2017年03月04日

滝野川ゴボウをルーツとする滝野川系の「gobo物語」が世界に発信されている。ご覧ください。


東京都農業祭の会場準備の日だったから11月1日だったか、テレビマンユニオンの鬼頭昭さんが訪ねてきた。

前日の夜、取材の電話をかけてきたので、電話で長いこと取材されたのでは、仕事にならないから、農業祭の会場でならお話しする時間が取れますと云っていたので、訪ねてくれたもの。

何でも、NHK WORLDの仕事をしているそうで、今度、ゴボウの番組を作るので、ゴボウのルーツ、江戸東京野菜の滝野川ゴボウについて話を聞かせてくれと云う。

そこで、滝野川ゴボウばかりか江戸東京野菜の物語をひとくさり、




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忘れていたが、久しぶりに、鬼頭さんから電話をもらった。

「NHK WORLDでgoboを3月2日のお昼以降、2週間、いつでも視聴可能です。
お好きな時間にぜひ、ご覧下さい。」とメールにあった。

上の画像をクリックする。
2017年3月1日放送
ゴボウやゴボウの根は木のように見えるかもしれませんが、何世紀にもわたって日本で大切にされています。
トリュフに似た濃厚で豊かな香りを持つゴボウは、多種多様な料理に使用できます。

食物繊維が豊富で、健康に体質を改善するとも言われています。 私たちは、ゴボウ農場、卸売業者、そして独創的なレシピでゴボウを使用するシェフを訪れ、この変わったが美味しい根の秘密を発見する
2017年3月15日まで利用可能

江戸東京野菜の滝野川ゴボウは、業務用に流通しているものより、特に香りがよく、太くて長いと、産地や日本農林社の専門家が強調されている。


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posted by 大竹道茂 at 00:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 出版物・メディヤ等の紹介

2017年03月03日

堀川ゴボウは滝野川ゴボウだと云うが、どうしてあんなに太くなるのと聞かれた。


先日、友人の江戸東京野菜コンシェルジュと話していたら、この冬、京野菜を食べてきたという、土産話になった。

京都弁で接客をされながら、懐石料理を食べてきたようだが、お料理は、その地域の言葉やその場所の雰囲気も味わいとなるため、伝統野菜はその地域の風土の中で食べると、味も違う。

そんな話の中で、京野菜から発展して、江戸東京野菜の話になったが、堀川ゴボウの話になった。

堀川ゴボウは、滝野川ゴボウだと教えてくれたのは、京都の鷹峯で京野菜を栽培している樋口昌孝さんにだった。




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東京では、小平市の岸野昌さんが固定種の滝野川ゴボウを作っている。

堀川ゴボウの物語は、伺うところによると、秀吉が一時政務を執り行った平城の聚楽第が、秀吉亡き後、取り壊されると、その堀はゴミ捨て場となり、そこに偶然ゴボウが一本葉を茂らせていたのが発端だという。

当時の事だから、ゴミと云っても生ゴミのようなものが中心で、これが堆肥となったか、年を越したゴボウを掘り起こすと、中はスが入った太いゴボウだった。
しかしもったいないと、食べると香りが良いものだったという。

この聚楽第の外堀があったあたりが堀川で、江戸時代の初めころからこの地で栽培が始まったという。

これには、諸説があるようだが、この話を聞いて納得したものだ。

友人は、物語は分かったが、滝野川ゴボウがどうしてあんなに太くなるの!、不思議!!、という。

滝野川ゴボウをどのようにして栽培するかには、独特の技法が伝わっている。

まず滝野川ゴボウの種を秋に蒔いて、一般的な手法で栽培する。
ある程度大きくなった梅雨の頃、一度引き抜いて収穫する。 ここまでは滝野川ゴボウだ。

ここから、滝野川ゴボウは、京野菜の堀川ゴボウになっていく、
抜き取ったゴボウを一定の長さに下を切って斜めに伏せ込むのだ。
JA京都のHPによると、「植える角度は15度」とある。
15度の角度で葉は切って寝かせて植え直す。

この栽培法、練馬大根(固定種)などの採種でも行われる方法で、選別された採種用大根は寝かせて植え直して抽苔を待つ。

「堀川ゴボウ」はここからが採種用大根とは異なるところで、土をかけた上にたっぷりの有機質肥料を乗せていき、そこから二次育成が始まり、均等に太くする。

「堀川ゴボウ」は、11月上旬から12月下旬にかけて収穫する、YouTubeで、生育の様子を紹介している。
特別な伝統の栽培技法で、滝野川ゴボウが堀川ゴボウに変わっていく。

