2019年06月16日

玉川上水沿いの農地で栽培されている江戸東京野菜。


玉川上水は、多摩川の水を飲料水として江戸市中に供給する目的で開削されたものだが、途中水の乏しい多摩地域においては、分水して農耕に必要な水として活用された。

3月にウイークデーハイキングで、五日市街道ぞいの喜平橋で玉川上水の様子を紹介しているが、改めて、水道局小平監視所のあたりから玉川上水を歩いてみた。





1-1.JPG

西武拝島線玉川上水駅は昭和25年(1950)に始発駅として開業した。

上の画像をタツプする

玉川上水駅から150メートルほどのところに、東京都水道局の小平監視所がある。
ここで、羽村から引いてきた上水は、東村山浄水場と一部は小平市の小川用水などに分水する。

ここ小平監視所には、下水道局の多摩川上流水再生センター(昭島市宮沢)の処理水を引いてきていて、玉川上水下流と野火止用水に流しているため、玉川上水の流量は格段に減少している。


続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 農地のある景観と環境

2019年06月15日

一般財団法人 都市農地活用支援センターが、都市農業やまちづくり等の専門家を派遣します。


令和元年度「農」の機能発揮支援アドバイザー派遣事業の申込が開始された。

都市における「農」の多様な機能を発揮した取組を支援する、一般財団法人 都市農地活用支援センターでは、6月13日から都市農業やまちづくり等の専門家派遣の申し込み受付が始まった。

この事業の関係協力団体としてNPO 江戸東京野菜コンシェルジュ協会も加わっています。




1-1.JPG


専門家の派遣を希望する場合の派遣申し込み書は
「8.申込はこちら」から。


大竹道茂を希望の場合は、専門分野を下記からお選びください。
まちづくり「市民農園」、
市民利用「コミュニティ菜園、食農ライフ」、
教育・福祉「学校教育等の食育」、
都市農業「地産地消」、
税制その他「農業祭等のイベント」、「その他」

申込書は下記へ送信ください。
FAX  O3−5823−4831
Mail  katuyou@tosinouti.or.jp



追伸

新しい都市農地制度に関する情報交換会および
「農」の機能発揮アドバイザー派遣事業説明会の開催


1-1-0.JPG

上の画像をタップして申し込む。
7月11日の東京会場では、
アドバイザーの代表として派遣事例を紹介をするよう
主催者から依頼されている。



posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 食育・食農・講演会等

2019年06月14日

国立市矢川の羽衣公園の他にもあった、中央高速に近い「上(かみ)のママ下」湧水に出かけた。


今年の4月に国立市矢川で東京都環境局が管理している、羽衣公園の湧水を紹介したが、近くに大先輩の佐伯寛さんがお住まいだったのを思い出した。

佐伯さんとは、毎年お正月の明治神宮奉献会の新年互例会でお会いしているので、さっそく電話をすると、自宅からは少し離れているが「上(かみ)のママ下」湧水の隣に水田があると云うので、田植えの時に伺うと約束をしていた。




1-1.JPG

久しぶりの雨が降っての梅雨入りだったので、音を立てて清水が湧いていた。

上の画像をタップする
「上(かみ)のママ下」の説明を読むと

「このあたりは、多摩川の流れによってつくられた階段のような形をした崖で、青柳段丘ち呼ばれる中にあります。このようなところをこのあたりでは「まま」とか「はけ」と呼び、そこから湧き出る地下水をここ四軒在家では「ママ下湧水」と言っています。

昭和の初めまでは、この豊かな清水を利用して山葵が作られていました。
このママ下湧水の湧き出る場所が「上(かみ)のママ下」と呼ばれ、関係者の協力により、この一帯を公園・緑地として残すことができました。

この美しい自然環境が将来にわたり多くの市民の憩いの場として利用されることを願っています。国立市四軒在家土地区画整理組合」
とあった。


続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 農地のある景観と環境

2019年06月13日

6月15日(土)、江戸東京野菜は試食もあります

1-1-4.JPG
申し込み方法は、上の画像をタップして。
posted by 大竹道茂 at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | コンシェルジュ協会事業

鎌倉大根花祭りの反省会で、新代表に町田隆彦氏が決まる。


鎌倉大根花祭りは、鎌倉だいこん未来研究クラブ主催で昨年は鎌倉大根の花が咲く由比ガ浜の会場で行われたが、今年は材木座の浄土宗大本山光明寺の境内に移しての開催だった。

