2014年12月25日

荒川区立尾久宮前小学校4年生が農家並みに育てた三河島菜を収穫した。


荒川区立尾久宮前小学校の4年生が栽培している三河島菜(青茎) の収穫をしたと、鈴木理恵栄養教諭からメールをいただいた。

大きな三河島菜に隠れて顔の見えない生徒もいるが、立派に育った三河島菜を収穫して笑顔がはじけ、子供たちの歓声が聞こえるようだ。






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上の画像をクリツクする
先日、同校に伺ったときには、何時収穫してもいい状況であった。

昨年、4年生は収穫した三河島菜を自宅に持ち帰り、食べるか処分するかは家庭の判断に任された。

生徒たちは、マルチにあいた自分の穴にタネを蒔いた「Myミカワシマ菜」だ。
間引きや、虫取りをしながら育てただけに、家の人たちにどのように報告したのだろうか、興味深い。


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2014年12月19日

収獲まじかな青茎三河島菜が育つ、荒川区立尾久宮前小で、4年生にその歴史を伝える。


先日、荒川区立尾久宮前小学校(伊藤英夫校長) の4年1組(担任江崎直幸教諭)35人に、同校で栽培される三河島菜の歴史を話してきた。
同校では、今年も9月11日に、小平の宮寺光政さんが来て青茎三河島菜(江戸東京野菜)の種まきの指導をしているが、このことは、当ブログで紹介している。

その後、同校の鈴木理恵栄養教諭から、生育状況の報告を受けていたが、順調な生育のようだった。





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昨年の4年生には11月に、三河島菜についての歴史などについて話をしたが、

今年は、同校の創立80周年記念事業があったことから、1ヵ月ほど授業の日程が先に延びた、それに伴って、三河島菜は大きく成長していた。

昨年は、栽培した青茎三河島菜を、自宅に持って帰らせているが、今年も持ち帰らせるというので、両親などに自信を持って説明できるように、

三河島菜のことなら何でも知っている「三河島菜博士」になってくださいと、生徒達に伝えてから、パワーポイントを使って詳細に、しかも分かりやすく説明を行った。

そもそも、三河島菜を探し始めたきっかけから、
仙台で、江戸の頃の三河島菜・青茎三河島菜が、仙台芭蕉菜として栽培されていたこと、
はじめて生産された三河島菜を荒川区の小学生に食べさせたいと、鈴木栄養教諭が、畑にやって来たことなどを映像で見せた。

 また、荒川区が取り組んでいる、これからのイベント
12月20日(土)10時からの「にっぽりマルシェ」や、来年1月には「三河島菜フェアー」で、日替わりランチが販売されることなどを伝えると、「美味しそー!」だとか「食べたい!」などの反応があった。

上の画像をクリックする
少し早めに同校に伺ったので、伊藤校長に三河島菜の畑に案内していただいたが、農家並みの生育状況だった。

校長室には、同校が取り組んでいる、三河島菜の栽培の他、宮前味噌作りや、鮭の放流体験が掲示してあった。

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2014年12月13日

あらかわの伝統野菜「三河島菜の季節がやってきました」と荒川区が広報。


先日、江戸東京野菜コンシェルジ育成講座を受けた方々と西東京市の矢ヶ崎農園を農家見学で訪れたときは、立派に育っていた青茎三河島菜の茎をバーニャカウダーで戴いたが、筋もなくサクサクとした食感はおいしかったことを当ブログでも紹介したが、

三河島菜の季節がやってきたのだ!



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上の写真をクリックする
江戸東京野菜の青茎三河島菜は、荒川区の観光資源だと、様々なイベントを企画・展開している荒川区観光振興課の谷井千絵課長が、

