同店への理解も深まり、さらに江戸東京野菜の普及拡大にも繫がるのではと云うので、お手伝いすることになった。

石井さんは、自身のブログや、「facebook」で、紹介していたので早々と予定の10席は埋まったし、
当日は、TOKYO MXテレビが取材に入ることになった。




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料理が出る前の1時間ほどを利用して、「江戸東京野菜とは」から始まって、江戸時代の享保20年に発行された、続江戸砂子温故名跡志等に早稲田ミョウガが紹介されていることを説明、

また、2010年に早稲田ミョウガを捜索し、発見した事や、復活栽培、早稲田における気仙沼支援として、戻り鰹のつまとして食べていることなどを紹介した。

参加された方の中には、かつて早稲田の近くにお住まいの方が居たりで、お料理を食べながら質問を戴き、終始和やかな中でご理解をいただいた。


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2015年10月05日

早稲田小学校5年生に、地域の伝統野菜「早稲田ミョウガ」の物語を伝える。


今年の4月中旬、新宿区立早稲田小学校に着任されたばかりの佐藤興二校長を訪ね、かねてから計画をしていた、早稲田ミョウガの授業について、説明に伺ったことは、当ブログで紹介している。
数日前に同校には早稲田ミョウガを地域に普及している早田宰教授の要請で、井之口喜實夫さんが、定植指導に伺っていた。

授業について佐藤校長のお考えでは、ミョウガが収穫できる頃が良いというので、9月中に計画頂けるようにお願いしていたので、5年生の学年主任梶井綾教諭から連絡を頂き、28日で決定した。






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同校のミョウガ定植地の様子は、井之口さんが気にかけていて、生育が良いと聞いていたが、授業には当初から井之口さんも、一緒に来て児童の質問を受けてほしいと、お願いしていた。

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授業が始まる前に、佐藤校長の案内で、ミョウガの定植地を見せていただいた。

藤棚の下の環境は良かったようで、色艶のよい葉が伸びていて、すでにかわいい花をつけていて、井之口さんが幾つか収穫したが、大振りのふっくらした、ミョウガも収穫できた。


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2015年10月03日

和食の料理人・石井公平さんに「早稲田茗荷づくしの特別メニュー」を依頼した。


「小料理石井」の主人石井公平さんのお店が開店して、1ヶ月が過ぎた。
どうですかと、お聞きしたら謙虚に「ぼちぼちです!」とか言っていた。

地元練馬区大泉の食材を中心に地産地消に取り組んでいる和食の料理人石井さんは、「つきぢ田村」で学んだ出汁の味を売りにしていることは、当ブログで紹介している。

先日、気仙沼支援として4年前に始まった「早稲田カツオ祭り」は、

「鎌倉の 波に早稲田の つけあわせ」

の川柳宜しく、付け合せの早稲田みょうがの出荷が始まっている。

今が旬の、早稲田みょうがづくしの料理を考えてほしいと、石井さんに頼むと、快く引き受けてくれた。

そこで、2010年8月に実施した何度目かの「早稲田みょうが捜索隊」に加わり、発見に貢献し、

早稲田みょうがの復活栽培で、お世話になっている井之口喜實夫さんご夫妻をお誘いした。





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その後、井之口さんは、自宅屋敷前の畑で栽培し、香りが強く大振りで赤みの美しいた早稲田みょうがを復活させてくれた。

今年は、例年になく大振りの色美しい早稲田みょうがを生産されている。

石井さんは、土曜日に井之口さんのお宅を訪ね、3パック程分けてもらって、料理の試作に入ったようだ。

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2015年10月01日

早田教授の案内で「早稲田みょうがゆっくり散策ツアー」が実施され、各ポイントで解説させていただいた。


早稲田みょうがプロジェクトが主催する「早稲田みょうがゆっくり散策ツアー」の参加者24名が、27日16時、早稲田大学大隈講堂前に集合した。

早田宰教授の話では、近隣住民、生産者、教育関係者、学生などで、皆さん同プロジェクトのブログを見て楽しみにしていたようだ。




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参加者の中には、2010年7月17日に実施した「第1回 早稲田みょうが捜索隊」の隊長石原光訓さん(左から3人目)が新妻を連れて参加されたのをはじめ、隊員の伊藤俊文さん(左端)、佐藤圭太さん(左から4人目)も来てくれた。

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あの時は、私を含めて9人に新聞記者が2名だったことから考えると、倍以上で嬉しい限りだ。
毎日新聞の明珍美紀記者、東京新聞の松村裕子記者が書いてくれたことで、初めてメディアに大きく掲載された時でもあった。

