2019年12月16日

2019年度 第1回江戸東京野菜を「見る」「獲る」「知る」「食べる」まるごと体験しよう、が開催された。


2017年度から、中央会の事業を実施組織として江戸東京野菜コンシェルジュ協会が請け負って実施しているもので、飲食店事業者、市場間係者に江戸東京野菜をご理解いただくために開催するもの。

9時半にね新宿南口のJA東京アグリパーク前から30名の参加者を乗せたバスは出発した。

車内では参加者の自己紹介が行われたが、淀橋市場青果卸協同組合の宇田川進副理事長をはじめ淀橋市場、地元東京千住青果(株)、北足立市場協会、流通の果菜里屋。

ホテルメルパルク東京はじめ、レストランなど飲食店関係者も参加いただいた。

「見る」は、生産者の圃場では、江戸東京野菜とのかかわり方を聞くなど圃場の見学、そして「獲る」は生産物の収穫体験を実施する。

 その後会場を移動して、「知る」では「江戸東京野菜には物語がある」の講座、そして、「食べる」で、江戸東京野菜の食べ比べと試食をした後に、江戸東京野菜と東京産野菜満載のお弁当を召し上がっていただくという企画で、まさに「江戸東京野菜をまるごと体験しよう」になっている。




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今回の会場は、23区内地区では、初めて江東地区に・・・。

江東地区で農地があるのが、江戸川区、葛飾区、足立区で、中でも足立区興野で千住一本ネギを栽培している内田家の畑に伺った。

内田家は寛永22年(1644)以前からこの地にお住まいで、敷地内には見沼代用水の支流跡が残っている。

内田宏之さんは、当ブログでも度々紹介しているが、そもそも江戸東京野菜とのご縁は「本田うり」で、内田家ではこれを食べないと夏が来ないというので、販売しないで自宅用に栽培している。

その後、江戸東京野菜を栽培する農家として、地元でも有名になり、千住からつながる下流域の足立区で千住一本ネギを栽培したいという田中社長の願いが繋がった。

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内田さんは、足立区の農業委員をされているが、先代から花栽培を引き継いでいて、花のない時期の空いた畑は、本田ウリや千住一本ネギの栽培をしている。

当日は、千住一本ネギの栽培依頼をした浅草葱膳の田中庸浩社長も参加して、葱卸業者として内田さんの栽培を評価した。
参加者は、内田さんの指導で葱を収穫し、お土産に持ち帰った。


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2019年12月15日

「冬の江戸東京野菜収穫体験&山分け@ファーム渡戸」が今年も12月8日(日)に開催された。


すっかり恒例となり、今回は追加募集も行われた。

「・・・・@ファーム渡戸」では、2015年までは、江戸東京野菜のセット販売をしていたが、泥物(大根・人参など)が多く、洗うなどの手間がかかるため、2016年から、参加者が収穫して、荷造りしてお持ち帰りいただくと云う方式を考案。

渡戸さんは、収穫する江戸東京野菜の物語や、収穫までの苦労話をすることで、収穫する野菜の、興味を引いている。





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この企画、江戸東京野菜コンシェルジュ協会とのコラボ企画で行っていて、募集などサービス部門を協会が担当している。

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今回も、私を含め、佐々木昭理事、上原恭子理事、松嶋あおい理事、川並三也理事が対応、また、コンシェルジュの木村えり子さん、若林牧子さん、増田純代さんには今年もお手伝いをいただいた。


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2019年12月14日

「葱サミット2020 in 大阪」が 令和2年1月19日(日)大阪ガス ハグミュージアム5Fハグホールで開催される


8月の末に、なにわの伝統野菜の一つ
「難波ネギの会」の事務局長をされている難波りんごさんから
メールをいただいた。

来年の1月に「葱サミット2020 in 大阪」
〜難波葱ファミリー大集合〜を開催する計画があるという。

計画では「難波葱」「九条葱」「結崎根深」「千住葱」など、
5種の葱の研究者と生産者の講義に、
5種類の葱の味わいと、料理法について紹介されるという。




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10月になって主催者の
大阪府南河内農と緑の総合事務所 森井喜博所長から、
千住葱の話をしてほしいと
農の機能発揮支援アドバイザー」の派遣要請があった。

先日、チラシが出来たというので送っていただいたが、
難波葱をはじめ
九条ねぎ、千住ねぎ、結崎ネブカ、谷田部ねぎの普及の取組み、
歴史や特徴、栽培などについて紹介されるという。