今年も三河島菜のシーズンになったので区の広報誌に掲載したと「三河島菜の季節がやってきました」の情報を送って戴いた。

にっぽりマルシェで三河島菜を販売。
12月20日(土)10時から

芭蕉ランチ〜三河島菜フェアレストランさくら
日替わりランチ 500円
来年1月26日(月)〜30日(金) 11時〜14時

日替わりランチは昨年好評だった。 


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2014年09月17日

尾久宮前小学校の4年生が、荒川区の伝統野菜「青茎三河島菜」のタネを蒔いた。


今年も荒川区立尾久宮前小学校(伊藤英夫校長)からの依頼で、小平市の宮寺光政さんが、4年生の総合学習で青茎三河島菜の種まきの指導を行った。

家を出る頃は、まだ雨は降っていなかったが、JR山手線の田端駅に降り立った時には、小雨が降っていた。

同校に着くと、鈴木恵理栄養教諭が出迎えてくれた。
タネまきが出来るか心配していたが、スケジュールが詰まっているので、この程度の雨なら決行となった。

青茎三河島菜の復活以来、同校の伊藤校長の理解と鈴木栄養教諭の熱心な取り組みは2011年から始まったが、この間、荒川区の観光振興課が青茎三河島菜を同区の観光資源と位置付けたことから、教育の場から地域へと広がりを見せていて、昨年は、「にっぽりマルシェ」に、同校がレシピを提供している。



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4年生(担任江崎直幸教諭)35人は、まだ三河島菜について学んでいないことから、宮寺さんが、荒川区の伝統野菜、三河島菜の歴史、そして発見の経過について話され、生徒たちは盛んにメモを取っていた。

引き続き、タネまきの指導に当たったが、雨が降っていたので校庭への出入り口のスペースに座らせてプランターを使ってタネまきの指導を行った。

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2014年09月08日

荒川区立尾久宮前小学校を訪ね、キャリア教育を実践した都立農産高校の生徒たち。


荒川区立尾久宮前小学校では、鈴木恵理栄養教諭が総合学習で2011年から4年生に、荒川区の伝統野菜「青茎三河島菜」の栽培をさせているが、

今年は創立80周年の記念の年ということで記念式典の来賓の皆さんに「青茎三河島菜」を配ろうと、隅田川の対岸、葛飾区亀有にある都立農産高校にタネまきの指導を依頼したもので、

9月6日10時に同高校園芸クラブの生徒9人が、4年生の種まき指導と、6年生を対象としたキャリア教育を実践するため、指導教諭の佐々木希彰先生と同小学校を訪れた。

都立農産高校は、都立農業系高校として東京の東部地域をカバーしている事から、2012年9月に、荒川区観光振興課の谷井千絵課長が三河島菜の栽培を依頼している。

その年、府中の都立農業高校の校長をされていた後藤哲校長が同校に転任されたので、当研究会としても、府中時代からお世話になっていたので、挨拶を兼ねて伺い東部地域の伝統野菜の栽培普及をお願いしている。

観光振興課では、今年の1月には、同校が栽培した「青茎三河島菜」を区役所地下のレストランで日替わりランチとして区民に提供している。



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佐々木先生は、土づくりの話から入り、4年生が見守る中で高校生達が、プランター12個にタネまきができるように準備した。


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2014年05月02日

ユネスコスクール荒川区立尾久宮前小の4年生が実践した「三河島菜を復活させよう!」


荒川区立尾久宮前小学校(伊藤英夫校長) は、昨年の10月に国際連合教育科学文化機関の加盟校、いわゆるユネスコスクールとなった。

これにより「人と人・人と自然・人と社会のつながり」を大切にする子になって欲しいという願いのもと、相手を意識したり、児童同士のやり取りの中で考えを深めていったりできる活動を取り入れたいと実践を重ねてきたという。

そこで「思いや考えを伝え合う児童の育成」を主題に掲げ、生活科・総合的な学習の時間の食育の授業を中心に、研究実践を進めてきたことから、この1年間の研究のまとめとして研究紀要を作成したとして、送っていただいた。




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上の写真をクリックする
伊藤校長は「はじめに」の中で、特にとして

三河島菜の活動は荒川区の観光課とも連動し「荒川区の三河島菜」として様々なメディアで取り上げられるようになりました。

「復活した三河島莱」「江戸伝統野菜三河島莱」として地域の食材が地域を活性化させ、食のシンボルとして話題が広がってきています。

こうした具体的な活動が児童・保護者の自信と誇りにつながってきています。


と、同校が取り組んできた三河島菜の栽培復活を評価している。

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2014年03月05日

荒川区のケーブルテレビが特集番組「三河島菜復活プロジェクト」を動画配信中


荒川区の伝統野菜「青茎三河島菜」については、当ブログの「カテゴリ」に”里帰りした三河島菜” としてまとめてある。

このほど荒川区のケーブルテレビが特集番組を作り、区のホームページで動画が見られると谷井千絵観光振興課長から、ご案内を戴いた。



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上の写真をクリツクすると区のホームページにリンクする。20分の特別番組

