2021年08月17日

井之口さんに依頼したホップ栽培、収穫してビール以外に天ぷらが旨い。


先日、練馬区高野台の井之口喜實夫さんが、ホップを栽培しているが、
依頼主の新福高男社長が、常連さんと収穫に行ったと、
メール添付の写真をいただいた。

あいにくの雨が降り注いていたが、新福社長からホップと聞いて、
ビール製造部門の方と常連さん、そしてご家族の8人で収穫したとか。






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皆さん、ホップの花を、一つひとつつまんでもいでいった。




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2021年08月16日

今日の東京発展には、故郷を追われた人々が居たことを忘れることはできない。


明治後期、東京における人口の増加傾向は、飲料水の量的不足が予想され、明治44年に、明治政府は研究者の調査により、現日の出町の大久野と現東大和市の村山に貯水池を作る案が提示された。

同45年、工費が安く、工期も短いことから村山貯水池案を決定した。
その頃、多摩川では、明治44年(1911)に「9ケ村用水取水口」の樋菅が構築された。

住民の意向も聞かずに決定され、大正3年(1914)1月10日に、一方的に用地買収が始まったことから、同3年1月20日に160軒程の住民による移転反対の住民大会が行われている。




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参考資料「今はむかし大和村(東大和市)」「多摩湖の歴史(東大和市)

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農業は水田と畑作で、畑では陸稲、大麦、小麦、粟、大豆、小豆、甘藷、ニンジン、ゴボウ、大根、菜、白菜等を、自家用に栽培していた。
養蚕に桑、茶や炭焼きは販売もしていた。

用地買収は「裸山一反三百円(坪一円)、木のある山は反五百円、畑反五〜六百円、田反七〜八百円、宅地反七〜八百円、移転料は大小込みで、家屋坪五〜六十円だった。」価格交渉などしても、結果は東京市の言いなりで、

移転先は、主に貯水池の南側・現東大和市で、「千円で土地を買ったので、儲けどころか財産を減らした。」という。


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2021年08月15日

オテルドゥミクニYouTubeに、季節の江戸東京野菜「寺島ナス」が登場した。


当研究会の由井和也さんからメールが届いた。

オテルドゥミクニでは、新型コロナ禍の中で、皆さんにお料理を作って食べていただこうと、「オテルドゥミクニYouTube」のアップが始まったことは、当ブログでも紹介していた。

その「オテルドゥミクニYouTube」チームに由井さんが加わったという。

由井さんは、2010年、都立都立園芸高校時代に、江戸東京野菜に巡り合い、卒業後もかかわってくれていて、今年も実施している、都市大学付属小学校でのミクニレッスンにもメンバーとして、一緒に協力をしてくれている。



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オテルドゥミクニYouTube #451 自家製フムス

由井さんのメールには、
「今回江戸東京野菜の普及の一環でシェフのレシピ動画に
採用していただきました。
寺島ナスは、都立園芸の同級生・大原君が送ってくれました。
とあった。


・今回使用した東京食材は
寺島なす、東京産金ゴマ(小平産)
小笠原特産の薬膳島辣油、利島特産の食用つばき油

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寺島なすは、OKファーム(東京都小平市)の大原賢士さんで、
5月に小平の岸野農園でお会いしている。

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2021年08月14日

新型コロナの感染拡大で、営業時間の制限を受けている中で、新たな企画を検討する「NEW SCHOOL」。


先日、早稲田ミョウガの様子を見たいと、練馬の井之口喜實夫さんに電話をしてから伺った。

早稲田ミョウガは、新宿区の学校給食に使われていたが、新型コロナ感染拡大の中で、授業の長期休校が実施されたことから、学校給食もなくなった。

丁度、早稲田ミョウガのミョウガタケの収穫期に影響が出た。

また、お酒の伴う飲食店は、感染拡大を理由に、営業時間の制限などから苦労をしている。





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そんな中で、早稲田大学戸山キャンパス前のビアレストラン「NEW SCHOOL」は、このような時期だけに、企画をいろいろと考えていて、

