2020年06月17日

伝統野菜プロジェクトの皆さんと、不忍池を望みながら、意見交換を行った。


東京都は、新型コロナウイルスの感染拡大の兆しから、
都民に警戒を呼び掛ける「東京アラート」を発動して、
東京レインボーブリッジやツインタワーの東京都庁舎を
赤く染めていたが、

この程、東京都は休業要請を解除、ステップ3に移行した。

江戸東京・伝統野菜研究会では、伝統野菜プロジェクトの皆さんと、
上野の東天紅へ、
アルコール消毒液で手を拭い、非接触型体温計は35.6度でOK。

9階レストランでランチを食べながら意見交換を行った。
伝統野菜プロジェクトのメンバーの中には、
江戸東京野菜コンシェルジュの方々も多い。、





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江戸東京野菜の流通に携わっている果菜里屋の、
高橋廣道さん、芳江さん夫婦は、
八王子の川口エンドウの栽培農家・濱中俊夫さんをはじめ、
星野直治さんの寺島ナス、馬込半白キュウリの国分寺の濱仲充さんを
訪ねるなど、産地周りを行っているが,

川口エンドウを、最近、産地から送ってもらったとして、
お土産をいただいた。

上の画像をタップする
もう一つが、足立の内田さんのお宅の夏ミカンで作った
マーマレードもいただいた。

内田宏之さん、和子さんご夫妻は、
本田(ほんでん)ウリと、千住ネギの栽培では有名だが、
屋敷の中を用水が流れていた跡があるが、
流れの脇に金柑と、夏蜜柑も実っていた。

東天紅9階から見下ろす不忍池は、
6千年前は練馬の三宝寺池を水源とする石神井川が、
王子辺りで方向を変えて流れ込んでいた。

池は中道で、蓮池とボート池に分かれていた。



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2018年02月07日

2017年度 第6回 伝統野菜プロジェクトセミナーは、熊澤代表の「土佐によみがえる牧野野菜」


昨年の暮れに、伝統野菜プロジェクトの草間壽子先生から、「牧野野菜のリーフレット」が届いた。
高知出身の植物学者・牧野富太郎博士の名前を冠した「牧野野菜」を栽培している “Team Makino” の熊澤秀治代表が、<2017年度 第6回 伝統野菜プロジェクトセミナー>で、講演をされると云う。

熊澤代表には、5年前にお会いしていて、東京での再会を約束していた。
熊澤さんも何度も東京に来ていたようだが、お忙しかったようで、今回講演をされることが分かったことから、再会を楽しみにセミナーに出かけた。





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潮江地区とはどのようなところか、熊澤さんのハウスを、当ブログで紹介しているが、納得の地名だ。

上の画像をタップする
セミナーは草間先生のご挨拶で始まった。


高知市の潮江地区だけで栽培されていた潮江菜を持ってきての、熊澤さんの話に皆さん引き込まれた。

“Team Makino”が結成されたことは、当ブログでも紹介している。



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2018年02月06日

伝統野菜プロジェクトセミナー「土佐によみがえる牧野野菜」食べ比べと試食


伝統野菜プロジェクトセミナー、“Team Makino” の熊澤秀治代表の講演に続いて、「土佐によみがえる牧野野菜」の食べ比べと試食

「土佐によみがえる牧野野菜」は、高知県が生んだ日本を代表する植物学者牧野富太郎博士にちなんだ野菜。

それは、牧野博士に師事していた竹田功助教授(当時千葉大園芸学部)が昭和17年、家庭の事情で高知に戻るときに、高知の在来野菜の調査・採種をしなさいと指導を受け、竹田先生が収集したもので、このことは、野菜情報「6.高知県での新たな出会い」に書いた。




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お世話になったスタッフの皆さん
御倉多公子さん(園芸研究家・江戸東京野菜コンシェルジュ)
河原井靖子さん(江戸東京野菜コンシェルジュ)
草間壽子先生(食生活ジャーナリスト・江戸東京野菜コンシェルジュ)
白戸啓子さん(「野菜の食卓」主宰)
高橋芳江さん((株)果菜里屋・江戸東京野菜コンシェルジュ)
西川千栄さん(おもたせ菓子研究家・野菜果物担当)
村野恵子さん(独・農畜産振興機構)
領家彰子さん(フードコーディネーター・栄養士)
脇ひでみさん(食生活ジャーナリスト)