挨拶に立った、早田教授は、「早稲田みょうがゆっくり散策ツアー」の主旨等を話されが、資料を用意されていて、参加者に配られ、田圃やみょうが畑が広がっていた、東京専門学校時代の早稲田村の話をされた。

早田先生に指名されたので、石原さんもいらっしゃることから、捜索隊結成のいきさつを、紹介させていただき、その後、生産者の井之口喜實夫さんや、早田先生のお力で、今日多くの皆さんに喜んでいただいている「早稲田みょうが」に発展したのだとお伝えした。

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2015年09月30日

早稲田かつお祭りが、9月27日から3週間にわたって始まった。

早稲田かつお祭りが、9月27日から3週間にわたって始まった。

早稲田かつお祭りが今年も、27日から10月18日(日)までの予定で始まった。

このかつお祭り、そもそもは、2012年早稲田大学の早田宰先生から、前年津波被害に遭った東北を支援するそのひつとして、気仙沼で漁獲量の多い「戻り鰹」を購入することで経済的支援をしようと考えている。

そこで、かつて「鎌倉の 波に早稲田の つけあわせ」と云う川柳にも詠まれたように、鰹(鎌倉)の付け合せに、栽培が始まった早稲田ミョウガを活用したいと協力を求められた。

気仙沼と早稲田地域が、一体となった「早稲田かつお祭り」が始まったのは4年前になる。



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すでに、早稲田ミョウガを生産している井之口喜實夫さんは、同祭りの前日までに10キロほど早稲田大学周辺商店連合会(W商連)に、納品されたと伺っている。

今年の早稲田ミョウガは、例年になく良いものが出来たとようだ。

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2015年09月23日

早稲田鶴巻町の天祖神社で恒例の「早稲田ミョウガ」の奉納の儀が執り行われた。


早稲田ミョウガのシーズン到来で、早稲田鶴巻町の天祖神社での「奉納の儀」から、全てのイベントが始まる。

先日、早稲田大学の早田宰教授から頂いた情報は、当ブログで紹介していが、「奉納の儀」を見届けたのでその様子を紹介する。

同神社の崇敬者、岡戸和夫(榎町地区協議会副会長)さんを初め、西町会、南町会、北町会の役員がそろいの法被姿で参列し、「奉納の儀」は、風山栄雄宮司のもと、厳粛な中で滞りなく執り行われた。





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風山宮司が、三方に乗せた「早稲田ミョウガ」を掲げて記念撮影。
早田教授は右端、

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2015年09月18日

「早稲田みょうがゆっくり散歩ツアー」+「早稲田みょうがを味わう会(交流会)」などイベントが決まる。


先日、早稲田大学の早田宰教授から、早稲田大学構内敷地の早稲田みょうがの栽培地で、9月12日、初物を収穫しましたと、写真添付のメールをいただいた。

何でも、この日だけで大振りのみょうがを20個も収穫したとの、喜びのメールだった。

早田先生にはご無沙汰していて、5月に練馬の井之口農園でワークシップをやるからと、お誘いを受けたが、先約があって失礼してしまった。
その後、レポートを送って戴いていた。




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メールには
作業をしていると、地域住民の方が集まってきてくださり、
「みょうが、そろそろですか」「まだかなーといっていたんですよ」
と声をかけてくださいました。
驚いたことに何人にも声をかけられました。
皆さんよく御存知で、そして楽しみにしてくださっていたのが嬉しかったです
。とあった。


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2015年08月20日

早稲田ミョウガが、寒冷紗の中で、今年は例年になく順調に生育していた。


今年の3月、早稲田ミョウガ栽培の第一人者、井之口喜實夫さんのミョウガタケを使った料理を、早大の早田宰教授と練馬のホテルカテンツァ光が丘で、いただいてから、

井之口さんには、ご無沙汰をしていたが、先日、雑司ヶ谷ナスを戴いたことから、写真を撮りに伺った時に、ミョウガ畑も見せてもらった。




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普通、ミョウガは植えっぱなしだが、早稲田ミョウガ本来の、赤身が美しくて、大振りの晩生ミョウガの栽培となると、井之口さんは毎年植え替えているが、連作障害もあることから今年は、屋敷前に広がるキャベツ畑の一角で、寒冷紗を張った中で、早稲田ミョウガを栽培していた。

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2015年06月14日

早稲田大学JA共済寄附講座「早稲田みょうが」の井之口農園ワークショップレポートが届いた。


早稲田大学社会科学総合学術院都市居住環境論研究室の早田宰教授から、練馬の井之口農園で行われた「都市農業振興の現状と展望」のワークショップのレポートが届いた。

このレポート、JA共済寄附講座として行われているもので、「東北復興のまちづくり」として、今年で4年目を迎えるそうだが、2012年には、早稲田ミョウガの講義をさせていただいている。

