2019年05月30日

「ゆっくり農縁」を起業した石川敏之さんが耕作するあきる野市の畑を訪ねた。


先日、更科堀井の春の会で多摩八王子江戸東京野菜研究会の石川敏之さん(江戸東京野菜コンシェルジュ)にお会いしたが、農作業に忙しい日々を送っていると云うので、近いうちに伺うからと伝えていた。

石川さんからは、その後メールで畑の場所を知らせる案内が来ていたが、それによると、「五日市街道を進んで、キッコーゴの近藤醤油を過ぎたら3つ目の信号を右折(橋本農機)し、五日市線の方に進むと右手に「ゆっくり農縁」の看板があります。」とGoogleマップが添付してあった。





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石川さんは、約400坪の農地を借りていて、いろいろなものを栽培しているが、昨年、日野市公立小学校教育研究会に同行していただいたときに、

栄養士の皆さんに、自分で栽培した、伝統野菜の聖護院胡瓜、相模半白胡瓜、四葉(スーヨー)キュウリを持参し、会場で切って皆さんに食べていただいた。


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2019年05月29日

鳴子ウリのうどん粉病対策に、梶谷先生が適切指導


新宿区立柏木小学校((佐藤郁子校長) )の4年生が栽培している鳴子ウリの苗が、うどん粉病にかかってしまったと副担任の持田哲郎教諭から写真が送られてきた。

梶谷先生は翌日見に行かれた。
「校舎に向かって右側(水飲み場側)の一番端の株にうどん粉病が広がっています。

"ベニカマイルドスプレー" を、あんどんの上の口から散布しただけでは十分な効果が得られません。あんどんを外して一枚一枚の葉の表、裏にたっぷりと散布してください。

うどん粉病の症状が広がれば広がるほど、広がりを抑えにくくなります。
葉にほんの少しでも症状(うどん粉のような白っぽいカビ)が出たらその周囲にたっぷりと散布してください。」


持田先生から、「殺菌剤は、ベニカグリーンVスプレーを使用しました。」とあった。

梶谷先生は、「はじめてのことでしょうから、お分かりにならないのは当然ですが、ベニカグリーンVスプレーは殺虫剤で "うどん粉病" には効きません。農薬はそれぞれ使用目的、使用対象、使用時期、使用回数が決められています。間違った使い方をすると効かないだけでなく、薬害が出ることもあります。」





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梶谷先生から、「同じ住友化学園芸から発売されている、"ベニカマイルドスプレー" は食品成分であるデンプンを利用して作られた野菜にも使える安全性の高い農薬ですので、それを業者に探してもらってください。」

「うどん粉病の病原菌はカビですから、風でも飛び散りますし、うどん粉病にかかった葉を手で触れ、その手で他の葉に触れても伝染します。十分注意してください。」

「ベニカマイルドスプレーが手に入らないとのことですので、次の手を考えましょう」
と、"重曹の1000倍液を散布" を指導された。

「うどん粉病が広がっていない株にも、少しカビの症状が見られるものがありましたら、早めに重曹水をかけると広がりを抑えることができます。すべての株をよく観察して対処してください。」


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2019年05月28日

大学の友人たちを、旧中山道のタネ屋街道に案内した。


東京農大の同級生・清水紀彦さんから「都心近辺の皆様と昼飯をしたいと存じます」とのメールが届いたのは1週間前だった。

会場の巣鴨・三菱養和会レストランは、清水さんが三菱農機に勤めていた関係で紹介してもらって、ここの和室は広々としているから好きで、個人的にも何度か利用した。巣鴨駅から2分の所にあるのも利用しやすい。

今回は、坪井伸広さん(筑波大名誉教授・農業経済学)が、北欧から帰ったばかりなので、その報告会だという。
毎回何か理屈をつけて集まっている。






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13時集合で、昼からビールで乾杯!!。

和やかな懇談は15時には終わったが、帰りがけに江戸東京野菜の応援団の前田昭男さんが、種を買いたいと云ってきた。
それでは、「種屋街道を案内しよう」と云うと、片山さん、吉原さん、坪井さんも行くという。

三菱養和会から2分、中山道を渡ったところの真性寺に農業説明板「旧中山道はタネ屋街道」が設置してある。
皆さん、巣鴨には何度も来ているが、初めて皆さんに読んでもらった。