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2014年05月08日

野菜の学校2014 特別講座は、「伝統野菜の可能性をさぐる」は、6月7日開催。


先日、江戸東京野菜コンシェルジュの高橋芳江さんから、野菜と文化のフォーラムが特別講座をするので、ブログで紹介して欲しいと依頼があった。
今回も同フォーラムの企画は、素晴らしいので紹介する。

「和食」のユネスコ無形文化遺産登録を背景に、郷土料理や地元の食材が注目されて、伝統野菜への関心も高まり各方面での取り組みが始まっている。
そこで、行政、マスコミ、流通、中食の立場からその実際を報告していただくので、
ふるってご参加ください



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・主催:NPO法人<野菜と文化のフォーラム>
・日時:2014年6月7日(土) 13時〜17時
・会場:女子栄養大学 香川綾記念館センター講義室(豊島区駒込3−24−3)
・参加費:3,000円
・定員:100名(先着順)
・申込方法:添付した申込書を、FAX、E−mailのいずれかでお送りください。
・送り先:FAX 03−5315−4978 E−mail info@yasaitobunka.or.jp
・お問い合わせ:03−5315−4977(10:00〜18:00)
 ワーズワークス内[野菜の学校]事務局
※席が限られています。参加ご希望の方はお早めにお申込みください。

▼申込書はこちらからもダウンロードできます。



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2014年02月12日

かぶの食べ方を探るセミナーで、「分けとく山」野崎洋光総料理長から、かぶの美味しさを引き出すヒントを聞いてきた。


NPO法人野菜と文化のフォーラムでは「野菜の調理とおいしさ研究会」が、〜かぶの食べ方を探る〜を、先日、駒込の女子栄養大学 松柏軒で開催した。

野菜と文化のフォーラムでは、昨年までの「品種別調理特性研究会」を、料理のチカラで野菜の魅力を引き出して、消費拡大や野菜のおいしさの手がかりを探る「野菜の調理とおいしさ研究会」と名称を変更した。

今回は、野菜の家庭内消費はもちろんのこと、食の外部化が進むなかで、中食・外食においても野菜の幅広く多様な活用が求められつつあることから、日本人になじみの深い「かぶ」を取り上げたと云うもの。



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上の写真をクリックする
NPO 野菜と文化のフォーラム  大澤敬之理事長が「料理界の第一線で活躍の方や、惣菜業界をリードする企業の方の講演や、かぶの多様なメニュー提案の試食等を企画した。」と挨拶。

講演T「中食・外食における野菜メニューの最前線はどうなっているか」
 〜野菜を使った惣菜&メニューの現状〜
(株)ロック・フィールド購買本部 調達部長 ヘッドバイヤー田中秀幸氏

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2013年06月03日

在来作物研究と流通の大御所2人の講演に、各界の関係者が集まった。


野菜の学校の特別講演として開催された、「伝統野菜が面白い !!」に、伝統野菜に取り組む各界の方々が集まった。

NPO法人 野菜と文化のフォーラム「野菜の学校」の特別講座として開催されたもので、6月1日、13時から、渋谷区神宮前にある、東京ウィメンズプラザ の視聴覚教室で開催された。



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開会に当たり、野菜の学校の大澤敬之校長( 道の駅 八王子滝山・ァーム滝山 組合長) の挨拶で始まった。

野菜の学校は、これまで2010年から実施されてきたが、引き続き 2013年度の、第1回として、開催されたもの。


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2013年05月22日

「野菜の学校」特別講座「伝統野菜はおもしろい!」が6月1日開催される。


NPO法人 野菜と文化のフォーラム「野菜の学校」の特別講座として、6月1日、13時から「伝統野菜がおもしろい!」が、渋谷区神宮前にある、東京ウィメンズプラザ 視聴覚教室で開催される。
講師は、山形在来作物研究会・江頭宏昌会長(山形大学農学部准教授)が、「伝統野菜との出会いとこれから」。

農産物流通・ITコンサルタントの山本謙治氏(野菜の学校アドバイザー)が、「やまけんの伝統野菜見聞録」(仮)と、両先生の伝統野菜への思いやホットな話が楽しみだ。



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申し込みは、上の写真をクリックして、必要事項を記載のこと、




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2012年03月18日

月刊『野菜情報』3月号に、食生活ジャーナリストの脇ひでみさんが「野菜の学校」の取り組みを執筆。


NPO法人 野菜と文化のフォーラムが主催する「野菜の学校」の2012年度の募集を行っていることは、当ブログでも紹介した。
野菜の学校のスタッフでもあり、食生活ジャーナリストの脇ひでみさんが、独立法人農畜産業振興機構の月刊情報誌『野菜情報』3月号に、この2年間の野菜の学校「日本の伝統野菜・地方野菜」の取り組みについて、執筆された。