東京からは、浅草葱膳の田中庸浩社長と伺う予定だ。
田中社長とは、すきや連で、大阪に行っているし、
りんごさんにもお会いしている。

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申し込みはここから


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2019年12月13日

東京すし和食調理専門学校の、和食コースの2年生に江戸東京野菜の食材しての特徴や物語を伝えた。


東京すし和食調理専門学校の生徒さんに江戸東京野菜について教えていただきたいとの依頼が、同校理事「(株)にんべん」の高津克幸社長からあり、

先週は寿司コースの皆さんにお話しをしたことは紹介した。
今回は、和食コースの皆さん58名で、調理は菊池和久講師と志田由彦講師が担当された。

同校は、中国、韓国、ベトナムなど、アジア系の生徒が7割を占めていると伺った。

中国では、日本を旅行した経験から、日本食の健康志向を評価してリピーターとして再来日するひとも多い、また日本食人気の高まりから、大都市を中心に日本食ブームが起こり、和食レストランが増加しているとも聞く。

特に中国の生活レベルが向上していることから、日本料理の資質への要求も高まっているという。

また、韓国もしかりで、日韓関係は過去最悪の中で意外だが、民間交流では寿司をはじめとする日本食人気は高まっているという。




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このような各国の和食ブームを背景に、
本格的な和食の技術を学びたいとする学生達が来日、入学している。

同校の入学条件に、日常の日本語が話せること、
になっていることから、教える側も違和感はない。

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和食コースは、寿司コースの倍の生徒数だから、
地下の広い教室で行った。
私の講座は、映像を見せることから、
大きいスクリーンを用意してもらった。

志田先生の司会ではじまり、プロフィールを紹介してもらった。

講義では「江戸東京野菜とは・・・」から始め、
当日使う、亀戸大根、青茎三河島菜、金町こかぶについて
物語と、特徴などについて説明を行った。

日本の和食店での江戸東京野菜の活用事例等も紹介している。



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2019年12月12日

夢の島熱帯植物館・夢の島公園が実施する森の学校で「江戸東京野菜を知る! パート2!」が開催された。


10月5日に、夢の島熱帯植物館・夢の島公園では平成31年度下半期 森の学校で「江戸東京野菜を知る! パート1!」が、開催された。

その後「江戸東京野菜を知る! パート2!」を募集したが、前回参加者以外、今回は初めて参加された方も半分ぐらいいた。

今回は、寒い中、雨が降っていた。




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前回もそうだったが、低学年が多いということもあり、
保護者の皆さんにお伝えする形で、江戸東京野菜について、
お話をさせていただいた。


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2019年12月11日

鎌倉大根育成プロジェクトでは、鎌倉市関谷の山森ファームで「大根オーナーの収穫」が行われた。


鎌倉だいこん未来研究クラブでは、第5回 鎌倉大根収穫祭を開催したが、当ブログで紹介した。

鎌倉大根は品評会に出品した、野口稔さん、山口勉さん、鎌倉広町市民の会の皆さん、鈴木茂生さんの他、笹野祐子さんなどが自家菜園で栽培していて、菜園はないが収穫をしてみたいと云う、希望者も結構いることから、

同研究クラブでは、今年から「鎌倉大根育成プロジェクト」として、オーナー制による「大根オーナーの収穫」を、鎌倉市農協連即売所で野菜の販売をしている山森ファームの山森金雄さんにお願いした。

このプロジェクトは、栽培区画を購入したオーナーが収穫するという企画で、山森さんは9月15日に播種、以後栽培管理をお願いしていたが、

12月にオーナーによる収穫を行う云うもので、先日実施されたもの。




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大根栽培地に敷かれたマルチの穴一つが1区画(300円)として
200区画を、9月10日20時からネット上で販売、
翌朝の5時には完売となった。

その後、山森さんと相談50区画を追加販売して、
トータル250区画、38人の皆様がオーナーとなった。

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会場には、
遠く千葉県習志野をはじめ、29人のオーナー家族が参加された。

オーナーの花村勝男名誉会長と町田隆彦会長、名和幸子さんも、
金森さんの指導で収穫していた。



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2019年12月10日

荒川区立第一日暮里小学校の伊藤英夫校長に、三河島菜の授業についてお願いしてきた。


荒川区にお住いのフリーランスライターの齋藤香さんが、荒川区の伝統野菜「三河島菜」の品評会を開催したいというので、同区立尾久宮前小学校4年の授業に案内した。

三河島菜は荒川区の観光資源との立場で普及している荒川区観光推進課の担当も紹介した。

齋藤香さんは、区役所の地下レストランで日替わりランチを食べたと云う情報を送ってくれた。

その時のメールで、荒川区で三河島菜を栽培している学校を教えてほしいというので、第一日暮里小学校を紹介したが、
同校の伊藤英夫校長の前任地は尾久宮前小学校でお世話になっていた。
転勤後、ご挨拶をしていないので、齋藤さんを誘って伺った。