同講座では、その後、三國清三シェフを招いてのキッチンスタジオについても、当ブログでも紹介している

ワークショップ当日は、早田先生から、ご案内を頂いていたが、先約があり失礼してしまった。

今年は、生産現場の、井之口喜實夫さんの圃場を見学、早稲田ミョウガタケのピクルスやキャベツを試食しながら、都市農家の現状と、都市農業の多様性について話し合われたようだ。





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上の画像をクリックすると「ワークショップの概要」



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善光寺土産の「みょうか梅酢漬」と「みょうが味噌漬」が旨い。


早稲田ミョウガを栽培している井之口喜實夫さんから、善光寺に行ってきたと信州のお土産を頂いた。

木の花屋の「みょうか梅酢漬」と「みょうが味噌漬」で、袋を切るとミョウガの香りが広がった。
ご飯が食べたい。

さっぱりした「みょうか梅酢漬」、味噌にみょうがを漬けたことで香りと共に甘ささえある。
味噌文化の信州の味噌の中でも、ミョウガと相性の良い味噌が選ばれている。



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昨年、早稲田ミョウガでドレッシングを作って販売したが、好評だった。

でも、和食に合うミョウガの漬け物を味わってから、もう一度、商品の開発を考えたいと思った。

井之口さん、ありがとうございます。
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2015年05月12日

江戸東京野菜コンシェルジュ協会主催の「料理教室」〜早稲田ミヨウガタケ編〜 が、練馬区の施設で開催された。


江戸東京野菜コンシェルジュ協会では、今年度初めての「江戸東京野菜料理教室」
〜早稲田ミヨウガタケ編〜 を、5月9日(土)11時〜14時で、練馬区春日町青少年館調理室で、20数名の参加を得て、開催された。

今回の料理教室は、練馬区の料理講師を務めている齊藤朝子さん(江戸東京野菜コンシェルジュ) が、かねてから「練馬産の江戸東京野菜」で料理教室を行いたいとの企画を温めていたもので、コンシェルジュの仲間でもまだ、早稲田ミョウガタケを食べた事のない者も多いことから、生産者の井之口喜實夫さんの理解も得て、協会と協議を重ねて開催の運びとなったもの。



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レシピ作成と調理デモは齊藤朝子さん、総合司会とテーマ野菜ミニ講座と食べ比べは上原恭子さんが担当した。

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会場には、生産者の井之口さんの奥様さんが、料理教室のゲストとして料理実習などを見守られた。

当日は、4期の若林慶子さんが、地元練馬と云うこともあって、井之口さんのお宅からミョウガを運んでくれたほか、スタッフとして、協会理事の佐々木昭さん、JA東京あおばの園畑厚子さんがお手伝いを戴いた。

早相田ミヨウガタケについての「ミニ講座」として、上原さんから「簡単に」と云って指名されたので、早稲田ミョウガの発見と、井之口さんにお願いして、栽培復活し、ミョウガタケも井之口さんが試作してくれて、初秋の早稲田ミョウガの子、早春の早稲田ミョウガタケと、年2回、味わうことができるようになったと紹介した。


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2015年05月01日

早稲田ミョウガタケのフルコース、ホテルカテンツァ光が丘が料理のレシピを公表。

ホテルカテンツァ光が丘の石川智総料理長を訪ね、早稲田ミョウガタケのメニュー化を依頼してきたことは、当ブログで紹介した。

その後、地元のJA東京あおばでは、早稲田ミョウガタケを食べる企画を実施したと云うので、メニューについては送って戴いたが、どれも美味しそうだったので、一度食べてみたいと思っていた。

そんなところに、早稲田大学の早田宰教授からメールを戴いた。
早稲田みょうがプロジェクト」では、井之口喜實夫さんの協力によりこれまで早稲田鶴巻町の天祖神社を初め早稲田地区の小学校などに定植をしてきたが、一連の作業も終わったことから、井之口さんと早稲田ミョウガタケを食べようという。




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願ってもないことなので、日程調整を行い、早田先生も、光が丘まで来ていただけるということで、先日の夕刻、ホテルカテンツァ光が丘Jシティー.VIGOに集まった。

ホテルカテンツァ光が丘Jシティは22階建で、この辺りでは突出した高層ビルで、現在、江戸東京・伝統野菜研究会の事務所として使っている練馬の実家も、J.VIGOからは眼下に望める距離だ。。