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上の写真をクリックすると脇さんのページにリンクする。



講座の魅力を余すところなく紹介していて、江戸東京野菜の事も、取り上げていただいたが、全国各地にある伝統野菜の、物語を知り、試食し、その一つひとつの野菜の虜になってもらいたい。

今年は、今まで紹介されてこなかった関東地区の、茨城、埼玉、千葉の伝統野菜がお目見えする。ご期待いただきたい。

なお「野菜の学校」の申し込みは、ここから

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2011年09月09日

「野菜の学校2011」第5回 兵庫の伝統野菜・地方野菜


早めに会場に着いたら、すでに講師の山根先生は見えていた。早速名刺交換をさせていただいたが、

山根先生は、私の名刺を見るなり、「江頭先生( 山形在来作物研究会会長 )から聞いてます。本も読ませてもらいました」と云われてしまった。
兵庫県の在来種のタネを守り、食文化を後世に伝えようとされていることは、存じていたのだが、機先を制されてしまった。マイッタ・・



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「種」から思うこと    山根成人(やまねしげひと)氏

・残りの人生をどうするのかキーワードは「脱金」と「農」
 「生まれてきてよかった」と思えることが、本当の豊かさではないだろうか?。
破壊と荒廃に加担してきたが、最後は「本当の豊かさ」を感じたい。そのためには………。
 「自分は何を残せるのか」。お金も資産ももちろん大事なものではあるが、目の前の親族のためである。せめて祖先が営々と築いてきた「文化の伝承」の端くれでも担えないか。
 「脱お金」。お金から少し離れてみる。すべての事象にお金のレンズを当ててみる。お金に関わるほど「不足」の世界に埋没する。 「知足」を感じ、取り込むより、むしろ「与えられて得られる充足感」を味わう………真の「豊かさ」だと思う。
 「農に親しむ」。「もう十分自分を生きさせてもらった」後は最低自分の家族の食物を育て、健康に生き、若者への負担を減らす。剃那的な楽しみから心底からの歓びを創り出す。
 生命の基は食料。食料の基は「農」。農の原点は「土」と「種」。種と畑は男と女。「種の自給は食料の自給」の大本である。その「種」が今「戦略」の最先端に利用されている…‥…・現実に。

プロフィール
 「ひようごの在来種保存会」代表。1985年より有機農法による「山根農園」、1986年より自家採種を開始。食糧の県内自給をめざし、その根本を「県産種子の自給」におき、種を採り続けることの大切さ、種採りは食文化を支えていることを訴えている。現在、「ひようごの在来種保存会」会員は約700名。
 著書に『種と遊んで』(2007年・現代書館)がある。

兵庫の在来種保存の動画配信中


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2011年08月16日

「野菜の学校2011」第4回 長野の伝統野菜・地方野菜


夏になると蓼科を拠点に、松本や、上高地、に行っていたので、信州の伝統野菜はなつかしい。

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今回の講師は、塚田元尚先生で、JA長野県営農センター技術審議役の名刺を戴いた。

長野県には、地域の気候風土に育まれ、歴史的な食文化が形成される中で種の保存、改良がなされてきたいわゆる「伝統野菜」が各地で生産されている。

 これら伝統野菜のうち、基準を満たすものを「信州の伝統野菜」としてリスト掲載及び伝承地認定し、風土や歴史を大切にした生産を推進すると共に、地域の人たちに育まれてきた味覚や文化をより多くの人に提供・発信することで、伝統野菜の継承と地域振興を図る。

講師紹介     塚田元尚(つかだもとひさ)氏
信州伝統野菜認定委員、JA長野県営農センター技術審議役、元長野県野菜花き試験場長、信州スローフード協会理事。専門は野菜の遺伝資源、育種、生産のシステム化など。著書に「キャベツの絵本」「レタスの絵本」ほか、共著多数。



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2011年07月11日

野菜の学校2011」第3回 愛知の伝統野菜・地方野菜


徳川家康が江戸に幕府を置いたことで、江戸は急激に発展を遂げるが、江戸の文化に大きく影響を与えたのが関西の文化よりも、尾張三河等の愛知の文化がいたるところにある。
野菜などでも、言い伝えによれば、練馬大根も尾張からタネを取り寄せたとが、東京ウドなども愛知の栽培手法を学んできている。
そんなことで、あいちの農業については注目していた。


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「あいちの伝統野菜
」については、愛知県農林水産部園芸農産課の永田美智恵さんが語ってくれた。