上の画像をタップする

前列右から、吉原久雄さん、前田さん、石川金太郎さん、
後列右から坪井さん、片山茂夫さん、清水さん

練馬大根は、1bもある大根だけに、江戸に来た旅人は、その種を欲しがり、タネ屋街道で「タネ」を購入して全国に持ち帰ったことから、全国に練馬系の大根がある。


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2019年05月27日

深大寺のお庭に、江戸東京野菜の「アシタバ」が植えられた。



先週、深大寺の張堂完俊住職にお招きいただいたが、お料理にアシタバが出てきた時には、江戸東京野菜に認定されていることから、皆さんの話題になった。

一味会の浅田修平副会長は、深大寺で、そば店「門前」を営んでいるが、大島のアシタバを仕入れて天婦羅にして出していて、ご馳走になったことがある。

そんな時に、張堂住職が、アシタバを庭に植えたいと、おっしゃった。

植栽として植えたいのか、食用として植えたいのか、どちらかと思ったが聞かづにいたが、小平で江戸東京野菜を栽培している宮寺光政さんを思い出した。

宮寺農園には、アシタバが自生している。
何でも自生しているのは昔、八丈の友人からもらったと聞いているが、三宅の友人からもらった苗があるから「持っていくか!」と言われたことがあったので、そこで、今度お持ちしますと、約束をした。





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宮寺さんは、いつだったか、「夏そばを味わう集い」に招かれたことがあるから、張堂住職が、アシタバを庭に植えたいと、おっしゃったことを伝えると、お持ちくださいと言って、快く苗を6本分けてくれた。

上の画像をタツプする。

宮寺さんは植える場所について、日当たりの良いところはだめで、半日陰になるようなところがいいと云って袋に詰めてくれた。


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2019年05月26日

地産地消の江戸東京野菜を 収穫体験&一日限りの「特別会席」は寺島なす。


日本料理会席の昭和の森「車屋」が20周年記念として始めた
地産地消の江戸東京野菜を収穫体験&一日限りの「特別会席」

昭島 昭和の森 四季彩和倶楽部は、
車屋の匠×江戸東京野菜 地産地Project
--美味しさの愉しみ、伝統野菜をつなぐ−

第2弾のテーマ野菜は、立川市の江戸東京野菜栽培農家
清水丈雄さん夫妻が栽培する江戸時代の寺島なすが登場します

この季節に生産される江戸東京野菜も料理長が検討しています
それはお愉しみ!!



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上の画像をタップしてご覧ください
50名限定の企画は先着順です

お申し込みは 四季彩和倶楽部からも


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2019年05月25日

早稲田の地をミョウガを探して9年ぶりに歩いてみた。



3月初めに、番組制作会社の川尻健一さんから電話をもらった。江戸東京野菜の話を聞きたいという。

よく番組のディレクターと称して電話が来るが、自分の要件が済むとそれだけで、番組内で間違った理解をして放送する場合もあり、無責任な対応が多いので、電話での取材はお断りしているが、当ブログをよく見ているので、お会いして話を聞きたいという。

そこまで言われると、それならと昭島まで来ていただいた。

10時に喫茶店でお会いしたが、川尻さんと同社のディレター佐野岳士さんの2人で見えたが、「東京の野菜」をテーマにした番組を検討していると云っていてたが、私が書いたものや、江戸東京野菜関係の資料などをたくさん持っていて、本気度が伝わってきた。






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江戸東京野菜についての質問に答えていたが、復活栽培については、亀戸ダイコンの農業説明板の設置にともない20年前から始まった福分け祭りの開催。
品川カブによる品川のまち興しの取り組みに、東向島地区に広がった寺島ナス、家康・秀忠・家光が愛した美濃の真桑瓜、青茎三河島菜は荒川区の観光資源にも位置付けられた。

聞き上手だから、2時間以上話し込んでしまった。

上の画像をタツプする

そんな中で、早稲田みょうが捜索隊の話は面白かったようで、隊員の1人伊藤俊文さんが作った「早稲田界隈茗荷発見場所」をお見せしたら、本当に早稲田の地にミョウガが生えているのか案内してくれという。

それならと、かつて捜索隊が早稲田大学周辺を歩き回ったところを案内することになった。


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2019年05月24日

令和になって初めての、更科堀井 春の会が5月20日(月)、21日(火)の2日間、開催された。


第15回 更科堀井 春の会が、令和元年5月20日(月)、21日(火)の2日間、18時から麻布十番の本店で開催された。

開会にあたり、江戸ソバリエ協会のほしひかる理事長の司会進行で「春の会」が始まった。




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上の画像をタップすると「御献立」
御献立は、ほし先生の奥様・白遊先生に揮毫いただいた。


