2024年06月10日

荒川区立第三峡田小学校の3年に、荒川区の江戸東京野菜「三河島菜」の座学を行なってきた。


先月初めに、かつて三河島菜の復活普及ではお世話になった、荒川区立小学校の校長を務められていた伊藤英夫先生からメールを頂いた。

『第三峡田小学校の3年担任 宮田花教諭から「6月に研究授業を
するが、三河島菜について大竹先生からご指導いただけないか?
」と
昨日依頼がありました。』という。

喜んで伺いますと連絡して、宮田教諭には都市農地活用支援センタ―
に、アドバイザーの派遣要請をしてもらった。

三河島稲荷神社から、歩いて10分ほどで同校に着いたので、
川嶋美武副校長から「ずいぶん早いですね」と云われたが
北多摩から来るので遅刻してはいけませんのでと・・・。

今年着任されたと云うので、これまでの三河島菜の出前授業に
ついてお伝えした。



1-1-.png

荒川区の峡田地区には第一峡田小から、第九峡田小まであったが、
戦争で焼けて廃校になったり、少子化で統合したりで、現在は7校。

上の画像をタップする

この日は、生徒の希望で記念撮影をしたが、フレンドリーな
写真が撮れた。



続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 里帰りした三河島菜

2024年06月08日

三河島菜と枝豆の説明板がある三河島稲荷神社は祭りの準備の最中だった。


荒川区立第三峡田小学校の3年生に、江戸東京野菜の三河島菜の
出前授業を依頼されているので、遅れないように自宅を出た。

新宿駅で線路内に人が立ち入ったと高田馬場で10分ほど待たされたが
第三峡田小の近隣駅の、JR三河島駅に到着したのは1時間半前だった


1-1-.png

三河島駅の改札を出たところに三河島駅のスタンプが置いてあった。

上の画像をタップする。
スタンプには、三河島枝豆と三河島菜がデザインされていた。
かつては、同駅でも三河島菜を栽培していた。

ノートにスタンプを押した。



続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 里帰りした三河島菜

2021年09月10日

荒川区立宮前小学校の4年生は、地元の伝統野菜「三河島菜」の栽培をスタートした。


荒川区立尾久宮前小学校(篠澤章子校長)では4年生になると、地元の伝統野菜「三河島菜」の栽培授業を、2011年から実施しているが、

三河島菜の復活栽培に取り組んでくれた小平の宮寺光正さんが播種からの栽培指導に行ってくれている。

4月に着任された篠沢校長も荒川区の伝統野菜・三河島菜を同校が伝統的に栽培を続けていることに理解を示し、引き続き4年生が栽培することとなった。

今年は、4年生の担任の今泉教諭から7月にメールをいただき日程を調整頂いて9月8日(水)に伺うことになったもの。

4年生の担任の今泉教諭と矢口教諭ともに初めての授業だったので、宮寺さんと1時間ほど早く行ってから、プランターの準備や、播種する菜園などの確認などを行った。
4年生は、運動会の練習で校庭にいた。






1-1-5.JPG

授業は10:40〜12:15で、1組と2組を、三河島菜の歴史、発見と復活、食育を45分
種まきも45分で、入れ替えで実施した。

担任の教諭から、外部講師として紹介されたが、簡単な自己紹介の中で、「2回のワクチン接種は終わりました、今、体温は36.2℃です。少しだけ顔を見せます。」と言って片方だけマスクを外して無言で10秒、再びマスクをしてから「安心してください。」とごアイサツ。生徒からはそれなりの反応をしてくれた。

三河島菜の歴史、三河島菜の仲間、調理し方などについて、話したが、興味を持ったところはメモを取っていた。

上の画像をタップする

生徒には、荒川区のことなどを、逆質問して「知ってる人!」、沢山の手があがり、授業への集中を高めていった。
三河島菜が、仙台で発見され、宮寺さんが復活栽培をし、新聞掲載されたことなどを紹介した。


続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 里帰りした三河島菜

2020年09月20日

荒川区立尾久宮前小学校の4年生が2011年から栽培を続けている三河島菜の授業に今年も招かれた。


尾久宮前小学校(丸山稔校長)の4年生が2011年から栽培を続けている
三河島菜の授業に今年も招かれた。

今年は、新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐことから、
長期の臨時休校が行われたことで、
大幅に授業は遅れることになったが、