三河島菜復活プロジェクト
荒川の伝統野菜・三河島菜は、東京都農林総合研究センターが所蔵する改良種の白茎三河島菜のイメージが強いが、実は古いタイプの三河島菜は青茎の三河島菜で、地元荒川区での復活栽培は、尾久宮前小学校で始まっていた。

・荒川区観光振興課の取り組み、
・都立農産高校の取り組み、
・につぽりマルシェの開催、
・地元の飲食店 DONDON館とレストランさくらの取り組み

区民の皆さんの喜びの声に、復活に取り組む一人として感動です。

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2014年01月28日

27日NHK総合テレビ 18:10〜の首都圏ニュースで、荒川区の伝統野菜・三河島菜の日替わりランチが紹介された。


三河島菜の試食会が行われることは、当ブログで紹介した。
その後、荒川区の谷井千絵観光振興課長から写真も送っていただいたが、
本日から都立農産高校の生徒が栽培した江戸東京野菜の三河島菜が、荒川区役所内の「レストランさくら」で、日替わりランチとして登場した。
NHKの担当記者から、夕方の首都圏ニュースで放送すると、連絡を戴いた。



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上の写真をクリツクする
写真は、メニューの検討で決定された日替わりランチ。

番組では、三河島菜と牛肉のあんかけ御飯を食べた、年配の人は、「楽しみにしていた。もう食べられないと思っていた」と語り、
区民の中には、先に行われた「にっぽりマルシェ」を、テレビで見て知り、「一度食べたいと思っていたが、食べられて幸せだ!、」の方もいて、区民の舌を完全にキャッチしたようだ。

火 三河島菜入りカレーうどんと三河島菜のめりはり寿司
水 三河島菜のクリーム煮
木 三河島菜とイカ、ホタテの香味炒め
金 三河島菜と挽肉のトマトソースパスタ
 ※全て小鉢とデザート付きで、500円 先着50名

お近くの方は、是非出かけ下さい。





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2014年01月18日

荒川区内の飲食店で18日から2月にかけて始まる三河島菜の試食会


 先月21日、荒川区が主催して行われた「にっぽりマルシェ」で、隣区にある都立農産高校の圃場で栽培されている同区の伝統野菜・三河島菜を販売したが、大きな反響があったことは、NHKがテレビで放送した。

その後どうなったかと思っていたところに、同区の谷井千絵観光振興課長から昨日メールが届いた。

「三河島菜の試食会が決まったのでお知らせします。
 農産高校のおかげもあって、いままで一つの目標としていた区内飲食店でのメニュー提供がいよいよ実現します。」
と云うもの。


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上の三河島菜をクリックする 
特に荒川区役所の地下にある「レストランさくら」では、
1月27日から31日までの1週間は日替わりで、

月 三河島菜と牛肉のあんかけ御飯
火 三河島菜入りカレーうどんと三河島菜のめりはり寿司
水 三河島菜のクリーム煮
木 三河島菜とイカ、ホタテの香味炒め
金 三河島菜と挽肉のトマトソースパスタ
 ※全て小鉢とデザート付きで、500円 先着50名


一つひとつ実績をあげてきている谷井課長の思いは、この料理からも伝わってきて、同区の取り組みを他の地域のモデルケースとして広めていきたいものだ。

それにしても、食べてみたいお料理ばかりだ。


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2013年12月24日

24日NHK−TV 18時10分首都圏ネツトワークで、都立農産高校の生徒達が三河島菜栽培に取り組む姿が紹介された。


21日開催された「にっぽりマルシェ」で、都立農産高校園芸部の生徒達が1アールの畑で栽培した青茎三河島菜を自ら販売したが、収穫から販売までの一連の様子が紹介された。
番組では同校園芸デザイン科3年の岩崎俊宣さんが取り組みの様子を話していた。