「あいち」の伝統野菜は、今から50年前に栽培されていたもので、地名、人名など愛知県に由来しているもの。今でもタネや苗があるもの。タネや生産物が手にはいるもの。と平成14年に定め、現在21品目35品種が認定されている。

あいちの伝統野菜を知るホームページも紹介した。
農産物や伝統野菜等の紹介としては
特定非営利法人 ジャパンフード協会のあいちの伝統野菜ブログとしては、
愛知県漬物協会についてはである。


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2011年05月17日

「野菜の学校2011」第2回大和「奈良」の伝統野菜・地方野菜


歴史の故郷、奈良の伝統野菜が集められた。
今回は、奈良県農林部マーケテイング課課長補佐の田中久延氏が招かれていた。

講演「奈良県の歴史地理と大和伝統野菜」 
田中氏の講演は、奈良県の歴史から始まり、日本国家の形成を支えた奈良の農業生産について語られ。
奈良県の農地の生産性は高かった歴史から、奈良における農業は、治水、環境からも大切で、飛鳥の棚田風景など、奈良らしい景観の形成を生み出している。
日本文化は農耕文化であり、歴史的にも大和伝統野菜の果たした役割は大きい。
大和伝統野菜は平成17年10月5日に伝統野菜10品目・こだわり野菜4品目を指定したところから、伝統野菜の取り組みは始まった。


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大和伝統野菜は、現在品目、栄養価等を消費者に伝えるべく、他の伝統野菜との比較などマーケッティングの調査を行っている。

奈良県農業のモデルづくりとして、全体戦略、顧客設定、個別戦略、特に京都より古い奈良だからできるブランデイングモデルづくりなど、個々の戦略は効果的だ。

講師 田中久延氏のプロフィール。
1982年奈良県庁入庁、企画課配属。土木行政、福祉行政などを経鹸。2001年からは平城遷都1300年記念事業を担当。2008年、新設された農林部マーケテイング課に配属。地域振興における「食」の重要性、地元食材を使う料理の価値、「大和伝統野菜」の可能性など、各方面からの意見を踏まえ、「大和伝統野菜」を、今後の奈良県農政の成功モデルとすべく、活動している。


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2011年03月24日

第10回「野菜の学校」は、今年度取り上げた地方の野菜のスイーツなどが集められた。


震災前の今月5日に開催された「野菜の学校」は修了証の授与と記念講演、そしてベタブルパーティーが行われた。

記念講演は、日経新聞論説委員 生活情報局編集委員の岩田三代氏で、
「世界の食糧事情と日本-在来野菜の価値」について話された。

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「世界の食糧事情」「日本の現状」に続いて「在来野菜の価値」として、
京野菜、加賀野菜、そして江戸野菜などの関心が高まっているが、それは価格的な面、文化的な面、生活的な面と色々な角度から在来作物の価値に関心が高まっている。

多様なタネやDNAがあると云うのは我われにとって財産で強みだ。
F1として使われているもの以外はいらないと云うのは危険なことで、貴重なDNAを内在する在来作物が環境に耐えられる新種育成の資源だ。

経済、文化のグローバル化は今後も続くし、IT技術の発展の中でローカルなアイディンテティーを皆が欲している。

地域の食文化は、旅人にとっては新鮮だったりもする。
その土地を知るには、その土地の人がどんなものを食べているか知りたい、その土地の野菜について語ってもらって食べると満足感が湧く。

ローカルな食文化は文化発信の大きなツールになる。
文化遺産としての在来野菜は、生命を繋ぐ食。文化としての食。コミュニケーションの手段としての側面を持っていて、科学、文化の両面から在来野菜の存在価値は高まるのではないか。
  
岩田氏のプロフィール、記者として長年「食」に関わり、食糧・農業・農村基本問題調査会委員、国民生活審議会委員などを歴任。味の素主宰の「食のフォーラム」の企画員としても活動。江頭宏昌先生とも懇意で、「伝統食の未来」の編者のほか、著書多数。


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2011年02月09日

“野菜の学校 2011” 続「日本の伝統野菜・地方野菜」受講者募集が始まる。



NPO法人 野菜と文化のフォーラムが主催する「食べておいしさを知る野菜の学校」(以下「野菜の学校」)が、本年度に引き続き4月から開校する。

本年度、初めて参加させていただいたが、沖縄、京都、加賀に続いて、江戸東京野菜も取り上げていただいたことは幸運で、

その後は、長岡、庄内、飛騨、なにわ、青森と地方野菜に取り組む方々の話を聞き、一つひとつの野菜に伝わる物語、味わいなど、学ぶことの多い一年だった。


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写真をクリックすると募集案内にリンクする。


伝統野菜は、全国にあるわけで、2010開催の「日本の伝統野菜・地方野菜」が好評だったので、取り上げなかった地方野菜を取り上げると云う。


青果商の方、野菜のソムリエさん、フードライターの方、行政の担当者など、色々な方々が学んでいて、新たな出会いもあるから、活動の広がりもあり、2011も楽しみにしている。