同校では10年にもなろうとしている、地元の伝統野菜「三河島菜」の
授業は削ることなく、実施されることになった。

三河島菜の発見は、2010年2月に遡る、
東京都教職員組合栄養部会に招かれ、江戸東京野菜の話をした時に、
荒川区の若い栄養士さんから、荒川区の伝統野菜があったら、
子どもたちに食べさせたいので探してほしいと頼まれたことから、
始まった。






1-1-6.JPG

これまでは、クラスごとの授業を行っていたが、
ソーシアルデスタンスを取ってと云うことで、
生徒たちは4年1組と2組の生徒が集まった。

上の画像をタップする
東京の農業から説明に入った。
荒川区には農地法上の農地はない、
関東大震災で、農地は被災者の住宅用地になったことから、
昭和に入ってからは実質なくなっていた。

今日、荒川区発祥の江戸東京野菜として登録されているのは、
谷中ショウガ、三河島エダマメ、三河島菜、汐入ダイコンで、
周辺の足立区では千住ネギ、墨田区では寺島ナスが
栽培されていたことを説明。

質問をしたりしたが、パワーポイントの写真に注目して、
飽きることなく説明を聞いてくれた。


続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 里帰りした三河島菜

2019年12月10日

荒川区立第一日暮里小学校の伊藤英夫校長に、三河島菜の授業についてお願いしてきた。


荒川区にお住いのフリーランスライターの齋藤香さんが、荒川区の伝統野菜「三河島菜」の品評会を開催したいというので、同区立尾久宮前小学校4年の授業に案内した。

三河島菜は荒川区の観光資源との立場で普及している荒川区観光推進課の担当も紹介した。

齋藤香さんは、区役所の地下レストランで日替わりランチを食べたと云う情報を送ってくれた。

その時のメールで、荒川区で三河島菜を栽培している学校を教えてほしいというので、第一日暮里小学校を紹介したが、
同校の伊藤英夫校長の前任地は尾久宮前小学校でお世話になっていた。
転勤後、ご挨拶をしていないので、齋藤さんを誘って伺った。

荒川区立第一日暮里小学校は
西日暮里駅の西側、小高い諏訪台の西側下に同校はあり、生徒数172名(令和元年7月1日現在)の小学校だ。





1-1.JPG

伊藤校長が採種したという三河島菜の種は、瓶に入っていた。
伊藤校長に齋藤さんを紹介した後、尾久宮前小学校の4年生が実施している三河島菜の栽培授業を、来年度は農の機能発揮支援アドバイザーとしてお手伝いをさせていただきたいとお願いをした。

上の画像をタップする

諏訪台通り沿いの校門には、高村光太郎のフクロウの像と「正直親切」の記念碑がある。



続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 里帰りした三河島菜

2019年11月26日

調べ物があって荒川ふるさと館の学芸員に会ってきたが、三河島菜が地域に定着しているのを実感した。


先日、荒川の伝統野菜について調べることがあったので、荒川ふるさと文化館の学芸員の先生にお願いして時間を取ってもらった。

10年も前に一度来ているので、南千住から歩いて伺ったが、北風が強いく急に寒波が来たような日だった。





1-1.JPG

荒川ふるさと文化館の入り口のたたきに、
トリックアートが描かれていた。
見る角度によっては、
千住大橋を渡る松尾芭蕉と弟子の河合曾良が立体的に見える。

上の画像をタップする
松尾芭蕉が「行く春や 鳥啼き魚の 目は泪」の句を詠んで
元禄二年、千住大橋を渡り「奥の細道」の旅へ出発した。

今年は、この旅立ちから330年の節目の年だということと、
8月に同館のリニュアルにあわせて
東京芸術大学の学生がトリックアートを描いてくれたという。

学芸員の亀川さんに前もって依頼していた件は、
資料を用意していただいて、お話を伺ったので、よく理解できた。

江戸東京野菜は、江戸からの歴史文化を今に伝える野菜だから、

現在、荒川区の名前がついているものは、
青茎三河島菜、三河島枝豆、汐入ダイコン、谷中ショウガで、
復活がして、地元荒川区の小学校をはじめ、区民も栽培していて、

農家としては練馬区をはじめ多摩地区で栽培されている。

江戸東京野菜は貴重な文化遺産なんです、
とお話をしたら、亀川学芸員も共通認識を持っていただけた。




続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 里帰りした三河島菜

2019年11月23日

今年で6年目、「三河島菜フェア」で日替わりランチが荒川区役所の地下1階レストラン「さくら」で開催された。


フリーランスライターの齋藤香さんが、お住いの地元荒川区の伝統野菜「青茎三河島菜」に注目されていることは先日ブログで紹介した。

ブログ最後の追録で、荒川区役所の地下1階レストラン「さくら」で11月18日から22日まで開催される、「三河島フェア」の日替わりランチを食べに行くと云っていたが、写真を送ってくれた。