行列に並んだ区民は、「幻の野菜だから食べられないと思っていたが、今日は楽しみだ! 」と語っていたのはうれしい。

夏には「三河島エダマメ」等もあることから、農産高校の皆さんには頑張ってもらいたいものだ。


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写真は、上原恭子さん(江戸東京野菜コンシェルジュ)が出かけて撮って送ってくれた。

また、番組では西東京市の矢ケ崎農園を訪ね、宏行さんが栽培している江戸東京野菜のうち、農産生が栽培した青茎三河島菜を除いて、

練馬だいこん、伝統大蔵だいこん、亀戸だいこん、金町こかぶ、品川かぶ、馬込三寸にんじん、のらぼう菜、滝野川ごぼう、伝統小松菜、下山千歳白菜と10品目の野菜を持ち帰ったようで、スタジオで紹介されたが、

残念だったのは、スタジオのアナウンサーが「これ全て江戸時代から栽培されていた『江戸野菜』です」と紹介していたことだ。

これらの野菜は、江戸から昭和に至る歴史の中で、地域の食文化を育んだ「江戸東京野菜」で、番組は終始「江戸野菜」で通してしまった。
今回紹介された、馬込三寸にんじんは明治になって導入され、下山千歳白菜は昭和28年に名称登録された大型の白菜で、

若い女性記者が出ていたが、確認もしない荒っぽい取材は、誤解を首都圏に振りまいてしまった。



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2013年12月23日

寒さに耐える「ど根性三河島菜」


荒川区立尾久宮前小学校(伊藤英夫校長) の鈴木恵理栄養教諭から、「ど根性三河島菜」のメールをもらっていたが紹介が遅れた。

4年生が育てた三河島菜は、5年生になると種採りの季節になり、採種したタネは、後輩の4年生たちに手渡され、栽培は引き継がれている。
採種した時に、タネがこぼれたのだろうか。



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職員の自転車置き場のあたりのアスファルトの割れ目から青茎三河島菜が芽を出して、元気に育っているという。

まさに「ど根性三河島菜」だ!、
故郷尾久の土が恋しいのか、土を求めて根を張りめぐらせている。
生徒たちは、どのくらい大きくなるものか、楽しみに見守っている。

そんな驚きのニュースの後に、今年も親子クッキングが行われたと云う。


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2013年12月20日

12月21日(土)10:00〜「にっぽりマルシェに 三河島菜がやってくる!! 」100セットで、売り切れごめん!!


江戸東京野菜の三河島菜を荒川区の観光資源として同区観光振興課では取り組んでいるが、このほど、担当からチラシが届いた。
この三河島菜、青茎三河島菜と云うもので江戸の頃に栽培されていた伝統の野菜。
12月21日(土)10:00〜「にっぽりマルシェに 三河島菜がやってくる!! 」として、都立農産高等学校の生徒達が栽培したものを販売するという。

先日、同校に伺ったおり、栽培されている三河島菜生育状況を見てきて、当ブログで報告している。


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上のチラシをクリツクすると拡大


この事は、すでに17日付の読売新聞東京版で案内の記事を越村格記者が書いてくれた。

また、東京新聞の原尚子記者からも電話取材を受けたが「三河島菜 食卓へ21日、物産展で販売」として17日掲載してくれた。

尚、三河島菜、おおよそ100セット、お値段もお手頃となっており、早めに売切れてしまうかもしれませんが、売切れごめん! だそうだ。



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2013年12月09日

NPOミュゼダグリの見学会は、都立農産高校の青茎三河島菜栽培。


都政新聞の「東京育ち美味探報」の取材先の相談は、毎回、細川奈津美記者からリクエストがあるが、今回は農家ではなく、荒川区とのコラボで荒川区の伝統野菜・青茎三河島菜を栽培している都立農産高等学校(後藤哲校長) に伺うことで、担当の佐々木希彰先生に忙しい中、時間を割いていただいた。