ほし理事長からは、第16回江戸ソバリエ認定講座についても紹介があった。


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2019年05月23日

深大寺の張堂完俊住職からお招きをいただき、親しく懇談をさせていただいた。


先日、江戸ソバリエ協会のほしひかる理事長と一緒に、深大寺 張堂完俊住職から、お招きをいただいた。

深大寺で、お蕎麦をいただいたのは、2011年の「夏そばを味わう会」にお招きいただいていて、その後、何度もお招きいただいている。

張堂住職は、昭和60年代から深大寺蕎麦の歴史文化を後世に伝えるべく、地元農家(檀家)の協力を得て、そば栽培に取り組み始めた。

さらに蕎麦文化を広めるために、栽培からそば打ち、食べ、語る同好の市民を中心に「一味会」を結成して、年末には「深大寺そばを食べる会」を開催し、32回を数えている。

また、平成22年には「夏そばを食べる会」が始まり、大分県豊後高田産、埼玉県三好産、鹿児島県志布志産
福島県川内村産、長野県木島平産など、他産地のぞばを紹介、みんなで味わっている。





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深大寺では、平成21年からは一味会の協力により、檀家や市民を対象に「深大寺そば学院」を開校しているが、お約束の、水神苑の入り口に、今年のそば学院、受講生募集!! の案内が張ってあった。

上の画像をタップする


昨年は、講師として「江戸東京野菜と蕎麦料理」をテーマにお話をさせていただいたことは当ブログで紹介している。


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2019年05月22日

高野重春さんから宗兵衛裸麦の栽培の様子を送ってくれた。


宗兵衛裸麦は、2015年に江戸東京野菜推進委員会事務局の水口均さんが、農業資源研究所のジーンバンクから種子(50粒)を取り寄せ、高野さんに28粒で復活栽培を託したもので、

八王子伝統の裸麦をなくしてはならないと、栽培している。





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今年も、手前13bを3畝、奥に15bを1畝作っていて6月初めには収穫できるだろうというから、秋冬野菜との栽培ローテーションも可能だ。

上の画像をタップする

宗兵衛裸麦を八王子特産として六次産業化できないかだが、裸麦は大麦で、みそや焼酎の商品化は行われている。
JA東京あおばでは、100キロで、麦茶を作ったが、これも参考になる。

押上「よしかつ」の主人佐藤勝彦さんに相談したら、生産量の多い愛媛県では商品化が進んでいて、変わったところではクッキーなどもあるという。

先日、福島秀史さんの畑を訪ねたら、福島さんも栽培していた。



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2019年05月21日

居木橋カボチャのゆかりの地、沢庵禅師の東海寺に寄ってみた。


品川歴史館の冨川武史学芸員にお話を伺ったが、居木橋カボチャには諸説があるようだ。

品川歴史館解説シート「江戸野菜の名産地・品川の農業」には、「居木橋南瓜は、禅僧・沢庵宗彭が、三代将軍家光により北品川東海寺の開山を命じられた寛永15年(1638)、上方から種を取り寄せ、居木橋村名主の松原庄左衛門に栽培させたのがこの地方の南瓜の始まりという伝承がある。」とあるが、

これは居木神社に平成9年に建立した「江戸東京・農業 居留木橋カボチャ」に書いてある。

「江戸・東京ゆかりの野菜と花(農文協)」には、一説として「三代将軍・家光の時代、澤庵禅師が北品川の東海寺の住職だったときに、
井戸辺で苗を発見して名主の松原庄左衛門に栽培させたのが始まりという。その一方で、禅師が各地をたずね、中国地力から持ち帰ったとも伝えられる。」とある。                     





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品川歴史館の帰りに、京急の立会川駅まで歩いて、新馬場で下車
沢庵禅師の墓がある通称大山墓地に向かった。

寛永16年(1639)、
三代将軍家光によって創建された東海寺の開山に迎えられ、
沢庵宗彭は晩年を送った。

墓の後ろ(西側)をJR東海の新幹線が走っていた。

上の画像をタツプする
墓に登る石段の東側はJR京浜東北が走っている。




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