1-1-1.JPG

レストラン「さくら」

上の画像をタップする
齋藤さんが行かれた日は木曜日で、三河島菜グリルハンバーグ 510円





続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 里帰りした三河島菜

2019年11月19日

「三河島菜がにつぽりマルシェにやってくる!!」を齋藤香さんが取材してくれた。


フリーランスライターの齋藤香さんが、江戸東京野菜の「青茎三河島菜」に興味を持っていただていたので、先日、青茎三河島菜のゆかりの地を案内したことは、当ブログで紹介した。

11月16日(土)、「三河島菜がにつぽりマルシェにやってくる!!」で、都立農産高校(伊達崎広校長)の生徒たちが栽培した三河島菜が販売されたが、齋藤さんが取材するというので、写真撮影をお願いした。

主催の荒川区観光振興課山ア係長、本宮さんにもお会いしたようだ。







1-1-1.JPG

上の画像をタツプする
ステージでは、農産高校の生徒が三河島菜を紹介。
大きく育った青茎三河島菜を抱えていた。



続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 里帰りした三河島菜

2019年11月12日

荒川区にお住いのフリーランスライターの齋藤香さんを三河島菜ゆかりの地にご案内。


江戸東京野菜 四谷菜園の会」のメンバーの一人だったフリーランスライターの齋藤香さんを、青茎三河島菜の栽培を行っている尾久宮前小学校の授業に案内したことは、紹介した。

先月だったが、四谷菜園の会を実施していた絵本塾出版が千駄ヶ谷に移転したことに伴い、四谷でお別れ会が開かれた。

そこで同席した齋藤さんが、荒川にお住まいなので、青茎三河島菜でイベントを展開したいという。

それだったら、いろいろ勉強してもらう必要があるからと、一番近いところで、小平の宮寺光政さんと荒川区立尾久宮前小学校に行くのでと、お誘いしたというもの。





4-1.JPG

小学校の次は、JR三河島駅と三河島稲荷神社、さらに荒川区観光振興課、三河島菜に関連して観音寺にも行きましょうと伝えたら、

そこは地元ということで、齋藤さんが都電に乗ったら荒川区役所は近いというので、逆に案内してもらった。



続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 里帰りした三河島菜

2019年11月10日

荒川区立尾久宮前小学校での青茎三河島菜の歴史を学び栽培管理の指導が行われた。


荒川区立尾久宮前小学校(丸山稔校長)の4年生は、2011年から毎年地元の伝統野菜「青茎三河島菜」の栽培を行っている。
これまで、同校の栄養教諭・鈴木理恵先生が2010年から注目いただいていたが、今年の3月に定年退職をされた。

丸山校長からは、鈴木先生が退職後も、尾久宮前小学校としては引き続き栽培を続けたいと伺っていたので、栽培指導を行っている宮寺光政さんにも話していたが、

4年生の担任の西村先生から、三河島菜の授業の依頼が来た時には、種まきは終わったと伺った。
改めて、授業の日程が決まったが、宮寺さんにも前年同様来て指導してもらいたいという。





1-1.JPG

4年生は2クラスで1組が座学の時は2組が宮寺さんの栽培管理の授業と、その逆のローテーションで授業を行った。 

授業は、農地のない荒川区の学校だが、隅田川を挟んで足立区、葛飾区、江戸川区に農地はあり、そこでは小松菜をはじめとする江戸東京野菜が栽培されている。

かつて荒川区には、三河島エダマメ、三河島菜、荒木田ダイコン、汐入ダイコンなど地名の付いた野菜があった。
谷中しょうがは台東区の名前だが栽培は荒川区の日暮里で栽培されていた。
更に隅田川の対岸には、千住ネギや寺島ナスも栽培されていた。

