2020年08月15日

都立瑞穂農芸高校の横山教諭を訪ね、同校における江戸東京野菜「雑司ヶ谷のカボチャとナス」が栽培されていた。


都立瑞穂農芸高校の横山修一教諭から電話を頂いた。
頂いた電話だったが、
同校における江戸東京野菜の栽培の現状を聞いた。

雑司が谷カボチャと雑司ヶ谷ナスが実っているというので、
都合の良い時間を聞いて10時に伺った。

瑞穂農芸では、
食品科の生徒による「江戸東京野菜食品科プロジェクト研究チーム」
が横山教諭の指導で江戸東京野菜を栽培していて、

今年の1月にはテレビ朝日「ごはんジャパン」の取材を受けて、
伝統大蔵大根に、雑司ヶ谷カボチャのちりめんタイプ、
そして下山千歳白菜を見せてもらったが、立派なものだった。





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上の画像をクリックする
今年収穫したした檜原村の在来種「おいねのつる芋」と、
奥多摩の在来種「治助芋」を種芋にする分を見せてくれた。

写真左上、渡辺早生ゴボウがタネを実らせていたが、
横山教諭が園芸高校時代に渡辺早生を育種した
渡邉正好翁を紹介している。



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2020年08月14日

育ててくれた恩師の墓前に、江戸東京野菜の復活普及を報告させていただいた。


連日の猛暑が続いているが、盆の入りと云うことで、
朝早くに墓参りをしてから、実家の仏前に線香をあげた。

せっかく近くまで行ったので、
練馬区錦の圓明院にある、恩師の墓前にお参りをしてきた。
2010年2月に亡くなられたので、10年になる。

宅地並み課税については「江戸東京野菜の物語」にも書いたが、

都市に農地はいらないとした国の政策、農地の宅地並み課税
に対して、国政に立ち向かった際に、三大都市圏の農家代表を
されていたのが、加藤源蔵先生(当時JA東京中央会会長)で、
都市農業一筋に歩まれた方だった。




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「江戸東京ゆかりの野菜と花」をはじめ、
江戸東京シリーズ3冊を農文協から刊行したのも、

江戸東京の農業説明板の50か所の設置企画も、
GOの決済をしてくれたのが、加藤先生だったから、
今日、江戸東京野菜の復活のきっかけを作ってくれた。
師の生き方に学ぶこととが多く、私を育ててくれた恩師だ。

上の画像をタップする
加藤先生の顕彰碑が建立されたのが2011年4月だったが、
発起人に加えていただき碑文の原案を書かせていただいた。

改めて、碑文を読んだが、加藤先生の幅広い活動から、
改めて加藤先生のご遺徳を偲んだ。

しばらくして雷雨がパラついてきたので、寺を後にした。
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2020年08月13日

東村山の果樹園久安から「令和2年度 本日開園」のチラシが届いたので、出かけた。


連日の猛暑で、熱中症かと勘違いして、
新型コロナウイルスの大規模なクラスターが発生したとの、
ニュースが流れていた。

東村山の「果樹園 久安」から「令和2年度 本日開園」のチラシが
入った封書が届いた。
チラシには、新型コロナウィルス対策に万全を期し対応する
旨があったので、猛暑だったが出かけた。

同園の園主中村博さんには、2010年に江戸東京野菜の普及とともに、
東京農業の振興にも取り組んでいたことから、
レストラン等からの需要にこたえるために、
東京の先進的な果樹栽培の「果樹園 久安」を、当ブログでも紹介した。





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園主の中村博さんには、お会いできなかったが、
後継者の中村竜太さんが幸水を収穫しているところだった。

竜太さんは、
2006年に広島県農業技術センターで葡萄の根域制限栽培について
学んできたことから、梨栽培にも取り入れたようだ。

上の画像をタップする
かつて、キュウイフルーツを栽培していた自宅裏の果樹園は、
ぶどう栽培と同じ、根域制限の多摩湖梨として、
幸水、秀麗、あきづき、を栽培していた。


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2020年08月12日

一般財団法人都市農山漁村交流活性化機構から地産地消コーディネーター派遣地域の募集チラシが届いた。


都市農山漁村交流活性化機構では毎年、
「地産地消コーディネーター派遣事業」を実施している。
農水省では、国産農産物消費拡大事業(農林水産省補助事業)を
実施しており、

令和2年度も引き続き実施するが、同事業の一環として、
学校等施設給食における地場産物の利用拡大について
課題を有する地域に対し、その課題解決に向けた助言・指導を行う。

これは、地域からの申請に基づき、
地場産物の供給体制づくり等の知識や経験を有する専門家を
派遣すると云うもの

                                                    


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応募できる対象は
地産地消活動を推進する組織・団体、学校給食の調理場、
保育園、幼稚園、病院、福祉施設、自治体、JA、生産者組織等