NPOミュゼダグリの見学会としては、納所二郎会長(江戸東京野菜コンシェル) と上原恭子理事(江戸東京野菜コンシェル) が参加した。



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当ブログでは、「里帰りした三河島菜」として、カテゴリにまとめてあるが、都立農産高校での青茎三河島菜の栽培のいきさつは、荒川区観光振興課の谷井千絵課長が、区の観光資源としてとらえた青茎三河島菜を、荒川を渡ってすぐの葛飾区亀有にある都立農産高校の佐々木先生に会って栽培を依頼したことから始まる。

同校の取り組みは、第64回 日本学校農業クラブ全国大会クラブ員代表者会議で紹介している

谷井課長は、11月末に生育状況を見に同校を訪れ、我々が行くのを知って、担当の三宮捺湖さんとわざわざ来てくれた。

同区のホームページには「復活! あらかわの伝統野菜」だより、として現在1号〜10号まで掲載しているが、これからのイベントなどについて情報を戴いた。
上の写真をクリックする

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2013年12月08日

12月20日、「三河島菜研究会in荒川」を区観光振興課が開催する。


荒川区の伝統野菜・三河島菜を同区の地域資源として、区民の皆さんに知っていただくための方策を考える研究会が、荒川山吹ふれあい館で12月20日16時から開催される。

この研究会は、同区の職員と農産高校の生徒によるもので、当日は、食べていただいて、味を知っていただくために、都立農産高校が栽培した青茎三河島菜の簡単な調理、試食も行われる。



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講師は、フードクリエイターのIKURAさんで、栽培を担当した都立農産高校の生徒15名と佐々木希彰先生が協力参加される。

お問い合わせは 03−3802−3111(内461) 金、三宮


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2013年11月15日

荒川区立尾久宮前小学校で里帰りした三河島菜の歴史を伝える。


荒川区立尾久宮前小学校(伊藤英夫校長) の鈴木恵理先生から、昨年同様、江戸東京野菜と三河島菜の話をしてほしいと、メールをもらっていて、日程の調整をつけて伺った。

当日、早めに家を出て駅についたら、小平で人身事故が発生、電車は止まっているという。
下り電車を乗り継いで、立川からはちょうど来た「スーパーあずさ」で新宿に向かい、そこから神田経由で田端へ・・・、予定より早く学校につくことができた。




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授業まで、副校長の郡司美恵子先生にお相手をしていただいた。

郡司副校長は今年度着任され初めてお会いしたので、三河島菜の復活以降、伊藤校長と鈴木先生にお世話になっていることなど、尾久宮前小学校が、普及に果たした功績が大きいことなどをお伝えした。

廊下に貼られた、三河島菜への生徒達の思い。上の写真をクリックする。

今年の4年生は、「三河島菜を広めよう!!、」がテーマ。
イメージキャラクターは ”みかちゃん” に決まったようだ。



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2013年10月02日

荒川区立尾久宮前小学校の4年生が播いた青茎三河島菜のタネが芽を出した。


今年で3年目になる、青茎三河島菜の種まきが、荒川区立尾久宮前小学校(伊藤英夫校長)の4年生が行った。
そもそもは、2010年12月に、小平市の宮寺光政さんが青茎三河島菜を復活させたのを知って、鈴木栄養教諭が、宮寺さんの畑を訪ねたのが初めだった。

三河島菜を持って帰った鈴木栄養教諭は、試食してその美味しさを知り、生徒たちに食べさせたいと、宮寺さんが採種したタネを2011年9月に初めて4年生にタネを播かせている。

昨年は、初夏に生徒たちが採種したタネを播いたが、2011年、2012年と毎年、立派な青茎三河島菜を収穫していることは、当ブログで紹介している。



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上の写真をクリックする
27日(金)、今年も宮寺さんが、尾久宮前小学校の鈴木栄養教諭の依頼で、同校の4年生の播種指導に行かれた。

今年の4年生はひとクラス24名、5年生が採種したタネを4年生に手渡すタネの贈呈式は、すでに終えていた。

宮寺さんは、フラワーポットを使って、タネの播き方を指導した。
その後、生徒たちはマルチを張った圃場に、マイ三河島菜のタネ5粒を1人ひとりが播いた。

宮寺さんは、4年生がその後、調べ学習等を行うことから、今年は三河島菜については多くを伝えず、1人ひとりが調べながら栽培するように伝えた。

先日、第五砂町小学校で砂村一本ネギを栽培している4年生を、大手新聞社の記者の方が取材をしていたことは、当ブログで紹介しているが、青茎三河島菜を播種した生徒達を取材していた。