2010年に、荒川区立小の若い栄養士さんから荒川区の土地の名前の付いた野菜を子供たちに食べさせたいので探してほしいと頼まれた。

生徒たちに、君たちは何年生まれと聞くと、2009年,2010年と思い思いの返事。
丁度、君たちが生まれたた頃の話、いろいろと探したら仙台に仙台芭蕉菜の名前がついて仙台で栽培され続けていた。そこで、種をいただいて、宮寺さんに栽培をお願いしたことを紹介した。


続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 里帰りした三河島菜

2019年02月17日

三河島菜の故郷、荒川区立尾久宮前小学校で、三河島菜復活の歴史を伝える。


三河島菜の故郷、荒川区立尾久宮前小学校(丸山稔校長)の4年生が毎年栽培している青茎三河島菜が、調べ学習に入ったと、鈴木理恵栄養教諭からメールをいただいたので、先日伺った。

毎年、種まきの授業は2学期の9月中旬に、小平市の宮寺光政さんが来て種を蒔き、栽培の話をしている。

三河島菜は、癖のない青菜だから、成長の過程で、どの時点でも美味しくいただける。





1-1.JPG

生徒たちに、「どのくらい大きかったか教えてください!」と質問すると、銘々が、手で大きさを示してくれた。

上の画像をタップする

三河島菜は、結球しないから、ぼさぼさの感じだが、小松菜などの青菜としては大きなものだから、個々印象が強かったようだ
生徒達も、自分たちが栽培したという意識もあり、特に美味しかったようだ。
「大きくても茎はサクサクして美味しかったでしょ!、」と、訪ねると、何人もが相鎚をうっていた。

生徒達は、調べ学習をしている最中だったので、色々と質問が寄せられた。


続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 里帰りした三河島菜

2017年12月26日

荒川区立尾久宮前小学校では、引き続き三河島菜の栽培を実施したが、今年は全滅状態。残念!>


三河島菜の栽培を行っている荒川区立尾久宮前小学校(丸山稔校長)の鈴木恵理先生から今年も4年生に、三河島の話をして欲しいとのメールが届いたのは11月始めだった。

昨年までの伊藤英夫校長は、転勤され今年4月からは丸山校長が着任されていた。

同校は「環境教育」や「食育」(宮前味噌造り・三河島菜栽培・大根小松菜栽培・宮前キノコ園椎茸狩り等)の特色ある教育活動を推進してきましたが、丸山校長は、引き続き継続され、鈴木栄養教諭が取り組んでくれている4年生の三河島菜の栽培も、種まきの授業は、小平市の宮寺光政さんに今年も依頼されている。




1-1.JPG

左から、丸山校長、鈴木栄養教諭、関川浩副校長

上の画像をタップする。

玄関でお会いした、鈴木栄養教諭が、今サケがふ化したと見せてくれた。


続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 里帰りした三河島菜

2017年02月23日

都電荒川線沿線マガジン「とでんで」に伝統文化の復活「江戸東京野菜」が掲載された。


東京都交通局の広報誌「とでんで」に江戸東京野菜を栽培する、都立農産高校の生徒たちが掲載された

この冊子、都電荒川線沿線マガジンとして、沿線のお薦めスポットやグルメなどを紹介する情報誌として、荒川電車営業所や都営地下鉄駅などで、年6回発行で配布している。




1-1.PNG

2010年に里帰りさせた三河島菜は皆さんのおかげで、江戸東京野菜として復活して定着している。

上の画像をクリックする
こちらからも

今回の特集「伝統文化の復活」として江戸東京野菜の三河島菜を栽培している様子が掲載されている。

荒川線が走る荒川区では、荒川線は観光資源だが、今回特集された三河島菜も、「荒川区の観光資源だ」として、観光振興課では位置付けてくれたことから、荒川区のホームページで、何回にもわたってアップデートされていて、NO22号まで確認している。

尚、当ブログではカテゴリの「里帰りした三河島菜」にまとめてある。



posted by 大竹道茂 at 00:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 里帰りした三河島菜

2016年11月13日

尾久宮前小学校の4年生たちが、青茎三河島菜の歴史に目を輝かせた。


青茎三河島菜の栽培を継続栽培している、荒川区立尾久宮前小学校(伊藤英夫校長)では、今年も、小平市の宮寺光政さんを呼んで、種まきの授業を行った。

その後、順調な生育を見せていたかに見えたが鈴木恵理栄養教諭の話では、今年は、天候不順であったりで、生育は遅れ気味だという。

今年も、鈴木栄養教諭に依頼されて同校に伺い、4年1組と2組の授業を別々に行い、青茎三河島菜の発見から、栽培までの物語を、生徒たちに話して聞かせた。




1-1.PNG

上の画像をクリックする
生徒達は、調べ学習の中で青茎三河島菜を知っていたが、荒川区の小学校で栽培できるまでになった、経過に、恵理先生(鈴木栄養教諭)が、大きくかかわっていたことを、映像で見せるとみんなびっくりしていた。