・派遣申請受付  2020年7月22日(水)〜9月4日(金)
・現地への派遣  2020年9月下旬(予定)〜2021年2月中旬

上の画像をタツプすると事業説明。
今年度も、地産地消コーディネーター派遣事業の登録承諾書が、
募集チラシと共に届いたので承諾する旨の文書を提出した。


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2020年08月11日

練馬の井之口さんの畑から「江戸千住」の夏ネギが出荷されたが、葉先まで柔らかくできた。


江戸東京野菜の千住ネギ保存会副会長の井之口喜實夫さんが
アドバイスに何度か渡邉和嘉さんが試作する畑に行っていたので、
久しぶりに井之口さんのお宅にお邪魔した。

今年の4月だったか、浅草葱善の江戸千住の苗を定植した。
田中庸浩社長とは、夏ネギが出荷できればと話していたようだが、
すでに、2回ほど浅草葱膳に出荷していて、

畑に残った江戸千住も、良く生育して、出荷を待っていた。
後継者の勇喜夫さんにもお会いした。






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上の画像をタツプする

すんなりと夏ネギが出来たわけではないようだ。
話を伺うと、定植した当時は、温かだったが、
その後、急に寒くなったのが、ネギの苗に影響を与えたようだと、
田中社長は云う。

ネギが、気候の変化から身を守るために、
ネギ坊主を抽苔させたものもあったようだが、それらは処分した。
以後は、順調な生育を見せて、立派な夏ネギとなった。

今年は長雨が続いたので、何度も土寄せをすることは出来なかった
しかし、葉先まで柔らかく、美味しいネギが出来た。



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2020年08月10日

昔のトマト「世界一」を栽培している東久留米の "ぽかぽかファーム" に行ってきた。


先日、押上「よしかつ」の店主佐藤勝彦さんと、
電話で話していたらトマトの話題となった。

昔のトマトが食べたいと云う、お客さんが結構いて、
トマトの話になるとトマトにまつわる思い出話しは尽きない。

このトマト ”世界一“ は、子供の頃に食べた思い出がある。
大きくて揃いが悪い、今のトマトは甘いばかりだが、旨味もある。

東久留米の横山さん姉妹にお願いして、栽培しているというので、
昔のトマト”世界一”が見たいと、横山さんに電話をして伺った。






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三つ並んだハウスの一つに、案内いただいた。

上の画像をタツプする
トマトのハウス内は、土埃が舞うほどフカフカだ。
花が咲くまで水をやるが、咲いてからは水はやらない。
栽培の基本だ。

無骨な形の果実が生っていた。


トマトが日本に渡ってきたのは江戸時代だ、
ナス科のトマトは「赤茄子」と呼ばれ、鑑賞用だった。

食用として普及したのは明治の初めだが、昭和に入ってようやく
消費者の間に広まった。

世界一トマトの消費が伸びるのは
戦後しばらくしての20年代後半で、その頃、小学4-5年生で、
母親の実家の畑でよくもいで食べた思い出がある。



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2020年08月09日

小学館の "サライ" 9月号が送られてきた。誰から贈られたのかは読み進んで分かった。


サライ8月号が小学館から送られてきた。
封筒には発送していただいた方の名前もなかったので、
誰が送ってくれたのかと思いながら、

大特集の〜受難の時代を超える智慧〜「僧侶に尋ねよ」を読む。

特集には、
〜旬の野菜や果物に、発酵食品やスパイスを組み合わせて〜
「免疫力を高める 夏の手作りジュース30」、

特別企画の「暮らしを変える文具」も好きな企画だ。





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上の画像をタップする
頁をめくっていくと122頁に、にこやかな笑顔が目に入った、
定番「朝めし自慢」に成田重行先生が掲載されていた。

3ページにわたり「地域開発プロデューサー」の肩書で、
江戸東京野菜の「内藤トウガラシ」の他に、「そば」「中国茶」
についても著書があり造詣が深い。

もしかして、成田先生が送ってくれたのか、いや、小学館の封筒だ。



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2020年08月08日

練馬区が取り組む練馬大根伝来種保存委託事業の採種が、大泉の白石農園で行われた。


五代将軍の徳川綱吉が、将軍になる以前に右馬頭(うまのかみ)
の地位だった時に、尾張から大根の種を取り寄せて、
桜台の名主・大木金兵衛に命じて作らせたと伝わっているが、

江戸城の北に当たる城北の地(練馬、板橋、北)は火山灰土が深く、
柔らかいことから、長い物がよく収穫され、
練馬大根をはじめ、滝野川牛蒡、瀧野川人参は、
当時はどれもが1b級の長さだった。

練馬大根は、綱吉の時代から320年の年月を超えて、
今日に伝わっている。

産地の練馬区では、練馬大根伝来種保存委託事業として、
練馬大根を栽培する渡戸章さん、白石好孝さん、五十嵐透さんの
三人の代表的な生産者に種の保存を委託している。






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7月中旬に、練馬大根の莢割りが行われたとの話を聞いたが、
生憎、先約があったので行けなかったので、
話を聞きに白石さんを訪ねた。