因みに、滝野川ゴボウは、抽苔が少ない江戸東京野菜で故渡辺正好氏が育成した渡辺早生ゴボウなどが使われていたようだが、最近はタキイの柳川理想なども使われていると聞く。


posted by 大竹道茂 at 00:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 全国の仲間の話

2017年03月02日

東京ウドの生産現場を見たいと云うので、NHKテレビで紹介された須崎さんのお宅を訪ねた。


2月5日の「おはよう日本」の7時台に放送された「旬体感」で、東京ウドが紹介された。
NHKの宮川俊武デレクターがお願いしてほしいと云うので、東京うど生産組合連合会の須崎雅義さんにお願いした。

家族全員が紹介されていたが、父親を尊敬する、後継者の彦義さんの人柄も紹介されて、良い番組になっていた。

この番組をみた、小金井で江戸東京野菜を使ってくれてる飲食関係の方々から、ウド栽培の現場を見たいと云う要望が、松嶋あおい理事を通して寄せられた。

江戸東京野菜コンシェルジュ協会の役員も、まだウド室(ムロ)に入ったことがないと云うので、それではと急きょ農家訪問となったもの。

協会では、機会あるごとに、江戸東京野菜の栽培農家の視察を行っていることから、26日に伺うことになった。




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折角だからと、当日持ち帰れるように、2Lクラスのウドを1人3本ほど購入したいとお願いをしていたので、須崎さんは事前に用意をしてくれていた。。

上の画像をクリックする。



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posted by 大竹道茂 at 00:31| Comment(0) | TrackBack(0) | コンシェルジュ協会事業

2017年03月01日

3月26日、今年も「小中野村のらぼうまつり」が開催される。


先日、JAあきがわの市川辰雄専務から、電話をもらった。
今年も、3月26日、「小中野村のらぼうまつり」が開催されるが、マスコミから、取材が入っていて、適当な写真がないので、ブログの写真を貸してほしいとのこと。

当ブログは、東京農業の振興をベースに、情報を発信しているので、江戸東京野菜の「のらぼう菜」の普及に繋がればと、担当の工藤さんに数枚送信しておいた。





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上の画像をクリックする
昨年の様子は、当ブログで紹介しているが、
今年は3月26日(日)10時〜14時で開催する。

西多摩経済新聞

ヤフーニュース

gooニュース

dmenuニュース

西多摩経済新聞ツイッター
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2017年02月28日

三國清三シェフの「子どもたちに笑顔を! 復興支援プロジェクト」実施までの歩み。


「子どもたちに笑顔を! 復興支援プロジェクト」の全11回。
三國シェフの食育への熱い思いの経緯を、「ミクニの奇跡」(新潮文庫)の著者 松木直也氏(豆豆社社長) に伺った。

フランスのシェフ達がジヤック・ピュイゼ(フランス味覚研究所の創設者) の考えをもとに始めた、味覚の教育を日本に取り入れるきっかけになればと三國シェフは、1999年、NHK−TVの「課外授業ようこそ先輩」で母校の増毛町立舎熊小学校で後輩たちに、故郷の食材の素晴らしさを教えている。

たまたま、その番組を見ていたが、それが三國シェフとの初めての、出会いであったが、三國シェフの思いがビシビシ伝わってきたのを覚えている。




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このような三國シェフの思いを受けて2000年、学校給食が創業のヤヨイ食品(現・ヤヨイサンフーズ) と一般社団法人国際食文化交流協会が恊働して、三國シェフが指導する「KIDS−シェフ」を立ち上げ、スタートさせた。

上の画像をクリックする
これは、小学校高学年を対象に、本物を味わう体験や、地元の食材をベースに自分たちでレシピを考え、実際に作り、地元の食文化の素晴らしさを学ぶという味覚の授業だ。



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posted by 大竹道茂 at 00:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 三國シェフと江戸東京野菜