井之口さんが、見せてくれたのが、ホップ。
何でも、新福男店長が、栽培してほしいと4鉢のホップの苗を持ってきたという。
試作を依頼した新福さんは、ビールを東京産で作りたいとの思いが生まれたようだ。

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2021年08月13日

江戸東京野菜コンシェルジュの岡本健一さんが、有機農業に取り組んでいた 。


先日、JA東京みどりの坂巻宜政広報係長と「ファーマーズセンター みのーれ立川」で待ち合わせをしたときに、店内の野菜を見ていたら、江戸東京野菜の寺島ナスを売っていたので、清水丈雄さんのかと思って手に取ると、岡本健一とあった。揃いも良いから買った。

坂巻係長に、岡本さんのことを聞くと、武蔵村山市で数年前に就農した方で江戸東京野菜を栽培しているという。
嬉しくなって、今度案内してほしいとお願いしたら、快く案内しますと云っていただいた。





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後日、坂巻係長が自宅まで迎えに来てご案内頂いた。

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岡本さんにお会いして、すぐには思い出せなかったが、何と江戸東京野菜コンシェルジュで6期生。

岡本さんの寺島ナスには、シールが貼ってあって、《安全・健康・環境に配慮して、農薬や化学肥料を使用しないで育てました》とあった。

岡本さんは、杏林大学保健学部卒で、公害や環境分析をやってきたという。
2011年の東日本大震災が起こったことで、安全な食べ物は、有機農業で自分で作ろうと、援農ボランティヤや、農業研修なども行ったという。

当ブログでも、岡本さんが、青梅で働いていた時に何度か紹介していた。

コンシェルジュ協会の企画にも参加いただいている。
更科蕎麦+江戸東京野菜」を味わう、更科堀井の「冬の会」、押上「よしかつ」の新年会にも来てくれた。


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2021年08月12日

「なにわの伝統野菜」に、新たにあの辛いとうがらし鷹の爪が、「堺 鷹の爪」として認証された。


先日、野菜文化史研究センター代表の久保功先生から、なにわの伝統野菜に、新たに「堺 鷹の爪」が認証されたとの、情報をいただいた。

江戸東京野菜の唐辛子は、内藤トウガラシだが、唐辛子として対比するのが、辛さが強い「鷹の爪」だ。

詳細を伺おうと「なにわの伝統野菜」に携わる方々にメールをしたが、早速、難波りんごさんが資料を送ってくれた。





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大阪府では、昔から府内で栽培されてきた、歴史、文化を持つ大阪独自の品目について、「なにわの伝統野菜」として認証してきたが、今年度から、認証品目の拡大から、府内の生産者団体等から、認証を受け付けるようになったもので、その第一号として、「堺 鷹の爪」が認証されたもの。

上の画像をタップする吉村洋文大阪府知事の説明

今回は市民団体の「鷹の爪純粋種保存会 難波利三会長」より提出された資料等を基に、大阪府農政室 推進課地産地消推進グループの認証部会で決定した。

尚、認証部会は、JA大阪中央会、JA全農大阪、府立環境農林水産総合研究所、普及センター、市町村等で組織されている。


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2021年08月11日

昭島市に今も残る水田を潤している立川用水は、新たに多摩丘陵幹線のバックアップ機能を有している


昨年、玉川上水の取水口、羽村を紹介したが、承応3年(1654)に玉川上水は完成した。

羽村より下流域に、玉川上水の完成以後、多摩川の水が、上水南部の水田や農地を潤していた。

昭島市拝島町5丁目近辺に「9ケ村用水取水口跡」がある。
9ケ村は、上流から拝島村、田中村、大神村、宮沢村、中神村、築地村、福島村、郷地村(以上現昭島市)、そして柴崎村(現立川市)を流れた。





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明治44年(1911)に、取水口として樋菅が構築された。