伝統野菜に興味を持ったらご参加をお勧めする。


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2011年02月07日

第9回 「野菜の学校」青森の伝統野菜・地方野菜


青森と云うとリンゴが青森の農業に対する印象だったが、最近はテレビコマーシャルでニンニクなども有名だ。
ながいもとか牛蒡も日本一の生産量とは知らなかった。

この時期に出荷できる野菜が色々あると云うのも、北国・青森の農業だと云うことを教えていただいた。

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今回の講師は、青森県農林水産部農産園芸課で「冬の農業推進グループ」のマネージャーをされている、舘田朋彦(たてだともひこ)氏。

青森県の野菜及び花き担当農業改良普及員として、「ながいも」「にんにく」をはじめ地域特産野菜などの指導にあたる。

2005年より『あおもり「冬の農業」推進チーム』に所属。「寒締めほうれんそう」や「雪の下にんじん」など冬野菜の生産のほか、加エや冬の農業体験などの取組、振興にあたる。2008年からグリーン・ツーリズムの振興業務に従事、2010年4月から現職。



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2010年12月13日

飛騨から「宿儺かぼちゃの里の食文化にふれてみよう」のご案内が届く。



10月2日の野菜の学校「飛騨野菜」で、講師をされた、中西文信氏から、メールが届いた。

 このたび宿儺( すくな )かぼちゃ研究会が、宿儺かぼちゃと飛騨の文化について理解を深めていただくツアーを企画しましたというのだ。

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チラシをクリックする。


高山市HPでも全面バックアップのようで観光情報HPにも掲載されている。


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2010年12月08日

第三回 野菜の品種別調理特性検討会は、ダイコンだった。



野菜と文化のフォーラムでは、この程、第三回 野菜の品種別調理特性検討会として「ダイコン」をテーマに、女子栄養大学 駒込校舎 で開催した。


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江戸東京の伝統野菜としてタネが残されているのは、練馬ダイコン、大蔵ダイコン、亀戸ダイコン、東光寺ダイコン、高倉ダイコン、志村みの早生ダイコン等があるが、今日ではすっかり青首系ダイコンに市場を席巻されてしまった。

今、ブリーダーの皆さんによって、新しいダイコンが次々に生まれている。

写真をクリックすると上・北京水大根、紅しぐれ大根、下・ビタミン大根(以上トーホク交配)、レディサラダ(JA三浦市)

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2010年12月07日

第8回「野菜の学校」なにわ(大阪)の伝統野菜・地方野菜


今回は、なにわの野菜だ。
食べ物は何処から来たのか、例えば人参はアフガニスタンが原産地、赤いのがあり、黄色いのがあり、紫のがあり、色のつかないのがあり、これらがヨーロッパからアメリカに伝わった。

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一方、東洋系の人参はシルクロードを経て、中国に伝わり、そして金時ニンジンなどは16世紀ごろに日本に伝わってき人参。大阪では木津、難波に伝わった。





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2010年11月07日

第7回「野菜の学校2010」 庄内(山形)の伝統野菜・地方野菜

今回は、先月お邪魔した庄内の野菜だ。

毎回、その地方の野菜の専門家が来てお話をされる。
市場関係者が多いので、どなたかと思っていたら、江頭宏昌先生( 山形在来作物研究会会長・山形大学農学部准教授 )がパワーポイントのセッティングをされていた。
先生の講義を伺うのは初めてだから、素晴らしい機会をいただいたものだ。

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先日伺ったときに「宝谷カブ」のレシシピ集をいただいたが、今回はその中のピザがいただける。




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2010年09月16日

第五回 [野菜の学校2010]長岡(新潟)の伝統野菜・地方野菜

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長岡の伝統野菜の代表、「長岡巾着ナス」は、明治14年に南蒲原の田上町から長岡中島地区の小川家に嫁に来た方が実家から持ってきたと来歴ははっきりしているナス。長岡市中島地区で栽培している。

このナス硬くて美味。
蒸かして食べる。ソテーする。煮て食べる。味噌汁に入れる。それを翌日オジヤにしても形が崩れないナス。それが長岡巾着ナスだとか。



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