続きを読む
posted by 大竹道茂 at 23:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 里帰りした三河島菜

2015年12月22日

JR三河島駅エコプロジェクトで地元の伝統野菜「三河島菜」が駅構内で栽培されている。



先日、JR日暮里駅のイベント広場で開催された、につぽりマルシェで荒川区の伝統野菜「三河島菜」が販売されたことを紹介した。

会場の展示ブースには、都立農産高校の取り組みを紹介したパネル等が貼られていて、入り口には、青茎三河島菜のフラワーポット植えが展示され、テーブルには、配布用の資料が置かれていた。

そこに立て掛けた資料があり、準備をしていた荒川区観光振興課の三宮捺湖さんに伺うと、JR三河島駅がエコプロジェクトとして、青茎三河島菜の栽培がおこなわれているので、12月7日に駅構内で撮影してきた写真で、三宮さんが作成し、今後ことあるごとに紹介していくという。




1-1.JPG

上の画像をクリックする
JR三河島駅では三宮さんの情報提供もあり、栽培が始まったと聞いていたが、写真を見て、三宮さんにブログ掲載に写真の提供をお願いしたら、丁度、同駅梶山喜光助役がみえたのでお願いし、掲載に付き了承を頂いた。


続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 里帰りした三河島菜

2015年12月21日

お歳暮用の「江戸菜趣 千粋」三河島菜を使った「東京豚汁」を販売。


浅草の天長商店(飯野弘達社長) では毎年新商品を開発し、昨年は東京うど、亀戸大根、三河島菜のお吸い物だったが、今年は三河島菜を使った「東京豚汁」を販売した。




1-1.JPG

パッケージには、
東京X豚、にんべんの本枯鰹節のだしだし、あぶまた味噌の江戸甘合わせ味噌、東京東久留米産の三河島菜を使い、「東京」にこだわった豚汁に仕上げました。

上の画像をクリックする
袋の中にあるブロック状の豚汁の素をお椀にいれ、熱湯180ml(目安)を注ぎ、かき混ぜて戴く・・・


続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 里帰りした三河島菜

2015年12月20日

19日(土)、20日(日)と、「にっぽりマルシェ」で今年も三河島菜が販売された。


日暮里駅前イベント広場で開催された「にっぽりマルシェ」で今年も三河島菜が販売されている。

この三河島菜、江戸東京野菜の青茎三河島菜で、荒川区の依頼で都立農産高校の生徒達が栽培したもの。

先日、荒川区観光振興課の三宮捺湖さんからチラシを送って戴いたので、当ブログで紹介しているが

一度も伺ったことがなかったので、出かけてきた。





1-1プチャ.JPG

10時から開催されるが30分前に会場に着いた。
同校で三河島菜の栽培指導をされている小野寺伸樹教諭が、陣頭指揮で準備をしているところだった。

小野寺先生とは、今年の7月に荒川区の要請で勉強会に伺って以来だ。

今年は、昨年と同じように種を蒔いたようだが「大きくなりすぎて・・・」と云っていた。
青茎三河島菜は、大きくなればなったで美味しいから、かえって喜ばれるはず。

早くから荒川区のケーブルテレビが来ていて取材をしていたが、久しぶりにディレクターの田中沙貴さんにお会いした。



続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 里帰りした三河島菜

2015年12月07日

日暮里駅前イベント広場「三河島菜がにっぽりマルシェにやってくる」12月19日、20日開催


荒川区では三河島菜は「荒川区の観光資源だ!」として、各種のイベントに活用している。
この程、同区観光振興係の三宮捺湖さんから、27年度の三河島菜の取り組みについてメールにポスターを添付して戴いた。




1-1 (1).JPG

上の画面をクリツクする

12月19日(土)、20日(日)に開催される「にっぽりマルシェ」では、三河島菜販売とともに、栽培をしている都立農産高校の生徒による取組みの内容や研究成果等の展示を行います。