2017年02月27日

「内藤とうがらしプロジェクト」の生産者会議が新宿御苑のレストランゆりのきで開催された。


先日、「内藤とうがらしプロジェクト」の 成田重行リ−ダーから、生産者会議をするからと、連絡をいただいた。

「内藤とうがらしプロジェクト」では、毎年、この季節に、「春の新宿内藤とうがらしフェアin新宿御苑」に向けて生産者会議を開催している。

同プロジェクトでは、「内藤とうがらし」が江戸東京野菜であることから、東京の生産者、しかも限定した生産者に依頼をしていて、「第1回 内藤とうがらし生産者会議」が、21日(火)11時から、新宿御苑の「レストランゆりのき」で開催された。





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「内藤とうがらしプロジェクト」では、生産者リーダーの、小平市の宮寺光政さんを始め、練馬の加藤晴久さん、井之口喜實夫さん、渡戸秀行さん、東村山市の久野さん、三鷹市の冨澤剛さん、府中市の石川孝治さん、小平市の岸野昌さん、八王子市の立川太三郎さんに依頼している。

成田リーダーの配慮で、会議の冒頭、ご挨拶をさせていただいたが、新宿における内藤とうがらしプロジェクトによる、内藤とうがらしフェアが年々、広がりを見せていることに、敬意を表した。

この会議、生産者リーダーの宮寺さんが議長となって進行された。

2016年の報告として、成田リーダーから 内藤とうがらしプロジェクトの報告があった後、各生産者報告から、報告がなされた。

2017年度の計画として 内藤とうがらしプロジェクト計画を成田リーダーから、説明された。
 「春の新宿内藤とうがらしフェアin新宿御苑」は、2017年4月29日〜5月7日で開催される。 

秋のフェアについては、フェアに先立って、
第2回 内藤とうがらし生産者会議
:2017年9月29日(金)11時〜13時 新宿御苑
新宿内藤とうがらし関係者交流会
:2017年9月29日(金)14時〜16時 新宿御苑で開催。

秋の新宿内藤とうがらしフェアin新宿全域
 ・2017年10月1日〜9日 で開催される。

協議では、栽培技術の意見交換、
・メンバーごとの役割、生産量、出荷時期については
 生産者会議事務局の阿部干由紀さんと個々に協議を行った。
また、内藤トウガラシの生産ルールについても提案された。


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posted by 大竹道茂 at 00:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 内藤トウガラシとカボチャ

2017年02月26日

子どもたちに笑顔を! 復興支援プロジェクト、最終回は気仙沼市立階上小学校で開催された。


東北地方太平洋沖地震に伴う津波で未曾有の被害を受けてから、早いもので6年が経過した。

被災地の子どもたちの笑顔が見たい、子どもたちが健やかに成長するために支援しようと、三國清三シェフは奔走し、東急電鉄営業本部に協力を要請し、快諾を得た。

これにより、東急グループ各社の支援を得て、被災間もない6月6日に、「子どもたちに笑顔を! 復興支援プロジェクト」が、気仙沼市立階上(はしがみ)小学校を訪れたのが第1回だった。

今回が最後だか、その間、宮城県が2市3町で7回開催され12校、福島県が2回開催で2市2校、岩手県が1回開催で1市1校に伺い、最後には再び、気仙沼市立階上小学校に戻ってきて、トータル11回で16校、4790食に及んだ。





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三國清三シェフは、毎回、小学生を前に「食育講座」を行っている。

上の画像をクリックする
子どもたちに語りかける三國シェフ、
舌には味を伝える味蕾(みらい)があり、12歳頃で完成します。
見る、聞く、嗅ぐ、触る、味わう、の五感は、感じることで脳は刺激されて感覚は敏感になります。

脳が刺激をキャッチすることで、いわゆる感性が宿ります。
味わう、甘い、しょっぱい、酸っぱい、苦い、それに「うま味」を加えた五味を味蕾で感じて脳を刺激することが大切です。

感受性が発達することで、周りもよく見ることが出来るようになります。
子供たちは他人に対しての「気づき」「思いやり」「慈しみ」を覚え、個々のこころ気持ちが、ぱっと開花します。

1年生から、6年生へと、味蕾は増えていき、ピークに達します。

今日のお料理は、ハンバーグと、ご飯に2種類のスペシャルソースをかけています。
また、野菜サラダには、オレンジとトマトが入っていて、スペシャルドレッシングがかかっています。
ゆっくりと味わって、五味を感じて食べてください。


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posted by 大竹道茂 at 00:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 三國シェフと江戸東京野菜