近所の奥さん方が野菜を買いに来ているところだったが、
目ざとく私を見つけて、声をかけてきてくれた。

良いところにきた、今収穫したところだからと、
この時期の白石農園一押しの ”茶豆” をいただいた。
白石さんありがとうございました。

白石さんの圃場で栽培した大根の中から、どれを残すか
選ぶのは何年か前に取材している。

昨年12月に、選び抜いた練馬大根を、3人が分けて持ち帰り、
自分の圃場で埋め戻し、花を咲かせて各々が莢を乾燥させていた。

上の画像をタップする
白石農園は、
渡邉和嘉さんが江戸東京野菜の採種をしている村田農園の隣なので、
練馬大根の花が咲いているところを5月中旬に撮っていた。



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2020年08月07日

フリーペーパー「東京メトロニュース」8月号の早稲田駅コーナーに ”早稲田みょうがビール” が掲載されました。


西早稲田にあるレストランバー ”NEW SCHOOL” の
オーナー新福高男さんからメールが届いた。

NEW SCHOOLは、東西線の早稲田駅から5分、
早稲田ミウガの説明板がある穴八幡宮の南側にあるお店で、
早稲田ミョウガの生ビールが出来ると新福オーナーから案内があり、
早稲田鶴巻北町会の大山峻会長などと
ジョッキを傾けたものだ。


昨年は、早稲田ミョウガタケの収穫時に伺っているが、
今年も3月だったか、伺う予定でいたが、
新型コロナウィルスの感染拡大を恐れて、
急遽中止になってしまっていた。

メールには、フリーペーパー「東京メトロニュース」8月号
早稲田駅に ”早稲田みょうがビール” が掲載されました。
メトロに乗るときには各駅で配布しているので見てください。
とあった。


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今年は、テイクアウト用に、瓶ビールにしたと云う。

上の画像をタップする
細長い「TOKYO METRO NEWS」のトップページの上部には
「早稲田ミョウガの、ほろ苦さが極立つビール」が掲載され。

中面5頁の早稲田駅では、
早稲田ミョウガ使用のクラフトビールが絶品! と掲載されている。

尚、お店は営業していますが、
事前に、営業時間を確認してお出かけください。
NEW SCHOOL
03-3232-2626まで

追申


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2020年08月06日

都内在住と鎌倉在住の20代メンバーが結成した「佐助シェア畑」グループが、畑作業に汗を流した。


鎌倉大根を作ろうヨ!!プロジェクト」を展開しているのは、
鎌倉市佐助の人形作家・佐藤エダさんで「福来鳥」の女将。

大根料理の「福来鳥」の畑をシェアしたいと云う若いグループが、
枯れた鎌倉大根など、草ぼうぼうだった畑の一部を耕し始めた。

そもそもは、リーダーの一人藤田香澄さんが、女将のエダさんに
鎌倉で市民農園など畑が借りられないかと、相談したところ、
「うちの畑があるわよ」と、とんとん拍子で実現したと云う。

地元佐助稲荷に伝わる伝説の鎌倉大根を栽培する畑の隣が
「佐助シェア畑」になる。

リーダーの藤田さんと、宮地祐義さんが、7月27日に
”鎌倉でシェア畑はじめます!一緒に畑やりませんか?”
とFacebookで呼びかけたら、
すご〜い! やりた〜い!!」と、今回17名が参加した。

学生時代の同級生(20代)や知人等、都内と鎌倉在住が半々ぐらいで、
反響の大きさに、驚いたという。






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リーダーの藤田さんは右端の座っている方、右から2人目が宮地さん。

梅雨も上がり、8月2日(日)、福来鳥のシェア畑では、
皆さんが作業する姿をメンバーの一人木曽高康さんが
写真を撮って送ってくれた。

畑には土肥梨恵子さんも、皆さんの働きぶりを見に来たという。

土肥さんは藤田さんの元同僚。2015年女将のエダさんに依頼されて
「鎌倉大根プランコンテスト」を実施した方で
当時講師として招かれて、お会いしている。

上の画像をタップすると参加者


シェア畑の発案者・藤田さんは「生産に携わりたかった」とのこと

「スーパーに行けば全国各地の野菜がいつでも手に入る状況に
疑問を感じています。

地産地消ができるのではないか、
もっと環境にも人にも良い方法で生産できるのではないか。
それには自分が生産の工程に携わって、
できる限り無農薬で土への負荷も低い方法を探りながら・・・」
と云う。

日頃、交配種の一代雑種の野菜を食べている皆さんには、
野菜本来の味を知り「旬」を体験してもらいたい、
それには神奈川の伝統野菜栽培もお勧めしたい。

栽培指導は「地方の知り合いの農家さんにもFacebookで
グループに入っていただき、農業指導やコメントをいただく」
と云う。

「規模は小さいかもしれませんが、日本や世界の農業が抱える課題の
構図を知る第一歩になるかと思っています。」
と栽培の主旨を教えてくれた。


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