同校は今年の農業系高校において行われた各種プロジェクトの成果発表で、東京都代表になっていることは、当ブログで報告している。

又、出来次第ポスターを送ってくれるそようだが、
 荒川区役所地下食堂で開催される「三河島菜フェア」、今年も1週間の日替わり定食として、1月25日~29日の5日間実施するという。



posted by 大竹道茂 at 00:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 里帰りした三河島菜

2015年11月19日

今年も荒川区立尾久宮前小学校の4年生が青茎三河島菜の栽培をしている


荒川区立尾久宮前小学校(伊藤英夫校長)の鈴木恵理栄養教諭から今年も4年生が青茎三河島菜の栽培をしているので、青茎三河島菜の話と地域の名前がついた江戸東京野菜について話をしてほしいとの、注文が付いていた。




1-1.JPG

4年1組(野々村誠学級)36名の皆さん。

80センチもある滝野川大長ニンジン、葛飾中川流域のほんでん瓜、ぷっくらして赤い早稲田ミョウガ、大根のようなカブは品川カブ、1bもある練馬大根、茎まで白い亀戸大根、太さが寸胴の大蔵大根、半分白いから馬込半白キュウリ、そして伝統小松菜と、生産地の名前が付いた野菜の中でも形などが珍しい野菜を映像で見せた。

名前は誰が付けたのか?、
現在では生産者や種苗会社が売りやすい名前を付けますが、昔は生産者は栽培いするだけで、出荷された市場で、産地を区分するために、産地名で呼んだのが広まり定着したもので、産地の名前が付くようになったと・・・。

よその県にも伝統野菜はありますか?、と云う質問。
全国どこの県でもその地区の気候風土で育まれた野菜があります。
江戸東京野菜の多くは、江戸時代に全国から江戸に集まった野菜で、江戸の気候風土の中でさらに良い物ができました。
練馬大根や、滝野川ゴボウ、三河島菜は全国に種が持ち帰られたもので、三河島菜は仙台伊達藩の足軽が持ち帰り、仙台芭蕉菜としてつくられていました。

何で栽培されなくなったのかと云う質問もあった。
伝統野菜は揃いが悪いことから流通に乗らなくなったことを説明したが、三河島菜の場合は関東大震災で荒川区の農地は被災者の住宅用地等に全て代わり、昭和の初めに白菜が普及したことから栽培されなくなりました。

授業の終わりに、鈴木栄養教諭から、今度大蔵大根を給食で出しますと伝えると、生徒たちから「楽しみ!」の声が聞こえた。



続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 里帰りした三河島菜

2015年07月13日

荒川区観光振興課が主催する「江戸東京野菜の勉強会」が、都立農産高校で開催された。


荒川区観光振興課の三宮捺湖さんから6月中旬にメールをもらった。
三宮さんには、荒川区が三河島菜の栽培を依頼している都立農産高等学校で一昨年お会いしている。

何でも、今年度の栽培に当たり、事前に江戸東京野菜の勉強をしたいという希望があるので、
荒川区が主催して、同校農業科園芸部の生徒を対象に講演と意見交換を行いたいから、協力して欲しいとのこと。

これまで、都立農業系の高校では、2年生が課題研究で始めた都立園芸高校、全国大会の会場となった都立農芸高校、地元の伝統野菜「府中御用ウリ」栽培の都立農業高校、ベツタラ漬けの都立瑞穂農芸高校と、それぞれ講義を行っているが、

都立農産高校には、まだ行っていなかったので、伝統野菜は、歴史や文化をきちんと学ぶことが基本だから、喜んでお引き受けした。




1-1.JPG

同校には、後藤哲校長の時代に、江戸東京野菜の栽培をお願いしに来たが、定年退職され、
昨年、並川直人校長が着任されていたが、まだご挨拶に伺っていいなかった。

江戸東京野菜の三河島菜の栽培についてのお礼を申し上げ、更に、同校地域内の江戸東京野菜には、伝統小松菜や、亀戸ダイコン、三河島枝豆等14品目(千住一本ネギ。金町コカブ。寺島ナス、シントリ菜、谷中ショウガ、汐入大根、砂村三寸ニンジン、砂村一本ネギ、足立のつまもの、青茎三河島菜、本田ウリ) もあり、これらに対しても理解を戴きたい旨の、お願いをした。

また、校長室では、これまで担当された佐々木希彰先生の異動に伴って、本年、都立園芸高校からこられた農業科主任の小野寺伸樹教諭を紹介された。

続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 里帰りした三河島菜