荒川区立第一日暮里小学校は
西日暮里駅の西側、小高い諏訪台の西側下に同校はあり、生徒数172名(令和元年7月1日現在)の小学校だ。





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伊藤校長が採種したという三河島菜の種は、瓶に入っていた。
伊藤校長に齋藤さんを紹介した後、尾久宮前小学校の4年生が実施している三河島菜の栽培授業を、来年度は農の機能発揮支援アドバイザーとしてお手伝いをさせていただきたいとお願いをした。

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諏訪台通り沿いの校門には、高村光太郎のフクロウの像と「正直親切」の記念碑がある。



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2019年12月09日

大嘗祭の庭積机代物として供納した井之口喜實夫さんにお願い事があって伺った。


大嘗祭の庭積机代物として、東京都農林水産感謝実行委員会(須藤正敏会長)では、東京区内からキャベツ、北多摩地区が東京ウド、南多摩地区が東光寺大根、西多摩がシイタケ、島しょからは天草を選定して、供納されたことは紹介した。

東京区内地区を代表してキャベツを供納した井之口喜實夫さんのお宅に、先日伺った。





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井之口さんにお会いして供納までのご苦労を伺ったが、

供納には、昔市場に出荷するときに使った竹籠を使おうと
キャベツ3個入り用の竹籠をあつらえたという。

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その籠が置いてあったので、お話を伺ったが、
今、竹籠を工芸品として作る人はいても、出荷用に作るところが無い。

籠一つがキャベツ何十個分もする価格だとかで、
宮内庁以外、明治神宮、大國魂神社、地元神社と幾つも作ったという。

天皇皇后両陛下は、11月22日に伊勢神宮で「親謁の儀」に臨まれた。

井之口さんは東京都農林水産感謝実行委員会として
12月2日、3日に伊勢神宮にも奉納してきたという。

長い間、ご苦労様でした。



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2019年12月08日

生き物文化誌学会の学会誌「ビオストーリー」の32号「特集日本の野菜」が届いた


7月4日に山形大学の江頭宏昌教授からメールをいただいた。

「生き物文化誌学会」という文理融合の学会があり、野菜、特に伝統野菜を特集したいとのこと。
「現代社会と野菜」の項の一つで、江戸東京伝統野菜の話題を中心に「野菜と地域振興」というテーマ(仮)で紹介していただけたらと思うのですが・・・・。
とあった。

江頭教授からご推薦をいただいたので、喜んでお引き受けした。

誠文堂新光社の「ビオストーリー」32号「日本の野菜」の特集は、
1部 野菜へのまなざし、2部 伝統野菜の現在、3部 現代社会と野菜、に分かれていて、3部の野菜と地域振興の項で、東京の事例を、依頼されたもの。

これから伝統野菜の復活に取り組む場合の、一つの手法として参考になればと書き記した。



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江戸東京野菜と地域振興
目次

都市住民対策として1981年、江戸の農業を学ぶ
「江戸東京ゆかりの野菜と花」の発行で復活のベースができる
東京の伝統野菜を「江戸東京野菜」と呼ぶ。

都内に50本の農業説明板の設置
亀戸大根から始まった地域興し
地域商店街の活性化に品川カブを

夏野菜のエースに寺島ナスを復活し普及
都心で生きながらえて早稲田ミョウガ
美濃の真桑ウリを江戸て

命をつなぐ砂村一本ネギの授業が千住ネギでモ始まった。
料理人のリーダ−が注目した、江戸東京野菜づくり
ブログ「江戸東京野菜通信」でネットワークづくり
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2019年12月07日

第13回 練馬大根ひっこ抜き競技大会が、「世界都市農業サミットin練馬」のイベントとして開催された。


練馬大根ひっこ抜き競技大会は13回を迎え、練馬区内を大泉地区、石神井地区、練馬地区の順で会場が決定されるが、今年は練馬地区で、地域のリーダーでもある、吉田茂雄さんの圃場で開催された。

今年は、天候異変や、台風の被害など、厳しい自然環境で、大根の生育を心配してきたが、1か月前に当ブログで畑の様子はお伝えしている。

特に今年は、練馬区が世界農業サミットを計画されていて、その企画にも加えられて、各国の代表も練馬大根の収穫体験をした。

世界農業サミットについては、中瀬勝義先生が「お江戸舟遊び瓦版712号」で紹介している。




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大会には、江戸東京野菜コンシェルジュの、右から、齊藤朝子さん、福島珠美さん、左端が渡邉和嘉さんで撮影は、佐々木昭理事。

吉田さんは、2016年には東京都を代表して宮中に精粟を献穀している。

2017年には練馬大根の播種に伺ったこともある。
今回も、主催者の練馬区とJA東京あおばの要請に快く引き受けている。

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大会会長の前田燿男練馬区長、JA東京あおばの洒井利博代表理事組合長などのあいさつの後、吉田さんが生産者として、練馬大根の抜き方などについて説明をした。



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posted by 大竹道茂 at 00:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 粋な江戸っ子は白首大根