2017年02月25日

「北鎌倉湧水ネット」野口稔代表のブログに、鎌倉大根の成長記録が掲載された。


「鎌倉だいこん未来研究クラブ」の集まりで、何度かお会いしている「北鎌倉湧水ネット」の野口稔代表は、鎌倉六国見山の木材で作った炭を、畑にまいて土壌改良を行っていて、ご自分の菜園はもちろんの事、佐助にある「福来鳥」の畑にも蒔いてくれている。

この程、「北鎌倉湧水ネット」のブログに、鎌倉大根の成長記録を掲載している。





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見るからに、しっかりした葉が茂っているが、
つぼみが顔を見せて、抽苔が始まった。
これから花が咲くまで、
いや、花が咲いて、莢ができる経過が楽しみだ。

野口菜園における鎌倉大根
発芽に必要な日数は6〜7日@鎌倉だいこん栽培記録8・30

想定外!キスジノミハムシが襲撃A鎌倉だいこん栽培記録9・3

本葉が6枚に成長B鎌倉だいこん栽培記録9・18

本葉が12枚以上に成長C鎌倉だいこん栽培記録10・4

本葉の長さペットボトル超D鎌倉だいこん栽培記録10・14

種蒔きから2ヶ月半、ペットボトル超えE鎌倉だいこん栽培記録11・7

葉がラーメンの麺に…F鎌倉だいこん栽培記録11・9

種蒔きから3ヶ月超G鎌倉だいこん栽培記録11・28

トップに続く



posted by 大竹道茂 at 00:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 鎌倉大根

2017年02月24日

東京都青果物商業協同組合の阿部敏さんから、東京の果実生産の現状を問われ、当ブログを元にご紹介をした。


築地市場の豊洲移転がいつになるのか、問題は山積している。

かつて、秋葉原駅周辺に広がっていた神田市場が、流通の多様化で手狭になったことから、大田市場に移るにあたっては、色々あった。
江戸っ子が江戸から追い出されるのかと、反対が起こった。

江戸時代の頃、品川から先は、江戸ではなかった、しかも大田市場は大森海岸の海の中だったから、何代も続いた江戸っ子の市場関係者は、一時神田に残った店もあったものだ。

かつて東京都は、途中で神田市場と、築地市場を一括して、大田市場に統合する話もないわけではなかったが、築地市場もまた江戸から離れたくないと意向はまとまらなかった。

色々あった、大田市場も平成元年に、青果の旧神田市場・荏原市場、水産の大森市場を統合して開設した。

平成2年には、城南地域の花き地方市場を統合して、青果部・水産物部・花き部の3部門を有する総合市場となっていることはご存知の通りだ。





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先日、東京都青果物商業協同組合大田支所、総務部長・阿部敏さんの依頼で大田市場に伺ったが、場内も案内してもらった。

阿部さんは、東向島の青果商「大喜青果」の主人で、寺島ナスの普及にはご尽力をいただいていて、東向島商店街を中心としたイベントでは、お呼びいただいていることは、当ブログで紹介している。

昨年は、東京都青果物商業協同組合大田支所として、四谷のオテル・ドゥ・ミクニで三國清三シェフ話を聞くと云う勉強会も開催している。



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2017年02月23日

都電荒川線沿線マガジン「とでんで」に伝統文化の復活「江戸東京野菜」が掲載された。


東京都交通局の広報誌「とでんで」に江戸東京野菜を栽培する、都立農産高校の生徒たちが掲載された

この冊子、都電荒川線沿線マガジンとして、沿線のお薦めスポットやグルメなどを紹介する情報誌として、荒川電車営業所や都営地下鉄駅などで、年6回発行で配布している。




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2010年に里帰りさせた三河島菜は皆さんのおかげで、江戸東京野菜として復活して定着している。

上の画像をクリックする
こちらからも

今回の特集「伝統文化の復活」として江戸東京野菜の三河島菜を栽培している様子が掲載されている。

荒川線が走る荒川区では、荒川線は観光資源だが、今回特集された三河島菜も、「荒川区の観光資源だ」として、観光振興課では位置付けてくれたことから、荒川区のホームページで、何回にもわたってアップデートされていて、NO22号まで確認している。

尚、当ブログではカテゴリの「里帰りした三河島菜」にまとめてある。



posted by 大竹道茂 at 00:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 里帰りした三河島菜