いつ記事になるのか、聞いて解り次第当ブログで紹介したい。


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2013年04月12日

“「復活!あらかわの伝統野菜」だより” が更新され 第7号が掲載された。


荒川区のホームページに掲載されている”「復活!あらかわの伝統野菜」だより” が更新されたと、同区観光振興課の谷井千絵課長からメールをいただいた。。

同たよりは、平成22年4月に「復活!  江戸野菜」の頁を設けたのをベースに、その後、昨年の10月から、毎月更新され、このほど第7号がアップデートされた。

毎号とも、充実していて、同区の取り組みの広がりが見て取れる。



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第7号では都立農産高校(後藤哲校長) の取り組みが “三河島菜の花が咲きました 〜都立農産高校の畑から” として紹介されていた。

同校では、佐々木希彰先生が、園芸科の生徒を指導して、荒川区の要請を受けて、荒川区の伝統野菜を栽培しているが、

上の写真をクリックする
花が咲いた汐入大根と、青茎三河島菜の採種が行われている写真を、佐々木先生が送ってくれた。




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2013年03月31日

「復活! あらかわの伝統野菜」だより 第6号 がアップデートされた。



荒川区の公式ホームページに、掲載している

がアップされたと、同区の谷井千絵観光振興課長からメールをいただいた。 



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上の写真をクリックする

トップ記事の
” 区内で、「三河島菜試食会」が開催される
第一弾!欧風レストラン「る・ぷら」”

については、NPO法人 ミュゼダグリの納所二郎氏が招待されていたので、話は伺っていたが、新たなメニューが次々に生まれている。

「集まれ、興味関心のある方!情報!」

と荒川区観光振興課では、区民の情報を求めている
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2013年03月10日

荒川区がホームページに掲載中の「伝統野菜だより」に第5号がアップデート


ご無沙汰している荒川区の谷井千絵観光振興課長からメールをいただいた。
荒川区のホームページに掲載している「復活!あらかわの伝統野菜」だよりに「第5号」がアップしたというもの。
今回は、地元の汐入大根の話題を載せている。

同ページには、第1号から第4号までのバックナンバーが掲載されているが、荒川の伝統野菜が荒川区内で、大きな広がりを見せているのがよくわかる。

谷井課長、ありがとうございます。
下の写真をクリックすると荒川区のホームページへリンクする



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上の写真は、先月末に西東京市の矢ケ崎宏行さんのハウスで試作してもらっていた青茎三河島菜を分けてもらったが、花芽がたくさん出ていた。



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2013年01月05日

荒川区の小学校に広がる地元の伝統野菜「青茎三河島菜」の栽培


荒川区立尾久宮前小学校(伊藤英夫校長)の鈴木理恵栄養教諭から、メールをもらっていた。
9月21日に、青茎三河島菜栽培では第一人者の宮寺光政さんを招いて、4年生が播種や栽培のしかたについて指導を受け、このことは同校のホームページに紹介している

その後、順調な生育の中で、「ザ・三河島菜 復活プロジェクト」を立ち上げた4年1組のみなさんから、10月30日に、江戸東京野菜の話、特に荒川区の農業につて話しを聞かせてくれと云うので伺ったが、生徒たちは熱心で、多くの質問を受けた。



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先月の中旬、大きくなった、「My三河島菜」を収穫をしたようで、メールには写真が添付してあった。

収穫した三河島菜で「親子クッキング」を実施したという。
収穫した大振りの株4つを使って、60センチもある大きな葉を、一枚一枚さっと茹でてからミキサーにかけ、それをホットケーキの素に混ぜてから、電子レンジで焼き上げて食べたようだ。
当日は、東京新聞が取材して、12月16日(日)の東京都版にカラー写真付きで掲載された。

また、同校は10月15日付けで伊藤校長のもとユネスコ(国際連合教育科学文化機関)スクール加盟校に承認された。
身近な環境の課題として、多彩な取り組みを行っているが、三河島菜の栽培もその一つの取り組みとして評価されたようだ。


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