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2015年04月19日

新宿区立早稲田小学校の佐藤校長を訪ね、早稲田ミョウガの授業についてお話をさせていただく。


2月の中旬、新宿区立早稲田小学校の堀竹充校長を訪ねて、地域の伝統野菜・早稲田ミョウガの授業を考えていただきたいと、お願いに行ったことは、当ブログで紹介したが、

今月に入って、堀竹校長が異動されたと聞き、改めて新任の佐藤興二校長先生に電話を差し上げ日程を取っていただいた。

大気の不安定な日々が続き、桜の花は散って伸び始めた若葉は小雨に濡れていた。



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早稲田ミョウガのことは、前任の堀竹校長からお聞きになっていると話されていたが、改めてお話をさせていただいた。

新宿区の伝統野菜、内藤トウガラシ内藤カボチャ鳴子ウリを、かつての産地にある小学校での取組み、

早稲田ミョウガの捜索から、発見の話、早稲田ミョウガの生産農家井之口喜實夫さんの話、そして早稲田かつおまつりなどについてもお話させていただき、ご理解を戴いた。


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2015年03月25日

飲料稲門会の芳賀常任理事に、江戸東京野菜の「早稲田ミョウガ」についてレクチャー


食の情報を動画配信する「フードボイス」を運営するインターネットジャーナル社の新田慎一社長から、今度、ほしひかる先生と会うから、来ないかというお誘いを受けた。

新田社長とは1月に会ったばかりだったが、ほし先生とは会っていないので、手帳に書き込んだ。

ほし先生とは同社の評議員仲間として、親しくさせていただいていて、江戸ソバリエ協会の江戸ソバリエ認定委員長として、「江戸ソバリエ・レディースセミナー」を開催、江戸東京野菜とのコラボ企画を実施してくれたことは、当ブログで紹介している。

新橋の小さなビルの7階が、インターネットジャーナル社で、新田社長とほし先生の3人で、お互い近況について紹介しているときに、専務の芳賀政和氏が、取材先から帰ってきた。



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昨年11月芳賀氏が専務に就任して初めてお会いした。
伺うところによると同氏は
若い頃に、チェーン理論に基いた『フードサービスビジネス』の将来性に興味を覚え、飲食店経営コンサルタントの実地経験を積み、

現在は兼務で、有限会社リッチジョイで、フードビジネスの実務経験を通して培ったノウハウでオペレーション全般や経営改善をサポートするビジネスコンサルティング。
「食と健康」をテーマとする新規事業の事業開発のプロジェクトマネジメント。
「ECO・省エネ・コスト削減ビジネス」の企画開発及び関連機器の提案等をしているという。

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話の流れで早稲田大学第一法学部卒だということがわかった。
何でも、早稲田大学校友会「1973年次稲門会」の立ち上げに関わり、2014年3月『料飲稲門会』の発起人メンバーとして、フードビジネス業界の発展及び社会貢献に取り組み、昨年の11月に同会の設立記念パーティーを開催し常任理事に就任したという。

そこから、俄然こちらのペース。
早稲田ミョウガを知ってますか? 何 知らない!。

トップ写真の背景が「早稲田ミョウガタケ」です。



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2015年03月12日

早稲田ミョウガタケの地産地消、ホテルカテンッァ光が丘の石川総料理長が調理を決定。


先日、練馬区高野台で早稲田ミョウガタケを栽培している井之口喜實夫さんのムロを見せてもらったら、ふたつ目のムロのミョウガタケが出荷間際になっていた。

早稲田ミョウガタケの注文は、あちこちからあるようだが、
地元のホテルカテンッァ光が丘にも納めたいと、井之口さんから伺った。

井之口さんのお宅と、ホテルの距離は1.5キロほどで、車で5分。
これまで、江戸東京野菜の復活普及に力を入れているJA東京あおばでは、同ホテルの石川智総料理長の理解もあって、江戸東京野菜のメニュー開発も進んでいて、何度か江戸東京野菜を食べる企画を重ねている



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そんなことから、井之口さんの希望を叶えようと、JA東京あおばの渡邉和嘉常務に石川総料理長に日程を取ってもらって一緒に伺うと
石川総料理長と本橋徹部長(外商・婚礼G担当)が、待っていてくれた。

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石川総料理長は、地産地消、地元で栽培される「早稲田ミョウガタケ」を手に取ると、その美しさと香りにゾッコン。
早速、和食、洋食、中華の各料理長に、メニューを考えさせますとの、返事。

栽培現場も見たいということで、後日、若いシェフを連れて3人で、井之口さんのムロを訪ねたと云う。

同ホテルに隣接する親会社には早稲田大学卒が多く、早稲田ミョウガタケの入荷の話に、早く食べたいとの希望も寄せられたとか。


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