しかし、東京市の人口増加に伴って、狭山丘陵の谷を生かして昭和2年にダム湖の村山貯水池を完成させ、羽村の取水堰で取り入れた水を導水管で村山貯水池の上湖に入れた。



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2021年08月10日

「練馬区立石神井公園ふるさと文化館」に立ち寄った。


昔は8月の末に練馬大根の播種を行っているが、地球の温暖化によって、8月末は、畑の土が焼けるように熱いことから、最近は9月はじめに播種を行っている。

今年は、東京女子学院高等学校で行っている江戸東京野菜の栽培授業で練馬大根の播種を行うが、練馬大根について、興味を持ってくれるような、話題でもあればと、「練馬区立石神井公園ふるさと文化館」に立ち寄った。





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練馬大根も練馬の歴史には欠かせないが諸説がある。

五代将軍綱吉が、まだ右馬頭(うまのかみ)だった時代に尾張から大根の種を取り寄せたのはその一つで、ふるさと文化館では館林藩主時代に練馬で鷹狩を行ったことが「徳川実記」に掲載してあることから、こちらを紹介している。

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2021年08月09日

庭の先に広がる水田、屋敷裏の防風林と竹林、敷居をまたいででこぼこの土間の感触に癒される国立市の古民家。


立川崖線の一部、矢川・青柳への雑木林の道が続いている。先日、「ママ下湧水公園」を紹介したが、それより下流域の国立市泉5丁目に、「国立市古民家」がある。

復元民家の旧柳沢家住宅は甲州街道沿いの台地の上、国立市青柳502番地にあった柳沢家の住宅で、江戸時代後期に建てられ、残されていた貴重建物であった。

昭和60年(1985)に、家主の柳沢勇一郎氏が国立市に寄贈したもので、同市では、平成3年に現在地に移築し、復元工事が完成し、国立市指定有形民俗文化財になっている。





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両親の実家は農家であったことから、入母屋造りの茅葺屋根の造りは似ていて、屋敷地に入ると、子どもの頃が思い出され、心安らぐものがあり、癒される。


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2021年08月08日

〜東京の農業は、オレに任せろ!〜 で当選した広報大使の金子倫康さんを訪ねた。


JA東京グループが昨年の10月から2か月をかけて、東京農業の広報大使を決める総選挙、〜東京の農業は、オレに任せろ!〜を実施したが、

先日、広報大使の岡田啓太さんに、三鷹で偶然お会いしたことから、改めて調べてみたら、他にJA東京みどりとJA東京あおばにおいても後継者が当選していた。

地元のJA東京みどりからは、金子倫康さんが当選したと云うので、JAの原省三さんに聞いてみると、金子波留之さんの息子さんだという。

原さんが2010年に、立川地区で江戸東京野菜を栽培してくれる生産者をまとめて、意見交換会を開催してくれていたが、そのメンバーの一人が、金子波留之さんで、寺島ナスの栽培に取り組んでいただいている。






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東京農業の広報大使というので、JA東京みどりの、坂巻宜政広報係長が紹介してくれるというので、「ファーマーズセンター みのーれ立川」で待ち合わせをして案内してもらった。

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波留之さんが、一仕事を終えて家にいた。
ご近所の消費者用に、今朝収穫した野菜の、千両ナス、寺島ナス、キュウリ、トマト、ミニトマト、オクラが並んでいた。

「しばらく、あってないな〜 !、押上「よしかつ」に行って以来かな ?」という挨拶で始まった。

金子さんは、「みのーれ立川」の運営委員会会長をされ、現在はJA東京みどりの理事をされている。

寺島ナスは、2010年から清水丈雄さんと共に栽培をしていて、地域にリピーターを定着させている。

一時は、馬込半白キュウリも作っていた。

話し込んでいたところに、後継者の倫康(ともやす)さんが「みのーれ立川」から戻ってきた。
今朝収穫した野菜を、納品してきたと云いう。

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