昨年の12月2日に読売新聞の神奈川版、レジェンド神奈川で「鎌倉大根」が大きく紹介された。

掲載紙を読んだ方々でも半信半疑の方もいたようで確認のため訪ねてくれたが、納得し今後栽培したいと云って帰られた等、大きな成果もあった。

反省会の席上、鎌倉だいこん未来研究クラブの花村勝男代表は名誉会長で残るものの、代表職を町田隆彦さんに譲ることが決定した。





0001.jpg

左から、花村勝男代表、ブログ「鎌倉大好きクラブ」の管理人町田隆彦さん、鈴木照子さん、佐藤えださん、阿田木玲子さん、渡邉公子先生、鎌倉大根を栽培する鈴木さん


改めて、私の鎌倉大根に対するスタンスを聞かれたが、
それは、花祭り会場でもお話した。


伝統野菜は種を通して命が今日まで伝わってきた在来種や固定種の野菜で、江戸東京野菜は、食べなければ無くなってしまう希少植物で東京に伝わる文化遺産だけに、食べて次世代に伝えることが、この時代に生きる者の使命だとして取り組んできた。

このような取り組みは鎌倉大根においても然りだが、鎌倉市においては、総務省の地域力創造アドバイザーの立場で、お手伝いをしている。

鎌倉の由比ガ浜に生育する鎌倉大根(ハマダイコン)が、鎌倉時代以前から生育していたことは、山形県鶴岡市に伝わる野良大根の事例で明確に説明して納得を得ている。

頼朝の伝説が伝わる稲瀬川河口付近に繁茂することから、鎌倉の歴史と一体の中で生育していたものだ。

鎌倉には、鎌倉幕府が置かれて以来の文化遺産がたくさんあるが、生きた遺産は貴重で、鎌倉市民はともに生育地を保全していくことが重要である。

鎌倉市佐助の大根料理の店「福来鳥」では鎌倉大根の普及活動として、大根料理のメニュー開発を行っている。

鎌倉の農家山森金雄さんは、鎌倉大根を栽培して「鎌倉市農協連即売所」で販売してくれたことで、鎌倉ブランドの「鎌倉野菜」としても認知された。

渡邉公子先生は草木染の技法で鎌倉大根から、鎌倉の御代を彷彿とさせる若草のような雅な色を引き出して注目された。

このような取り組みは、読売新聞が1ページを使って鎌倉大根を伝えたことから、市民をはじめ神奈川県民に認識は広がっていて、町田代表のもとでの、新たな活動の拡大に期待が高まっている。
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 鎌倉大根

2019年06月12日

練馬の渡戸ファームでは、秋の江戸東京野菜山分けイベントに向けての取り組みが始まった。


「雨が降らないで、高温で参りますよ!」
渡戸秀行さんの第一声だった。

乾ききった畑の、道路沿い所に白い花が咲いていた。
ニンジンの花だ。
渡戸さんに聞くと、滝野川長ニンジンの花で、採種中だという。






1-1.JPG

上の画像をタップする
滝野川長ニンジンだけに、背丈が高い
私が子供のころのニンジンは、滝野川の長ニンジンで、
匂いの強いものだったから、子供は嫌いだった。

昭和50年代になってからは、短根のニンジンが導入されたので、
見かけることはなくなった。
昨年、渡戸ファームで開催された山分けで、
初めて滝野川ニンジンを収穫した消費者は、
長いニンジンに驚いていた。



続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 江戸東京野菜と生産者達

2019年06月11日

8月4日に昭和の森「車屋」で開催する「寺島なす 収穫体験&特別会席」の生産者清水丈雄さんを訪ねた。


暑い日が続いていた6日、この時期、江戸東京野菜の寺島なすを栽培している立川市の清水丈雄さんの畑に寄ってみた

清水さんには、8月4日に昭和の森「車屋」で開催する「寺島なす 収穫体験&特別会席」に協力していただくことになっていて、寺島なすばかりか、清水さんが栽培している作物は利用させてもらうつもりだ。





1-1.JPG

土は乾いていて、キュウリの苗がぐったりしていた、畑の奥の方で清水さんが一本いっぽんに水をやっていた。

作業の邪魔をしてもいけないので、畑の脇の私道で待っていた。

上の画像をタツプする

マルチの穴、ひとつおきに植えてあり、自宅の地下水をくみ上げた水をタンクにいっぱい詰め込んだ水をモーターで長いホース先まで送っていた。

近くまで来て、気づいた清水かにごあいさつ。
5月に体調を壊して、入院したとかで、農作業が例年より遅れていて、キュウリの苗も伸びすぎ、これからマットを敷いてアーチを立てるのだという。

「明日は、梅雨入り」という天気予報だったが、苗を見ていると水をやらないわけにはいかず・・・


続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 寺島なす、雑司ケ谷なす

2019年06月10日

日除けをする前に、急な暑さと雨が降らないので、早稲田ミョウガの葉が、焼けていた。


5月に番組制作会社の川尻健一さんと佐野岳士ディレクターを案内して、早稲田ミョウカの生育している場所を案内したことは、当ブログで紹介したが、

今度は、早稲田ミョウガを発見し、現在栽培してくれている井之口喜實夫さんにもお会いして、栽培しているところも見たいと云うので、
練馬区高野台の井之口さんのお宅に案内した。

暑い日だった、雨が降らないので、早稲田ミョウガの葉が、焼けていた。




1-1.JPG

井之口さんの人となりについて、しばらく話を聞いていた。

親の代からミョウガ栽培をしていて、20年前に価格の低迷から、栽培をやめざるを得なかったという。
しかし江戸時代のブランド・早稲田ミョウガを発見したことで、再度栽培への情熱が湧いてきたという。

上の画像をタップする

皆さんは、ミョウガ栽培を始めて見るらしく、井之口さんに初歩的なことを質問していた。


続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 早稲田ミョウガ

2019年06月09日

立川市のウド農家須崎雅義さんの畑に、この時期のウド栽培の現状を見に伺う。


この時期の、うど栽培は翌年の芽株を作るために、今年、春先に収穫した根株から、芽を分けて所有農地と、
高冷地育苗として、早くし霜の降りる赤城山の昭和村などの栽培農家に依頼する。

先月、更科堀井の四季の会で、ウドを分けてもらったことから、支払いの関係で須崎雅義さんのお宅に伺ったので、この時期の畑を見せてもらった。

軟化うどの収穫は、普通5月ぐらいで終わるが、須崎さんは地元立川市でウドを使った、ウドパイ、ウドラーメンを作っているお店があるから、8月ごろまでは毎年栽培していて、1年のうち、9月、10月の2カ月以外、栽培している。




1-1-1.JPG

須崎さんは、トラクターを運転していたが、歩いて近づくと、トラクターを止めて降りてこられた。

上の画像をタップする

来年の苗用のウドは、どこに植えているかを聞くと、ウド室を掘ってある森の前と森の後ろだという。

今年は8月4日に、昭和の森「車屋」で地産地消の「特別会席」があることから、うどが使えるか聞いてみたが微妙なところだという。


続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京ウド

2019年06月08日

品川ネギの復活に向けて、品川カブを栽培している東久留米市の横山姉妹に栽培をお願いした。


品川ネギの復活に向けて、都立瑞穂農芸高校の横山修一教諭に、大阪の葉ネギ・難波ネギを根深の栽培法でお願いしていたが、その結果は、当ブログで紹介している。

横山先生は、今年も栽培する予定だと云うので、苗が余ったら頂きたいとお願いしていたら、5月7日に蒔いた苗を持ってきてくれた。

品川カブの復活普及・販売に取り組んでいる北品川商店街の青果商大塚好雄さんが、品川カブを知るきっかけになったのが、品川神社に建立した江戸東京の農業説明板「品川ネギとカブ」で、

品川カブの栽培が小学校などで全区的な取り組みにまで広がったことから、品川ネギも探してほしいと依頼されていた。





1-1.JPG

品川ネギは、関西からの入植者が持ち込んだネギで、栽培は品川宿の周辺から広がり「品川ネギ」として産地化していったと伝えられている。

横山教諭による難波ネギの根深栽培は一定の結果が出たことから、青果商の大塚さんに依頼されて品川カブの栽培をしている東久留米市の横山治子さん、和子さん姉妹に、小学生たちに教えるために難波ネギの根深栽培をお願いした。

上の画像をタツプする

横山教諭からいただいた苗は、5月7日に播種した難波ネギで、だいぶ大きく育っていたがしっかりしたものだった。

姉妹のお宅は、地元東久留米市と隣接する清瀬市に1.5ヘクタールの農地を所有していて、小金井街道沿いの畑では、この季節はキャベツ栽培が収穫期を迎えていたが、ネギも植わっていた。


続きを読む